《性別違和》

Part2

小学生の頃、テレビで性別違和の人達が出てきた時、父に「お前は、こうなるんじゃないぞ」って言われたよね。その時「えっ、何でそういう事言うんだろう」と思ったよね。それと「へぇ～、こういう世界があるんだ〜。良いな～」とも思ったよね。やっぱり貴方は、子供の頃から、女の子になりたかったんだよね。女の子になったら「こういう服が着たい」とか「お姫様になりたい」って強く強く思ってたよね。でも買ってもらう服は、いつも男の子の服ばかり。母に「もっと服に興味持たなきゃ駄目!」と何度も何度も言われたよね。興味持てないのは、私からしたら当たり前なのにね。あのね、将来の私は、女の子の服を着てるんだよ。しかも外を歩くの。ビックリでしょう。でも当たり前なんだよね。偏見の目で見られて、一時的にやめてしまうけど、顔も体も女の子になって、これからずーっと女性として生活出来るようになるんだよ。だから、挫けないでね。