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素敵なご主人様  作者: 黒影たかし
13/27

13話 狂気の魔女

 私はご主人様からドラゴン退治の話を聞いているけど、ちょっと意外だった。


 小さい頃から聞かされて来たのは、聖剣士レイヴィタンの英雄伝


 でも、ご主人様が語るのは、そんな仰々しいお話では無く、何処にでも居る冒険者のお話。


「そ、それでどうなったのですか?」

「僕達がエリクサーを手に入れて、洞窟から出ようとした時、ドラゴンが戻って来たんだ」



 ◇◇◇



 洞窟の入り口からは、ドスドスと響く様な足音が聞こえてきた。


「おい! ドラゴンが戻って来たぞ」

「しっ! 声が大きい」


 慌てたカイの声を制して、シルが結界魔法を展開する。俺達パーティーを結界で隔離した様だ。これで匂いでドラゴンに気が付かれる事は防げる。


「どうするのよ?……戻って来ちゃったわよ」


 エルメスが不安そうに洞窟の方を見ている。


「参ったな、身動きが取れない」

「いっそ、あいつがもう一度出かけるまでここで待つか?」


「お~、それいいね、カイ冴えてるな?」


 レイとカイは名案だとばかりに頷き合う。


「ちょっと!私の魔法も長くは持たないわよ」


 どうやらシルの結界魔法の発動時間それほど長く無いらしい。結界が切れると、嗅覚の鋭いドラゴンは直ぐに我々の存在に気付くだろう。


「それに……いつ狂気の魔女が戻って来るかもわかりませんしね」


 ライドが決定的な事を言う。


 確かに狂気の魔女と対峙するなど、正気の沙汰とは思えない。相手は大賢者と呼ばれる高位の魔道士。まともな戦いになる訳は無い。しかも大量殺人者だ。絶対にお会いしたくない相手と言える。


 全員でどうした物かと悩んでいると、メイの猫耳がピクピク動いて音を拾った。


「ね、ねえ! いびき聞こえない?」

「なに?」


「ドラゴンのいびきだよ、この音」


 斥候のメイがドラゴンのいびきが聞こえると言いだした。


 全員で耳を澄ませると、確かに洞窟から「ぐー ぐー ぐー」といびきの様な音が聞こえる。


「寝てるのか?」

「これはラッキーだな、こそっと抜け出そう」


「あんた達バカなの? 気付かれるに決まってるでしょ?」


 エルメスは呆れた顔で特攻バカ二人を見ている。


「じゃあどうするんだよ?」

「今考えてるわよ!」


「きっと大丈夫だって、ヤツは腹いっぱいで気持ち良く夢の中さ」

「あんたじゃあるまいし、そんなに鈍い訳ないじゃないの」


 カイとエルメスの会話を聞いていたライドが、何かを想い付いた顔になる。


「シル、あなたの魔法でドラゴンを結界で包めませんか?」

「できるわよ、でも音は防げないわ、あと魔力の行使で気が付く可能性はあるわよ」


「気配さえ殺す事ができれば……エルメスの風魔法で出来るだけ音を遮断する事はできますか?」

「完璧じゃないけど、なんとかなるわね」


「では、その方法でこっそりと抜け出しましょう」

「さすがライド! 脳筋とは違うわね」


「うるせぇ!」


 俺達は早速行動に移った。シルがブツブツと小さな声で詠唱を始め、ドラゴンを結界で包み込む。


「風の精霊、お願い! ウィンド」


 エルメスの精霊魔法で、俺達は一人一人が風の膜で包まれる。


 人を中心に小さな旋風が起きている様な感じだ。これでガチャガチャと鳴る鎧の音は軽減できそうな感じ。全員が頷き合うと、斥候のメイから研究室を出て、洞窟の広い空間へ入った。


 ゆっくりと慎重に歩き出すメイ。


 猫耳獣人だけあって、メイは足音を立てずにゆっくりと進んでいく。


 その様子を研究室の入り口から全員が息を飲んで見守る。寝ているドラゴンの横を通り過ぎたとき……ドラゴンの目がパっと開いた。


「ひっ!!!」

 

