コンテスト用あらすじ(梗概)※ネタバレ注意
コンテスト用のあらすじ(1000文字程度)です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
幻獣チルドレン あらすじ(梗概)
第4次世界大戦から200年後の地球にクラゲのような寄生生物ポルムが出現した。ポルムは地上のあらゆる生物に寄生した。寄生された生物は脳を支配されて運動能力が開花して生物を超える存在になった。それはドミーと呼ばれるようになり、生き物に襲い掛かる。
人間たちはポルム、ドミーと戦ったが人類の8割が死亡。生き残ったわずかな人類は地下へと逃げた。
その時ギリシャではマダー博士とブラックと呼ばれる彼の従者を中心として『対ポルム組織ジズ』が地下にて結成。ジズは2つの武器を生み出した。
1つ目は『P液抽出丸』──通称『飴』。ドミーと互角に戦えるという肉体強化の薬。2つ目は『アース』。これは宝石のように輝く石の名前だが一番の特徴は幻獣の力が宿されていること。適合者と呼ばれる者がこのアースを使用できる。
適合者は自分のアースで体を傷つけてそれを代価に幻獣を体に宿し、炎や氷など魔法の力を操ることが可能となる。2つの武器を手に入れたジズは地上に勢力を拡大していた。そんなある日、ジズの兵士ファインは地上で横たわる赤髪の少年を発見する。
自分の名前すら分からない少年は記憶を持っていなかった。レリフ・エイドと名付けられた少年はジズに加わることになり、幻獣ジズのアースの適合者となる。エイドはジズクラスに配属されて少女ニアース、少年カインと共にエイドは2度の大きな戦争を体験する。
1度目はアンチジズ組織ライコスとの戦い。元ジズ所属のイーサン率いるライコスとの戦いは大きな犠牲を払ったがエイドたちの活躍もあり敵を撃退。しかしドミーが大群となって押し寄せた2度目の戦いでジズは組織ごと壊滅。
生き残ったエイドたちはかつての敵イーサンと再会。彼らは最後の戦いへと向かう。その相手はジズ設立者のマダーとその従者ブラック──その正体は幻獣の始祖パン。
アース適合者であったマダー博士も幻獣の恩恵を受けており、それは命さえも創造する力。彼はその力でポルムを生み出して人類を滅ぼし地球の再生を狙い、本当の神になりたかった彼は永遠の命も欲した。
そのために不死の力を持つ幻獣ジズに適合できるエイドを創った。エイドたちはマダー博士との死闘を制すもパンが発動した魔法で世界は滅びていく。それを止める唯一の手段は自らが幻獣となりこの世界になること。
生き残った3人のアースの幻獣は奇しくも陸、海、空をベースにした幻獣。しかしそれは人間を辞めること、死と同然。だが彼らは各々のアースを手にその命を捧げた。
それから数千年後の世界では再び人類が暮らしている。