そうだ、ごはんを食べよう
仕事するのは当然ながらごはんを食べる為に。光熱費、医療費、生きる為に様々な費用は働かないとえられないから。
お子さん、お孫さんを育てる為にもあるのです。凄いな、お母さん。素敵だよ、おばあちゃん。本当に、頭が上がりませんよ。
でもね、いるのね。凄く意地悪な人がね。なんでそんなに酷いのかと、がっかりしますよ。
自分を護るのはなんとかなる、一応打たれ強いから。よし、大丈夫だ、自分。
と、いうことで、私は闘った。
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ハラスメント、嫌ですよ。受けた方は大体憔悴されちゃう。ご存じかと思うけど、職場を去っちゃう方いますよ。
こいつ、またやってる。毎日、毎日、うるさくてたまらない。人と揉めるのはしょっちゅうで、その度に業務は止まる。
その出番が、私にまわった。あと少しで本日の業務が終わる寸前でしたね。相手があれこれと私が執り行っている作業にケチを付けてるのが分かっていた。
普段のこともあった、相手はこの前も他の従業員に対して怒鳴っていた。その状況を笑い飛ばした従業員に、私は思いっきり叱った。失敗したからと激しく怒る、それを嘲笑う第三者。どっちも虐めだ、ああ、嫌だね。
色々と、沸々してた。黙って作業をして欲しいよ。もう、いい。よし、わかった。
闘おう。
口での決戦。ああ言えばこう言う、喧々諤々、はあ、年上に口ごたえするな? 何それ? ああっ! まだやるのかいっ!!
はあ、はあ。
ああ、やってしまった。
もう、終わりだね。さらば職場、さらばだ我が人生よーっ!!
……。あれ? 首がつながっている。何故?
結構派手に闘ったのに、どうして? あ、明日は指定休日だ。
そうだ、ごはんを食べよう。
帰宅した私は食欲があったーー。