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和歌について
和歌について?
一定の文字数で、言葉を綴り表現する日本の古典詩で、五音と七音を基調とする長歌、短歌、旋頭歌、片歌などの総称で、平安時代以降は主に短歌を指すようになりました。
設立時期は
和歌の設立時期は少なくとも七世紀(古墳時代)と推定されています。そして、歌人として有名な額田王が宮廷の儀式で和歌を詠んだとされており、古事記には和歌の母体とされる「上代歌謡」が収められています。
さて、少し額田王について解説して行きたいと思います。
額田王は最初、大海人皇子(後の天武天皇)の妃でしたが、その見目麗しさから、大海人皇子の兄である中大兄皇子(後の天智天皇)に気に入られ、額田王を自らの妃にしました。(諸説あります。)また、このことが、中大兄皇子の息子である大友皇子と争った原因でもあるとも言われています。