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02 目が覚めると・・・

少年

「うぅ・・・いつつ・・・」


少年が目を覚まし、後頭部に手を当てながら上半身を起こした


少年

「クソ・・・何処か打ったかな・・・あっ!『  』!!!」


そう言って少年はある人の名前を呼んで立ち上がり周りを見た、少年の周りには何もなく、ただ真っ白い空間が広がっているだけであった


少年

「ここは・・・一体何処だ!?・・・何が起こっているんだ?・・・それに傷が治ってる?・・・」


少年はここに来る前の記憶をたどった


少年

「確か・・・あいつが原爆を東京に運んで爆発させようとして・・・俺と『  』、『  』、『  』で止めたが・・・海自の潜水艦の魚雷を受けて沈没間際になって・・・『  』が俺を生きて欲しいって言って転移さしてくれたけどすぐに時風に戻って・・・それで『  』と一緒に死ぬのを覚悟して・・・ん?」


少年は自分の記憶をたどっていると、ある事に気付いた


少年

「もしかして・・・ここは天国か?俺って死んだのかな?・・・」


少年は自分が死んだ事を分かった、しかしひとつ腑に落ちない事があった


少年

「『  』は・・・何処だ?あの時に一緒に海の中に・・・」


少年が考えていると・・・


ゴトンッ!!!


少年

「ん?何だ?」


何か落ちた音が聞こえて少年が後を振り返った、振り返った先には何か細長い物が落ちていた


少年

「あれって・・・もしかして・・・」


少年が落ちている物の所まで近付いた、落ちていたのは・・・


少年

「やっぱり・・・」


少年の前に落ちているのは日本刀だった、それも2本


少年

「『  』の刀と俺の長船だ・・・でもなんでこんなところに・・・」


そう言いながら少年は日本刀を手にとり、長船と呼んだ刀を腰につけ、『  』の刀と言った刀を背中に背負った


少年

「さて・・・早く『  』をさがさないと・・・」


そう言って少年は辺りを見回した


少年

「何もないな・・・これじゃ何処に行っても・・・」


少年がそう呟いた瞬間・・・


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・


少年

「な、何だ!?地震か!?」


突然白い空間に大きな揺れが起こった


少年

「け、結構デカいな・・・」


少年はその場に伏せ、揺れが収まるのを待った


少年

「くっそ・・・こんな所で止まっている場合じゃないのに・・・ん?」


ふと顔を上げると少年がある事に気付いた


少年

「なんだ?・・・あの黒いの・・・」


少年の見ている方向から白い空間のひとつに小さな黒い物体のような何かが見えた、少年は揺れが収まらない中、その黒い物体のような何かの方に向かって走り、黒い物体のような何かの前についた


少年

「これは・・・」


黒い物体のような何かの正体は亀裂だった、少年の体格でどうにか入れそうな亀裂だった


少年

「・・・この中に『  』はいるかもしれないな」


そう言って少年は亀裂の中に入って行った


亀裂の中は、先ほどの白い空間とは違い、そこが見えないような真っ黒な空間だった


少年

「さっきの所より寒いな・・・しかし揺れが収まったな・・・」


少年が亀裂に入った後すぐに揺れは収まった、少年は黒い空間をしばらく眺めていた、すると・・・


ゴゴウンッ!!!


入って来た亀裂が閉じてしまった


少年

「閉じた!?」


少年が驚いていると・・・


??

「少年よ・・・」


黒い空間から、背筋の凍るような声が響いてきた


少年

「だ、誰だ!?」


??

「少年よ・・・貴様は数えきれないほどの罪を犯した・・・」


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