序章
パタリ、と本を閉じる音がした。そして、詰めていた息を吐く音。
ここは日本のある場所、「死神」の家である。
「死神」とは何か。恐らく、皆がそれを聞くだろう。それを話すにあたり、この「死神」の生い立ちを聞いてほしい。彼は今、「史上最高にして最強の死神」と呼ばれるほどとなったが、そうなるまでの道のりは果てしないものであった。恐らく殆どの「死神」は優秀であろうがなかろうが異常な苦労をしているが、彼はそれ以上の苦労をしていると言える。だからこそ、彼のことを知り、理解し、彼と同じ目線に立って考えてほしい。自己満足でもいい。他の人と意見を交わしてもいい。ただ、自分なら…と考えほしい。
おっと、無駄話が過ぎたようだ。
彼はふと時計を見た。現在は西暦2132年3月6日am02:56。しまった、読み耽り過ぎた、と彼は頭に手を当てた。彼が読んでいた本は、哲学書だ。でも、一般販売しているものではない。彼の師が書いたものだ。内容は追って説明しよう。
さぁ、彼の生い立ちについて話そう。
そして、それは「死神」とは何かについて話すのと同義となる。貴方は知ることになる。
ー「死神」とは何なのか。その正体を。
お話を読んでいただきありがとうございます!!
初めまして、こんにちは!修羅男と申します。以後お見知りおきを…!
この度、昔っから考えてたお話を書いてみよう!と思い、こうして書かせていただいてます。今回は序章なので登場人物名も何も出さず、「死神」というワードだけ出しました。と思いきや、あらすじにバリバリ書いてあるので意味ねぇななんて思ってますw
今回は非常に短いのですが、これから徐々に文量も多くしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
また、ツイッターの方で投稿したということを伝えるようにするので、よろしければ確認していただけると幸いです。ユーザーIDは@1n0k6です。よろしくお願いします。
それでは、次回またお会いしましょう。