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残暑日記
1.エスカレーターのベルトがカクカクとリズム良く揺れる。口角が上がってしまい、自分をオイオイとツッコんだ。
何考えてんだよ、昼間から。きっと自分は病気なのを日々が経つにつれ、強く感じる。それにしてもペロペロ食べるタロアイスは、やっぱり美味い。昨日はあんなにダラけてて気力も無く、苦しかったのに。
今はバカ元気だ、なんで????????
これはただのバグか、俗に言う、躁鬱の可能性が非常に高い。
2
このまだセンチメンタルにならなくてもいい、夏の終わり頃。気分がこんなにも落ち込んでいるのは何故なのか、知りたい。このままじゃ肌寒くなる季節は乗り越えられない気がする。
3ノーメイク
吸引バイブを手にしたまま、枕元に置いたはずの、布が少な過ぎる脱ぎたてが、どこかに行ったのをイラつきながら、探す余力も無く、寝落ちした夜は暑苦しかった。歯磨きしたっけ、でも変な夢は最近見なくなった。Tシャツには汗が何度も滲みる。今日こそはちゃんとメッセージを送ろう、そして年末までの目標は、頑張らないことだと決めた。
4。
ほら、泣かないで。もらい泣きはしたくないよ。見てこの写真、馬鹿みたいだね、楽しそうだね。また今年も色々あってね。まだ九月が開幕したばかりなのに、なんだか今年はもう終わった気分なのは、何でだろう。
5
あなたにストーリーズを見られただけなのに、こんなに嬉しいのは重症だ。うん、私が百悪い。ごめんね!でも絶対に謝らないから、嫉妬させた方が悪いから、キスしてよね。そしたら許してあげる。
6
大音量で耳を痛める。
そして至る箇所の皮膚の表面を、力いっぱい摘む。気持ちがいい。声が出るぐらい。良すぎて、引き出しの中からいつもの小さなピンクのカッターナイフを取り出した。ちゃんと消毒して、ゆっくりゆっくり皮膚に入れていく。
深呼吸後、世界がやっと消音され、今日初呼吸をしたみたいに、体が喜んでいる。濃すぎる赤は無音に無音に溢れて出す。それは何よりも美味しそうで、つい舐めてしまって、おいおい!これじゃさっきも消毒意味ないやんって思った。うん。やっぱり2年ぐらい錆びたネジの味。それが消えないうちにジンで一口、喉を通し、咥えてライターで先に火をつける。そして、また深呼吸。この全過程は、十秒以内がおすすめ、世界のどの珍味よりまろやかで、最高。
7
一応禁酒日記のおまけだから、お酒について書いておこう。正直夏の終わり頃、室外温度が心地よく、遅くまで明るいし、良く飲み友たちに誘われるから飲み始めてもいいけど。
免税店から買って来た子達もキッチンに飾ってあり、それ用のトニックも氷もあるけど。
きっと今じゃない!今じゃダメだ!メンタルがとても不安定なこの頃、また消毒液の海で溺れるのはごめんだ。というか、その結果が見え見えだから、避けておきたい。試験終わりでボロボロになってしまい、しっかり日本に帰って回復しようと思ってた馬鹿はここにいました。色々ありすぎて、板挟みもいいもんだ、あんなとこもう一生帰らない。それでまたドイツに帰ってきてこの様だよ、大体メンタルマイナス二百と言ったところかな。
そしてやる事が多すぎて、どれから手を付けたらいいのか、迷って考えて、何も進まない毎日。もうちょっと自分にしっかりして欲しい。でもやる気もヤル気もないのは、きっともう少し回復すれば良くなる。いや、絶対良くなってくれ!じゃなきゃとてもとても困る。
8
じゃあ
痛くてもいいでしょう
ほら
もっと感じて
気持ちいいでしょう
苦しい助けて
9
雨とカプチーノは合うね、やっぱり
10
この日記は宅飲み記録日記に進化してもいい気がしてきた。最近良くみんなと座りながら深夜にとても深いい話をして、そのお供にはアルコールが必須だ。そこでは前までついてた悪い習慣のガブ飲みもしないし、チビチビ度数の高い奴らを飲むだけだ。うんそうしよう。
11
目が覚めたのは五時、生理の血が下着と肌に張り付いていて、それがどうしても気持ち悪くて、布団から一秒も迷わずに出たら。寒くて震えた。何と9月12日なのに、8度しかない。
???
血のついた布を洗い流し、やっぱりあの少し落ち着く鉄の錆びた匂いがする。そしてもう一度眠りにつく。いい夢を見た。あの伝説の学校で、高校一年生に進学して、中学の仲良かったグル達といつものカフェで数学のテスト対策をしていた。なんてなんてかわいい夢だろう。高校に行ったこともなければ、あのカフェはとっくに潰れてしまった。さっきまでの笑い声の温かみが部屋に残っているみたいだ。懐かしい、懐かしいすぎて涙が静かに出た。
みんな何しているんだろう?元気かな?
