消えていた思い出は鮮やかに蘇る。
過去編です(笑)
「ちょっ!!莉那!!起きて!!」
「ふぁ!?」
「ふぁ!?じゃない!!教室に戻るよ?」
「あ、うん。」
ぱっと起きる。
うーん...随分寝てしまった。
みんなが講堂から出ていく。
「私達も行くよ。」
「うん。」
少し日だまりの余韻を残したまま、
のそのそと歩きだした。
* * *
クラスに戻り席に着く。
「あ、そだ。イケメンだよ♪」
「え?何が...?」
何のことだろう。
「え...。教育実習生だよ!」
「あ...いたね、そーいえば。」
「そーいえばって...。」
呆れてものも言えないようだ。
だって興味ないんだもん...。
一応彼氏だっているし...。
「ほんと、恋愛に興味ないよねぇー・・・。」
「そ、そんなことないよ!」
「いいじゃん。莉那はさー・・・。」
何もよくないのに...。
「どこが...。」
「すべて。顔もよければ頭もいい。
そして天然、ドジっ子。」
すべて私ではない気が...。
「何の妄想...?」
「妄想じゃなくて莉那そのものだけどね...。」
「?」
よくわからないなぁ。
「はい!よく聞け!」
担任が大声で声をあげる。
「教育実習生を紹介する。入ってこい。」
そういって2人の男がはいってくる。
ん...?
なんか見たことのある男の人がいた。
...誰だっけ...。
「自己紹介してくれ。」
「はーい。冬野慧眞です。」
明るい声が教室に響く。
と...うの...けい...ま...?
「慧兄!?」
私は声をあげる。
「莉那!?久しぶりだなっ♪」
前とは変わらない
優しくてあたたかい笑みを私に向ける。
「...久しぶり。」
ぎこちない笑みをつくる。
「お?知り合いか?」
担任は不思議そうに尋ねる。
「はいっ!昔の幼馴染みですよ。」
あははって笑いながらも先生に話す慧兄。
そして次の先生が名前を言う。
「俺は桐谷 栄人。よろしく。」
黒髪でメガネをかけてて
明るい声色の桐谷先生をみて昔の慧兄を思い出した。
...慧兄。
それは私の初恋。
そして元彼氏。
あの時の優しい慧兄は私の憧れで
同時に惹かれていった。
でも...
やっぱり駄目だったんだよ。
慧兄と付き合うなんて。
―――――――――15歳、秋。
「慧兄?」
「あ、莉那!来たぞ。」
そこにいたのはいつもと違う慧兄だった。
「く、黒髪っ!?」
「そう♪似合うっしょ?」
いつも茶髪だった髪は見事に真っ黒になっていた。
「ど、どうしたの!?」
「ん?まぁ気分転換。」
「適当だね。」
少し呆れて笑う。
そんな会話をして喜んでた私だった。
あのときまでは。
難しい(笑)
恋愛の小説は設定が困難だぁぁぁぁぁ(((ry