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転生したら騎士学生のブラだった件  作者: 沼口ちるの


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第二十七話:真の天才! リナ、姉を圧倒し「団長の高み」へ

第一節 姉妹対決と最強の装備


リナが騎士学園で独自の覚醒を遂げたことを受け、姉アイリスは妹の真の力を見るため、模擬戦を申し込んだ。アイリスは120%の性能に復活した絶対領域ブラジャーを装備し、団長アトラス打倒という目標に向け、自信に満ちていた。


「リナ!お姉ちゃんが、最強の装備で相手をしてあげる!本気でかかってきなさい!」


「はい、お姉様!これが、私自身の力よ!」


タナカ(田中一郎)は、騎士団の訓練場の隅で、この姉妹の頂上決戦を見守っていた。今回は、リナの意志によりタナカからの遠隔調整は一切ない。


(リナ様はもう、俺のサポートに頼る必要がない。この模擬戦は、リナ様自身の強さを証明する舞台です)


第二節 絶対領域VS光の魔眼

模擬戦開始。アイリスは、復活したユニーク能力による圧倒的なスピードとパワーで、リナに猛攻を仕掛けた。


聖光突進ホーリーブレイク!」


アイリスの剣は、以前ガウェインを破った時以上の破壊力を持っていた。しかし、リナの瞳は光の魔眼を輝かせ、アイリスの剣の「未来の軌跡」を完璧に予測していた。


リナは、アイリスの光の奔流が到達する、わずか一瞬前の隙間を突いて、紙一重で回避する。その動きは、極限まで無駄が削ぎ落とされており、アイリスの猛攻は一度もリナに命中しなかった。


アイリス:「なっ!?なんで当たらないの!?」


タナカは驚愕していた。(リナ様の回避は、俺の「最適解」を遥かに凌駕している!あの魔眼は、アイリス様の絶対領域の全自動防御よりも、一歩先の未来を予測している…!)


第三節 装備を超えた制御

アイリスは焦り、絶対領域の魔力増幅をさらに高めた。その魔力の奔流は、リナの回避を不可能にするほどの広がりを持っていた。


しかし、リナは回避だけでなく、攻撃においても驚異的な制御力を見せた。


リナは、アイリスの魔力防御のわずかな揺らぎ、魔力の薄い一点を、光の魔眼で特定した。そして、その一点のみに、自らの魔力を針のように収束させた一撃を放った。


パァン!


アイリスの絶対領域による防御障壁に、一点集中の衝撃が走り、一瞬、アイリスの動きが硬直した。リナは、その隙を見逃さず、アイリスの剣を弾き飛ばし、喉元に木剣を突きつけた。


「勝負ありです、お姉様」


第四節 団長と同じ高みとタナカの献身

訓練場は、静寂に包まれた。アイリスの最強の装備が、妹の自力で覚醒した才能によって完全に封じられたのだ。


レオンハルトは、妹の勝利に歓喜しながらも、リナの「一点集中」の魔力制御が、団長アトラスの「魔力収束」と似た、絶対的な力の制御の片鱗だと気づいた。


ガウェインとアメリアは、言葉を失った。


アイリスは、息を切らしながら、リナを抱きしめた。「リナ…すごいわ!あなたはもう、私を超えている!」


アイリスは、リナがタナカのサポートなしでこの力を得たことで、ある真実に気づいた。


アイリス:「タナカ…あなたは、私の強さのために、私の妹を最強の騎士に育ててくれたのね…」


(アイリス様…!貴女に、その献身が伝わっただけでも…!)タナカは人型として感極まり、涙をこらえるのがやっとだった。


リナは、姉とタナカの強い絆を感じながら、最強の姉妹騎士として、団長アトラスという真の頂点を目指すことを誓った。


リナに完敗しました。騎士団のアイリス・ライトです。


私の120%に復活した絶対領域をもってしても、リナの剣は止められなかった。リナの瞳は、私の最強の一撃を予測し、私の魔力防御の最も弱い一点を正確に突いてきたんです。


あの「一点集中」の魔力制御は、団長アトラス様が私に見せた「絶対的な制御」の片鱗そのものでした。リナは、私という装備の強さを超越し、自己の強さを確立したのです。


そして、この勝利は、タナカの真の献身を私に教えてくれました。


タナカは、私に「装備への依存」から脱却させ、基礎を鍛えさせました。同時に、私の傍にいながら、秘密裏にリナの才能を開花させ、私を超えさせた。それは、リナが強くなることが、私の騎士としての未来を支えることになると信じていたからです。


タナカは、私の装備の調整者であるだけでなく、妹の師であり、そして、私とリナの二人分の守護者だったのです。


私は、最強の装備と、最強の妹という、二つの絶対的な力を手に入れた。私はもう、団長様という壁に臆することはない!


タナカ、あなたとリナ、二人と一緒に、私は騎士団の頂点を目指します!

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