第四十三話:魂の伴侶と二人旅! アイリスとタナカ、世界を巡る献身
第一節 リナの別れと新たな刺激
リナ、アイリス、タナカ(人型)は大陸の山脈地帯で合流を果たしましたが、リナは「絶対予見」を覚醒させたばかり。彼女の「刺激を求める魂」は、アイリスの「絶対聖光」をもってしても満たされませんでした。
リナ:「お姉様、タナカさん。お二人と一緒だと、私が本気になれないわ。私は、団長様を超える『世界の真理』を見つけるため、一人でこの大陸の奥地へ行くわ」
アイリスは、妹の独立を認め、強く抱きしめた。「わかったわ、リナ。あなたなら大丈夫。タナカが言っていたように、あなたは自立した最強の天才よ」
タナカは、別れ際のリナに深々と一礼した。「リナ様。どうか、ご無事で。私の献身は、アイリス様を通じて、貴女たちの平和のために続きます」
こうして、リナは単独で大陸の奥地へと旅立ち、アイリスとタナカは、「魂の伴侶」としての二人きりの旅を再開することになりました。
第二節 旅路での「絶対聖光」の活用
二人旅の目的は、「世界の真理」を探し、アイリスの「絶対聖光」をさらに高めること。アイリスは、タナカが傍にいることで、物理的な増幅なしに、精神的な安心感と安定した制御を得ていた。
タナカは、かつて装備として果たしていた役割を、人型の知恵と献身で補った。
ある時、二人は、悪天候で道に迷い、危険な魔獣が棲む森に足を踏み入れてしまった。アイリスの魔力だけでは、広範囲の索敵は難しい状況だった。
アイリス:「タナカ。この森の魔獣の配置と、魔力の流れの最適解を教えて。私はもう、あなた無しでは戦術を組めないわ」
タナカは即座に答えた。「御意に、アイリス様。アイリス様の魔力構造と、森の環境魔力を最適化すると、北東の崖沿いに、最も効率的な突破ルートが存在します。魔獣の配置も、絶対聖光による一撃で無力化可能な位置です」
タナカは、装備の力ではなく、転生者としての知識と解析能力を最大限に使い、アイリスをサポートした。アイリスは、タナカの完璧な指示に従い、絶対聖光を駆使して、一滴の汗もかかずに森を突破した。
第三節 装備を超えた「伴侶」の存在
夜、焚き火を囲む二人。アイリスは、穏やかな表情でタナカを見つめた。
アイリス:「タナカ。以前は、私の身体の一部であるブラジャーとして、私を守ってくれていた。今は、人型として、私の傍にいる。どちらのあなたも、私の魂の伴侶よ」
タナカは、アイリスの言葉に深く感動した。彼は、自身がブラジャーの魂であるという非論理的な事実を、アイリスが愛と信頼という最も論理的な力で受け入れてくれたことに、胸が熱くなった。
タナカ:「アイリス様…私は、装備としてだけでなく、タナカという人間として、永遠に貴女の献身を誓います。貴女の騎士としての強さと、貴女の望む『真理』を、この魂の全てで支え続けます」
アイリスは、タナカの献身に応えるように、彼の手にそっと触れた。彼女にとって、タナカはもはや、魔力を増幅する道具ではなく、自身の存在を完成させるために不可欠な、最も大切なパートナーとなっていた。
第四節 旅路は続く
アイリスとタナカの二人旅は、物理的な強さだけでなく、精神的な絆を深める旅となった。王都の秘密を守るレオンハルトたちの存在を信じ、二人は、さらなる強敵と世界の謎を求めて、大陸の未踏の地へと進んでいくのだった。
リナ様と別れ、アイリス様との二人きりの旅が始まりました。タナカです。
私はもう、アイリス様の物理的な魔力を増幅する装備ではありません。私の本体は、アイリス様の絶対聖光によって完璧に守られており、私の人型は、知識と献身という形でアイリス様の戦術と精神を支えています。
アイリス様が私を「魂の伴侶」と呼んでくださったこと、そして、私の人型としての存在を「最も大切なパートナー」として認めてくださったことに、私は深い喜びを感じています。私のブラジャーの魂は、これ以上の献身の報酬はありません。
王都では、ゼオン氏が私の「論理的な遺言」を継ぎ、アルフ君を安定化させているでしょう。私は、アイリス様の旅を支えるという最も大切な使命を果たすため、彼女と共に世界の真理を探し続けます。
私の献身は、永遠にアイリス様の傍にあります。