 ドラゴンと目が合い、メイは小さな悲鳴を上げる。


「マジックシールド!」

「マジックアロー!」

「風の精霊よ、我が命に従い敵を撃てっ! ウインドカッター」


 ドラゴンの目が開いた瞬間、シルはメイにシールドを掛け、ライドとエルメスは攻撃魔法を発動していた。レイとカイの二人も抜剣して同時に駆け出していく。


『ガァァァァァァァァ!!!』


 ドラゴンが咆哮を上げると同時に着弾する攻撃魔法。それを物ともせずに、尻尾の一撃がメイを襲った。


 シルの張ったシールドを突き破り、尻尾に打たれてメイが数メートル飛ばされる。レイとカイは同時にドラゴンに斬りかかった。


「くっそ、固い!!」


 カイの剣は、鱗を傷つける事しか出来ない。


 対するレイの剣は白く輝き、ドラゴンの片腕を深く切り裂いていた。


「カイ! メイを連れて外へ! シルは回復!」


 レイの攻撃に怯んで、一歩後退したドラゴン。その隙に指示を飛ばすレイ。


「わかった!」


 倒れいてるメイに駆け寄るカイ。カイが到着する前に、シルがヒールを掛けている。メイの体を白い光が包む。


『ガァァァァァァァァ!!!』


 咆哮を上げるドラゴン。レイを睨みつけると、口を大きく開いた。


「水の精霊よ!悪しき物よりわが身を守れ ウォーターウォール!!」

「マジックシールド!!」

「ウォーターボール!!」


 レイの前に水の壁が出来、その後方に更にシールドが張られる。ダメ元で水球をドラゴンの口の中に打ち込むライド。


『ゴォォォォォォォーーーー!!!』


 開いた口からドラゴンブレスが放たれる。同時にレイは横に飛んだ。


 ライドのウォーターボールは効かず、水の壁もマジックシールドもブレスで簡単に消滅した。


「あっちぃーーー!!」


 横に飛んだ事でブレスを躱したレイだが、それでもダメージを受ける。すかさずシルのヒールが飛んできて回復した。


 Aランクのパーティーだけあって、連携は完璧だ。


 しかし相手が悪すぎる。


(あぶねっ! 今のはヤバかった!)


 間一髪で躱したが、ブレスの威力が予想以上で変な汗が出る。ブレスを吐き終わったドラゴンに隙が出来た。すかさず懐に飛び込んで剣を振るうレイ。


 レイの持つ魔剣は確実にドラゴンにダメージを与えるが、致命傷には程遠い。


「ロックバレット!」


 レイが切り込んだ直後にはレイにも隙が出来る。そこを狙われ無い様に、ライドが岩の弾丸をドラゴンの顔に命中させる。目元を攻撃されて、嫌そうにしたドラゴン。斬り込んだレイはその隙に距離を取った。


 ドラゴンも、流石に二度も斬られたので少し警戒している。


「ここままではマズイですよ、ここは後退しましょう」


 ライドが撤退を進言してくる。レイも同感だった。


「二人とも、俺が次に斬り込んだら、出口へ向かって走れ!」


「了解」

「わかったわ! 『プロテクション!』」


 シルが防御力UPの魔法をレイに掛ける。


『ガァァァァァァァァ!!!』

 ドラゴンの方が先に動いた。


 吠えると同時にレイに鋭い爪が襲い掛かる。横に飛んで躱すレイ。


 しかし、それはフェイントだった。レイが横に除けたので、そのままシルとライド目掛けて突進してきた。


(マズイ!!)


 シルに爪を振り下ろそうとするドラゴン。慌ててレイは後ろからドラゴンに斬りかかる。


 しかしそれこそが本当のドラゴンの狙いだった。後ろから攻撃してくるレイを狙い澄ました尻尾の強烈な一撃が襲い掛かる。


「ぐはっ!」


 尻尾に打たれてレイは数メートル飛ばされて、洞窟の壁に叩きつけられた。


「レイっ!!!!」

 シルの悲痛な叫びが響く。


「に、逃げろ……」

 レイは口から血を吐きながらも、二人に逃げる様に言う。


 尻尾の攻撃は、シルのプロテクションが無ければ即死の一撃だった。


「シル!! 行きますよ!」

「でもレイが!!『ヒール!』」


「ダメです、行きます」


 ライドは強引にシルの手を引いて走り出す。


『ガァァァァァァァァ!!!』

 咆哮を上げながら、ゆっくりとレイに近づくドラゴン。


「くそったれ……」

 シルのヒールで回復したレイも剣を杖に立ち上がる。



 次の瞬間、レイの体は宙に舞っていた。


 鋭い爪の一撃がレイの体を吹き飛ばす。床に叩きつけられてゴロゴロと転がるレイ。その体は、左腕が引き裂かれて失われていた。


 鋭い爪の一撃は、レイの左腕を引き裂いたのだ。


 ドラゴンは動かないレイをカプっと咥えた。左足一本を咥えて、口から逆さまにぶら下がるレイ。


 そのままドラゴンは、ドスドスと歩いて洞窟の位置口へと向かう。





 洞窟の外では、全員が洞窟の入り口を見ていた。尻尾の一撃を受けたメイも既に回復している。レイが走って逃げて来る事を期待していたパーティーメンバー。


 しかし、皆の目に映ったのは、左手を失い動かなくなったレイを咥えているドラゴンの姿。


「そ、そんな……」

 シルが声にならない声を上げる。


 ドラゴンは、首を振ってレイを放り投げた。皆の目の前にレイが転がって来る。


 ドラゴンは何かマズイ物でも食べたかの様に、「ペッ」と口から何かを吐き出した。それはレイの膝から下の足。


 皆の前に転がって来たレイの左足は、膝から下が失われていた。ドラゴンは全員を一瞥すると、ドスドスと洞窟の中へ戻って行く。


 元々洞窟の研究室を守護する様に使役されていたドラゴンは、洞窟の外に出た冒険者達には興味が無かった。全員を洞窟から追い出したので、自分の任務は完了した。まるでそう言っている様に、そのまま洞窟内へと戻って行った。


