DVD
知り合いと一緒にDVDを借りた。
心霊内容の恐ろしいDVDだ。独りなら絶対借りない。誰かと一緒だから見れるのだ。
お菓子やジュースお部屋へ持ち込み、カーテンを締め切って、テレビの明かりのみの薄暗い環境でDVDを再生した。
最初はお菓子やジュースに手が伸びていたが、次第に恐さに引き込まれてじっくりと見いっていた。
独りなら恐怖で震え上がっているだろう。絶対に独りでは見れない。やはり誰かがいるのはありがたいなぁとつくづく思った。
「なぁ、今の内容は特に恐かったな」
「....」
「お、おい、、、」
「...すー、すー」
「!!」
知り合いは寝ていた。
結局私はその恐ろしいDVDを独りで見ていたのだ!!