胡蝶蘭を空へ
僕と彼女の人生は、いつだって層を成していた──。
ロマンチックでもなければ、幻想的でもない。運命の紐が結びつけた僕らの出逢いは、どうしようもなく運命的だった。美しすぎる想い出を、記憶を、ずっと大切に胸に抱いたまま、二十五歳となった僕は今でも変わらずに彼女を想い続ける。
例え彼女が、僕との想い出をすべて失ってしまったとしても……。
ロマンチックでもなければ、幻想的でもない。運命の紐が結びつけた僕らの出逢いは、どうしようもなく運命的だった。美しすぎる想い出を、記憶を、ずっと大切に胸に抱いたまま、二十五歳となった僕は今でも変わらずに彼女を想い続ける。
例え彼女が、僕との想い出をすべて失ってしまったとしても……。
一章 忘れたくないもの
1 君の好きな花
2016/08/29 19:12
(改)
2 ハナニラは揺れる。
2016/09/04 17:31
(改)
3 花言葉は……
2016/09/09 20:59
(改)
4 繋ぎ人
2016/09/25 19:41
(改)
5 名前
2016/10/08 20:05
(改)
二章 In tiers
1 一希の八月 ─目指すべき場所─
2016/10/09 16:09
(改)
2 朝蘭の九月 ─少女の天秤─
2016/10/17 21:13
(改)
3 一希の十月 ─思い出してくれよ─
2016/10/31 14:40
(改)