表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この世に神様っているのかな  作者: 玲惡-REO-
1/5

墮天使の諦め

私は、ふつーの中学校に通ってる、ふつーの中学生。

特に趣味もないし、自慢出来る事もない。

というか、どちらかといえば

落ちこぼれだ。

運動も、勉強もできない。

そして、仲がいいという程のともだちも全くいないのだ。


こんなんだから、たまに、いや頻繁に

自分は生きてる意味があるのかなって思う。

人間、一つくらいは取り柄があるのにさ、

どうして私はなんにもないんだろ。

本当に、私は何にもできないの。


でも、私も頑張ってみたの。

あるとき、

こんな自分はいやだ、

自分を変えたい、

と思って、

思いきって生徒会長に立候補した。

内申点も上がるし、目立つのって嫌いじゃないから。

けど、見事落選した。

私の代わりに当選した人は、

目がとびきり大きくて、色白で、声も可愛くて、いわゆる美人だった。

それに比べて、私は目が細くて、肌の色なんて外で遊んでないのに黒いし、地味。

結局、見た目なんだ。

だって、その人の公約なんて

給食時間を増やす、

給食時間を早める、

給食時間を...etc

だよ。

ありえないよね。

給食時間が発達するだけじゃん←

みんな、彼女の魅力に惹かれて投票したんだよ。



そしてまた、

私の心は暗闇へ堕ちていった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