「ヒ、ヒール!!!」


 シルが慌ててレイにヒールを掛ける。


「ハイポーションを!! 早くっ!!」


 ライドは持っている中で一番高いポーションを出す様にメイを見る。メイは慌てて鞄の中のポーションを出そうとして、他の物を出した。


「こ、これっ!!!」


 メイの手に握られていたのは、洞窟の研究室で見つけた「エリクサー」


「そうだ! これがありましたね!」


 ライドがそう言って全員を見ると、皆は無言でうなずいた。


 メイがエリクサーをレイの口の中に流し込む。全て流し込むと、レイの目がパっと開いた。そして……


「う、うがぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!」


 猛烈に苦しみ出すレイ。しかしレイの体は見る見るうちに、手と足が生えて来る。


 千切られた筋肉が盛り上がって、腕の形を形成していく。手と足が元に戻っても、そのまま苦しんでいるレイ。


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 今度は頭を押さえて、叫び出した。


 あまりの状況に、全員が茫然とレイを、見ていた。暫くすると、レイが少し落ち着いた。


「大丈夫レイ?」


 エルメスが心配そうにレイに話しかけると、物凄い形相でエルメスを睨みつけた。


 今迄に見せた事の無いレイのあまりの顔に、全員が言葉を失う。それほどレイの顔は、狂気に染まっていた。


「コロス……コロスコロスコロスコロス コロス!!!!」


 殺すを連呼しながら、ふらふらとレイは歩き出す。洞窟を目指して……


「ちょっと! レイ??」

「どうしちゃったの? レイ?」


 レイを止めたくても、レイから溢れ出す殺気にレイを止める事が出来ない。洞窟の入り口から少し入った所に、レイの剣は落ちていた。


 それをレイが拾うと、今迄に見た事も無いほど眩しく輝き出す魔剣。


 全員がレイの後を追う。



洞窟の奥では、レイが入って来たので、丸まって寝ようとしていたドラゴンが顔を上げた。



『ガァァァァァァァァ!!!』

 起き上がり、レイを威嚇するドラゴン。


「コロス!!!」


 叫びながら走り出し、レイが跳躍する。その高さは5メートル以上の跳躍。そしてドラゴンの首を一刀両断した。


 ドラゴンの首がドサリと床に落ち、体が力なく倒れた。


「コロスコロスコロス」


 そう言いながら、床に落ちたドラゴンの頭を何度も串刺しにするレイ。あまりの狂気の光景に、全員が恐怖を覚えた。剣で滅多刺しにされたドラゴンの顔は、原型がわからなくなるほどだった。


