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異世界に召喚されたけど商人になりました。  作者: シグマ
第4章 ギルド依頼
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#22 対面販売と情報収集


 ワーウルフの討伐という依頼を受けたのだが、その前に回復薬と剣を冒険者達に販売することになった。


 まだまだ人員が不足しているので作製がなかなか進まないので割り増し価格を設定しているのだが、それでも他の商会から売られている商品より品質が高くかつ安いそして持ち運びが容易など様々な利点があるので飛ぶように売れた。


 そして買いにくる冒険者を観察していると、帯剣するためのベルトなどの小物類、そして防具に目がとられる。


 様々なモノがあるのだなということは勿論予想通りなのだが、見るからに粗悪品を使っている人が結構いるということに衝撃を受ける。


 命の危険が隣り合わせだというのに、見ているだけでこっちがハラハラしてしまう。


■■■


 持参した商品を売り切った所で、クエストについてきてくれているエルラーとヒソネに話を聞いてみる。


「見ていると冒険者って使い捨てのような安物の装備品を使ってる人が多いみたいなんだけど、これが普通なのかな?」


「まぁ最初は武器にはお金をかけて他が疎かになってる人も多いわな」


「そうですね、駆け出し冒険者を脱してDランクまで達するとそこそこ装備も整ってくるのですが、最初はお金も無いけどその重要性に気付かないのです」


「へぇーそうなんだ……」


 冒険者達の実力の底上げを図ることが魔王討伐への近道だろうから、この辺は何とかしなければいけないだろう。


「まぁその辺は帰ってから考えようぜ。それよりクエストだろ? さっさと片付けてしまおうぜ」


「そういえば聞いていなかったけどエルラーとヒソネさんって戦闘は出来るのですか?」


 自分よりは戦えるだろうということで何となく付いてきてもらったのだが、戦えないのなら危ないかもしれない。


「ああ、俺はたまにサボ……素材を回収するために自らいろんな所に行ってるからそこそこには戦えるぞ」


「……サボ?」


 ヒソネが眉をひそめるのでエルラーは誤魔化す。


「いやいやいや、冗談ですよー。 それでヒソネさんはどうなんです?」


「まぁ私は戦うことは苦手です。情報収集とかなら得意なのですが」


 やはりただの商会の人間なので、戦いが得意という訳では無いそうだ。


「まぁ当然のことながら僕は力になれないかもなので、頑張りましょう」


「なんだそれ、俺たちにフォローを頑張ってくれということかよ……」


「まぁ背中は任せたよ」


 ということで一旦商会に戻って装備を整えてから、ワーウルフ討伐に向かった。



売れ行き好調でもその影で誰かがスリスリ。

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