マリー・アントワネットについて
皆さんは、マリー・アントワネットについて、どんな感じ方をするだろう。贅沢女?フランスを奈落の底まで突き落とした悪女?と思われるのかもしれない。
では、皆さんに質問です。ある所に、貧乏な伯爵夫人がいました。彼女はとても貧乏で、生活にも困窮していました。さあ皆さんは王や王妃である立場だったのならば、助けますか。私は、多分助けます。理由はわかりません。この歴史を知っているからこそ私は、多分といったのでしょう。現にマリー・アントワネットはこの伯爵夫人を助けました。そして、伯爵より二つ上の公爵の位を与えました。そのことが他の貴婦人の間でもおこりました。
また、贅沢女といわれていますが、贅沢をしたのは王妃になって子供が生まれるまでの話で、最初に生まれたマリー・テレーズ・シャルロット王女が生まれたのが、彼女が23歳の時でしょう。戴冠式は19歳で、色々といそがしかったことを考えると落ち着いた、20歳くらいかた贅沢を始めたと過程し、22歳くらいで妊娠が発覚したと考えよう。確かにその贅沢で国は借金を抱えるだろう。しかしそれだけで、国は取り返しがつかないくらい国が傾くだろうか、なぜ、国が傾いたかというと先代のルイ15世の借金がものすごかったからである。ここから見ていくとマリーアントワネットは歴史の渦に巻き込まれた被害者だったのかもしれない。