 そして、レイがバタリと倒れて気を失った。


「レイ!!!」

 全員で駆け寄り、レイを抱え起こす。しかしレイは気を失ったままだ。


「レイっ! しっかりして!!」

「とにかくレイを連れて、ここから出よう」


 カイがレイを抱えて全員洞窟から出ると、そこには一人の美女が立って居る。


 落ちていたエリクサーが入っていたポーションの瓶を持って、こちらを見ていた。


 黒いローブを着て、尖った黒い帽子をかぶり、見た目は魔法使いの美女。珍しい黒髪を腰まで伸ばし、その美しさとスタイルの良さは、エルフのエルメスにも負けていない。


「ほう、面白いな」


 突然笑顔になり、そう呟く謎の美女。


「あの……あなたは?」


 ライドが美女に訊ねるが、ニコニコしたままレイをじっと見ている。


「これを飲ませたのか?」

「……」


 ここまで来ると、全員嫌な予感しかしない。こんな場所に居る、魔法使い風の女。思い当たるのは一人しか居ない。全員が緊張した表情で、さりげなく戦闘準備に入る。


「動くな、動かぬ方がお主らの身の為じゃぞ?」

「……」


 謎の美女の声に、全員が嫌な汗をかく。殺気を放っている訳でも無い美女。しかし「絶対に勝てない」そう思わせるほどの迫力が彼女にはあった。


「もう一度聞く、こいつを飲ませたんだな?」


 空になっているエリクサーの入っていた瓶をフラフラと振りながら、美女は質問する。


「はい、それを飲ませました」

 ライドは正直に答える。



「そうか、それでその程度か……ふむ、実に面白い」

「あ、あの……あなたは?」


「わらわか? わらわは、エクスと言う者じゃ」

「大賢者エクス…」


「ふむ、そう呼ばれるのは久しぶりじゃの……どれ、その男をそこに寝かせてみろ」

「何をするつもりですか?」


「なに、危害を加える様な事はせんから安心せい」


 言われた通り、土の上にレイを寝かせるカイ。


「ディスペルエクステンション・グレイトディトラクション」


 エクスが魔法を使用すると、カイの体を黒い靄が包み込む。靄が晴れるとレイがゆっくりと目を開けた。


「うぅ……」

「レイ?!」


「大丈夫か?」


 レイは頭を振りながら、ゆっくりと上半身を起こした。


「気分はどうじゃ?」

「ここは? あれ??」


 レイは混乱した様子だ。


「ふむ、アレを飲んで、ここまで真面なのはお主が初めてじゃ」

「え? あれ? あなたは?」


「わらわはエクス」

「エクス? エクス……エクスっ?!!!」


「失礼な奴じゃの、人の名を連呼しおってからに……」


 黙って様子を見ていたライドが口を開く。


「あの、大賢者エクス。やはりその薬はエリクサーで間違いないのですね?」

「いや、違う」


「違う?」


「エリクサーを作るつもりじゃったが……失敗作じゃよ」

「しかし、彼はこうして、手足も元通りになりました」


「アレを飲んだのは5人。そのうち2人が狂い死に、2人は肉体の変化について行けずに死んだ。生き残った1人も狂ったままじゃ」

「……」


「こやつは、初めての成功体じゃな。薬の副作用、呪いと毒の影響で精神障害を起こしておったので、回復させたのだが……まあ良い、とにかく実験体としては良い結果を見れた。本来なら勝手に研究室に入ったのでお前達を殺してしまうつもりじゃったが、今後のコヤツの経過を見るのが楽しみなった」


 混乱しているレイ以外の人は、ホっと安堵の息を吐く。


「では、我々は見逃してもらえると?」

「まあ良いじゃろ、実験協力の謝礼がお主らの命と言う訳じゃ」


「……」


「もう帰って良いぞ、そのうちこちらから会いに行く、その時、そやつがどうなっているのか楽しみじゃ」


 そして、レイ達は洞窟を後にした。




 ◇◇◇



「っとまあ、そういう訳で、エリクサーを飲んだ俺は、歳を取り難くなったのさ」

「なんか、おとぎ話とは全然違いますね」


「あはは、幻滅したかい?」

「まあ、なんと言いますか……もう少し、恰好良いお話かと思ってました」


「現実は違うね、ただ、あのエリクサーは思わぬ副作用もあった」

「副作用?」


「僕の身体能力は、魔族並みに高くなり、魔力も膨大となったんだ。それでドラゴンを一刀両断できた」

「そうなんですか?」


「うん、そのバカげた身体能力のおかげで、僕はSランクまで上り詰める事が出来たんだよ」

「それは良い方の副作用ですね」


「そうだね、その後も何度も魔女エクスと顔を合わせる事になり、エリクサーの中身を聞いたときは、三日はトイレで吐ける内容だったよ」

「うわ……なんか聞きたくありませんね……ちなみに中身は?」


「そうだね、エルフと魔族数十人分の体の一部とか……昆虫の毒とか……ワイバーンの糞とか…まあ聞いて愉快な物じゃないよ」

「そうですね……」


 ご主人様の秘密を聞いた私。まさか聖剣士レイヴィタン本人だったとは……しかも、聞いていたおとぎ話と、全然内容が違う……


「がっかりしただろ?」

「……正直な話ちょっと。でも、ご主人様っぽいと言うか、伝承のレイヴィタン様そのままだったら、恐れ多くてまともにお話もできませんが、今聞いたお話はご主人様っぽくて、親近感が持てます」


「そうか……気持ち悪いって思う?」

「へ? 気持ち悪い?」


「うん、変な薬を飲んで長寿になった俺の事」

「いえ……そんな事はありませんが……」


「ん? なんだい?正直に言ってもらって構わないよ」

「その、ご主人様より私が先に年を取るのがちょっと……ご主人様は若い姿のままなんですよね?年取ったら、私は捨てられちゃいますか?」


「何バカな事言ってるんだ? そんな訳ないだろ」


 そう言って、ご主人様は私を優しく抱きしめてくれた。


「もう寝ようか?」

「はい」


 ベッドに入ると、ご主人様は私を後ろから抱きしめて、眠りにつきました。「スースー」と安らかな寝息が聞こえてきます。ご主人様に抱きしめられて寝る幸せ。

 

 これはクセになっちゃいそうです。


 あっ!! いけない!! 今日もお勤め、果たせなかった……どうしよう……ぐすん。

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