また放課後遅くまで残ってUNOしながら教室の火災報知器を鳴らしてみたい。先生に怒られて、教員室を出た瞬間にまたヘラヘラして、あの楽しかった日々に戻りたい。ふとこんな何年前のことを思い出していた。何年前だっけ?2010年だから、14年前だ。え?嘘だ?数字を見てまたいちいち驚いた。ニコチンを吸い込んでからみる夢はいいもんだ。
11
朝から金縛りに何度も会い、目が醒めた頃には11時だった。ラムレーズンチョコレートマドレーヌの出来はいいもんだ。キーボードありがとう。
12
“あら、素晴らしい大人達ですね”
をカタカナで訳すときっとこうなる
バカナバーカバッカ
13
バニラ煙が部屋に充満して、精神が犯されて、思想が体内で爆発して、文字が指先から噴射する。気持ちいい、ため息が漏れる、眼差しが虚になり、唇を重ねて、人間のフリをして、日曜日を食す。
14 Lovers Do
コンフューズを煮込み込んで、隠し味に紫陽花を。しっかりめに開脚をした午後は、君の名前を漏らしながら、誰かの上で。熱い背中のせいで冷たい夢をまた見そうだ。
15空秋飽症
お願い、もっと。。。
それを言い終える前に加速はされていく。お互いさっぱりしているこういう関係の方が、ちょっとマックに寄るぐらいのテンションで楽しいい。色んな人にはごめんだけど、そんなのどうでもいい。生きてく上で必要なものだから、こっちは大事な生存問題抱えてるっつうの。
16
見上げれば、いつもそこは緑。
立ち止まって目を閉じる、太陽が心地いい。あれ?サンクリーム塗ったっけ?まぁいいや。なんかタバコの匂いがする一口貰おうかな。今日こそはアニメをみたらちゃんと書類を提出しよう!(フラグ)
17
目が覚めると、胸元が既に苦しかった。何を詰め込めばいいのか分からず、部屋の温度は低い。低すぎて君に電話してしまった。
“今すぐ来て、毛布の中で暖まろう。”
18
そろそろまたアルコールを投入していい時期が来たのかもしれない。じゃないともう持たない。今度こそは酔って赤信号で惹かれて、ゲーム終了な気がする。まぁそれでもいっかなんて思ってしまうことが増えてる。
19what a Game of Life or Life of Game
ちゃんと髪を乾かしたよ、最近急に体重が増えて一瞬再発を疑ったけど、どう考えてもきっとストレスで食べ過ぎたせいだ。でもやっぱり穴が空いたビニール袋みたいに、空気が抜けていく。刺激でやっと膨らましても追いつかない。そんな秋に向かう日々。もう本当にダメな時は草を巻いて5本束ねて、一気に吸ってみよう。
20緊急ブラウニー
何もない日には食べたらダメだよ。
そう君に言われてた、ブラウニー達は、小さ過ぎる個包装に一つずつ真空パックされて、冷蔵庫に大人しく。歯止めが効かなく、五個目の袋を開け、その袋の音で興奮している自分はきっとダメなところまで来てしまった。もう取り返しのつかないぐらい遠い遠い場所へ。グルグルする、気持ちいい。
21ノーチプカ・ルズパ<-
残暑初秋はパンプキン・サァドリーパイをカプチーノと一緒にたっぷりいただく。
シナモンが効き過ぎて、美味しいせいか涙が溢れる。毛布が暖かい、夏につけてたお気に入りの香水が無くなってしまった、半袖の思い出達を片付け、写真を本棚付近に並べる。ふと、まだ少し夏の蒸し暑い匂いがした、体があの暑苦しさを求めている。信号待ちに手のひらに舞い込んだ落ち葉に軽く唇をつけて、深呼吸に花火夜を思い出す。
22キラキラドリーム
あなたはきっと私の首を思う存分に締めないと気が済まないようで、それに気づけた今、苦し過ぎて、呼吸が成り立たない。今夜はたくさんゴールドアクセを沢山着けて、ほんの少しでも金縛りから逃れることを祈ろう。
23これは波ですね
専門医はそう言う、これは脳が炎症を起こしている、大変な病気だと。悲しみとストレスは脳を萎縮させて、骨折した足を安静するみたいに、脳に出来るだけ安定に、回復を待ちましょうと。ふと思い返して怖くなった、今日もまた脳に刺激を送り過ぎて、多過ぎる頭痛薬にカフェイン、それを纏る何度も味わった高潮とそれを落ち着かせる為の多過ぎるニコチン。
これはこれは、やっちまったな。
24
雨だ、心地いい。こんなにも目玉焼きを美味しく感じてしまう体はどうしようか?
25ごめんね
チョッカーが外され、おでこに軽いキスをしてから、君に包み込まれるように寝た夜は深い眠りにつけず、浅く寝返りを打つたびに、優しくゆっくり首元に唇をつけてくれて、恋人繋ぎをぎゅっとしていた。あのまだ気温は上がり始めたばたりに日は恋に落ちれなかった自分を嫌いになっていた。
26
“相変わらず体が熱いね”
君はそういう。
リスがカッとして、森は真っ赤になった夜。カプセルの印場所を噛んだ、弾ける音を思い出して、ブドウ味の煙が部屋に充満していく。さっきまで血の流れていた場所はいつのまにか美しい跡でできていた。
“そうだよ、きっと心が冷たいから。”