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転生したら騎士学生のブラだった件  作者: 沼口ちるの


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第三十七話:頂点の証明! アイリス、騎士団最強へ「触れることさえ不可能」

第一節 覚醒後の実力試験


アイリス・ライトが絶対領域の増幅を完全に断ち切り、自身の力である「絶対聖光」に覚醒してから数週間。彼女の実力を騎士団全体に再認識させるため、騎士団トップランカーとの連続模擬戦が組まれた。


アイリスの強さを知る兄レオンハルト(ランク3)、アメリア(ランク3)、そしてガウェイン(ランク2)の三人が、アイリスに挑むことになった。


レオンハルト:「アイリス。もう、お前の強さはタナカの増幅ではない。全力で来い!」


アイリスは静かに頷いた。「お兄様、アメリア様、ガウェイン様。今の私を見てください」


タナカ(田中一郎)は、備品整理のふりをして訓練場を見守る。彼のブラジャーの魂は、主の身体から放たれる自立した純粋な聖光に、深い満足を感じていた。


第二節 ランク2ガウェインの敗北

まず、騎士団で最も経験豊かな実戦指揮官であるガウェインが、アイリスに挑んだ。ガウェインは、以前アイリスに敗北した経験から、彼女のスピードとパワーを徹底的に封じる戦術をとった。


しかし、増幅なしで覚醒したアイリスの動きは、以前の「増幅された最適解」とは根本的に違っていた。


アイリスの剣は、「絶対聖光」によって極限まで制御されており、ガウェインの防御陣の最も薄い一点を、正確に、光速で突いた。


ガウェインは、アイリスの剣を弾こうと試みたが、彼女の剣が放つ「純粋な力」は、以前の増幅された魔力よりも質が高く、ガウェインの剣は空を切った。


パキン!


アイリスの木剣は、ガウェインの喉元に突きつけられた。ガウェインは、自分がアイリスの身体に触れることさえ不可能だった事実に、戦慄した。


ガウェイン:「馬鹿な…以前の力とは比較にならない。君はもう、私とは違う次元にいる…」


第三節 三人同時攻撃の無効化

次に、レオンハルト、アメリア、そして敗北したガウェインの三人が、連携した同時攻撃をアイリスに仕掛けた。三人の実力者が、戦術的に完璧なタイミングでアイリスを包囲し、攻撃を放った。


アイリスは、「絶対聖光」を全身に纏った。それは、絶対領域の防御障壁とは違い、アイリスの意志の赴くままに形を変える、純粋な光の鎧だった。


アイリスは、一切動かなかった。


レオンハルト、アメリア、ガウェインの三方向からの攻撃がアイリスに到達した瞬間、アイリスは光の鎧を一点に収束させ、三人の攻撃を、「団長アトラスの魔力収束」に似た制御力で、完全に無効化した。


そして、彼女は、収束させた光を瞬時に三方向へ拡散させ、三人の騎士の体勢を完璧に崩した。


三人の騎士は、アイリスに近寄ることすら叶わず、敗北を喫した。


アメリア:「これが、装備に頼らない純粋な力の完成度…団長アトラスに匹敵する、制御の極致だわ」


第四節 騎士団の頂点と兄の重圧

この模擬戦の結果、アイリス・ライトは騎士団において、団長アトラスに次ぐ、誰も手がつけられない絶対的な存在となった。彼女は、タナカの増幅なしで、王都の騎士団の頂点に立ったのだ。


団長アトラスは、模擬戦の結果を聞き、静かに微笑んだ。「ついに、アイリス嬢も自立した絶対性を手に入れたか。これで、私に挑む資格ができた」


アイリスは、騎士団の頂点に立ち、団長アトラスという最後の壁に挑む準備を整えた。一方、兄レオンハルトは、妹がもはや指導者など不要の絶対的な強者となったことを悟り、タナカから受けた「秘密の調整」の使命の重さを改めて噛み締めるのだった。



模擬戦で、妹アイリスの絶対的な強さを、身をもって知りました。ランク3に昇格したばかりのレオンハルトです。


私、アメリア様、ガウェイン様という騎士団の主力三人がかりで挑んでも、アイリスの「絶対聖光」には、触れることさえ不可能でした。彼女は、タナカの増幅という装備の力を超え、団長アトラス様と同じ制御の極致に到達したのです。


これで、ライト家は、アイリスという王都最強の騎士と、リナという大陸を旅する天才という、二つの絶対的な柱を持つことになりました。


私は、タナカの秘密を知り、その調整を受けてランク3に上がったばかりです。しかし、アイリスの成長は、私に新たな使命を与えてくれました。それは、彼女が団長様に挑む間、そして彼女が騎士団の頂点に立った後、この規格外の姉妹の「秘密と安全」を、騎士団の組織の中で完全に守り抜くという重圧です。


私は、タナカから受けた力を、妹たちの指導者としてではなく、彼らの秘密の守護者として、最大限に活用しなければなりません。


次なる物語で、アイリスは団長アトラスに挑むでしょう。私は、騎士団幹部として、彼女の戦いを支えます。

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