神
【信仰】
魂は神気で構成されている。魂は神気を生み出す事ができる。
魂の保持容量を越えた余剰神気は、大気中に放出される。
放出された神気は縁を辿って寄り集まり、神気の集積場、『神域』を形成する。
魔力の属性は概念の数だけ存在し、神気もまた概念の数だけ存在する。
概念は身近であればある程、属性の変換に影響を与える。
常識はやがて世の理となり、信仰はいずれ神を産む。
神域は世界に大きな影響を与え、それにまつわる万象を強化するのである。
【神】
基本的に不滅の存在。強大な力を持ち、しかし創世ができる者は少ない。
強大な精神力を持つ=レベル限界が高い。
精神力は属性を練ったり魔力を使用、又は演算する事で消耗する。
強大な精神力があれば、神気を操る事ができる。
◆亜神条件:900
神気に働きかけられる意志量を保有すること。
・精神の練磨
・知識の蓄積
・魂魄の肥大
いずれも意志量、演算力を増加させる。
必ずしも直接的に神気を動かせる必要はなく、概ね間接的に神気を動かしている。
◆神条件:1,000
神気を操作できる事。また信仰を得る事。
信仰とは、認識による神気の献上がある事。
信仰により集められた神気は神域や魂に蓄積し、捧げられた信仰の種類によって力が強化される。
捧げられた神気が神級に到達する事で下級神となる。
そのレベルは推定1000程。
即ちレベル計測の限界値への到達とは、概ね神化を指す。
ただし、自力でその領域に立つ事は極めて困難。
その助けとなるのが、数多の意思の断片、信仰である。
信仰が必要な理由の根源は、本来神気の自力操作及び錬成が困難であるから。
生誕せし者とは、多大な信仰、即ち神気操作に十分な力を得られるような偉業の達成を指す。
※生誕せし者は《魂》の項を参照
また、信仰装置を得る事で大きな信仰を獲得、その信仰が降り積り、βコアを形成する事で、対象は神と呼ばれる。
神気を得るための支配領域の呼称は以下、
信仰炉:支配している領域。
星炉:支配している星。
世炉:支配している世界。
星辰炉:信仰を得られる支配領域の総称。
・βコア
信仰により生成される第二の魂。神核。
竜の竜玉や天使の光輪等はその名残である。
基本的に捧げられた信仰、その者が持つ神格、神気を操る力を持つ。
多くの場合、精神力の不足によって自力での神気操作は困難である為、βコアを使う事によって神は神気を行使する。
また、信仰の集積により生じる、名に宿る意思を『夢想精霊』と呼称する。
それは信仰により発生した集合知の一種で、他者から見た神の虚像が形を持ったモノ。
βコアから発生する、自分ならざる意思。
それを支配できなかった神は、やがてβコアに呑まれ、かつて倒してきた敵たちと同じように消化され、その魂の糧となる。
◆大神条件:?
神気を完全に掌握する事。
即ち、βコアに宿る夢想精霊の影響を完全に遮断できる事。
自己属性とそれに付随する属性を掌握すればいいので、順当な修行を永遠続けていればやがて到達できる。
ただし、βコアの成長、侵食速度が上回れば、その限りではない。
◆他
・現神
信仰されているモノ。
魂や精神、エネルギー量など、あらゆる点で未熟。現人神とも。
・幼神
神たるに十分な精神力を持ち神気に通ずるが、信仰や単純な魂の大きさ的に総合エネルギー量が少ないモノ。ほぼ神。
・悪神
悪い神。賊神とも。正の存在ではあるが、場合によっては討伐対象。
・邪神
反転存在。世界の敵。負の存在。
※《邪神》の項を参照
【各種用語】
・神気
主に信仰によって回収される強大な力の塊。
自力練成は困難。
莫大な情報、または意思の塊である。
・神域
神気が寄り集まって形成される領域。
単一の偉業への信仰でも発生するが、スタンダードなのは普遍的概念への信仰の神域である。
例:火の信仰や認知が積み重なり、火の神域が形成される。
混沌は下へ、純粋は上へ移動する性質を持つ。
魔力は引き合う性質を持ち、純粋な魔力はより強く引き合う。
極めて高質の魔力はより集まり、神域を形成する。
・神話
その神が保有する神の物語。謡われる偉業。英雄譚。
伝説に謡われるモノを討ち倒す事で、その伝説が宿す信仰を一部ないし全て回収する事ができる。
・神権
その神が保有する、回収できる信仰の権利。
例:その世界で信仰されている全ての火にまつわる伝説を穿ち、その名を轟かせる事で、既に形成されているその世界の火の神域と蓄積された力を獲得する事ができたりする。
・神格
神権の集合体。その神の総合的な格。
・神核
神権によって回収された信仰が集積し核となった物。神格の象徴。βコア。
・神群
神々ないしそれが率いる勢力。
・主神
神群を率いる存在。
・神懸かり
神の力を借りる技術
下から引き寄せたり上から適当に与えたりする物。雑な加護。
主に下から。
・神降ろし
神の力を貸す技術
上から程よく整えて与える簡単な加護。
要請により与えられるケースが殆ど。
【星霊】
その星の信仰が寄り集まって生まれる星の神。
廃れた信仰は無数の信仰の中で薄まり、ただの神気となる。
やがて降り積もった神性は形を得る。
第一段階
精霊や魔獣などが信仰を受け、伝説を背負う者、『現神』が産まれる。
第二段階
やがて永きに渡った抽象的な信仰等が器を得て、より純度の高い『現神』が産まれる。
第三段階
更に神気が溜まり、現存する『現神』の分を除いた縁の近い神気が、閉じられた空間の限界保有量を越えた時、更に純度の高い『現神』が産まれる。
第四段階
産まれた多くの『現神』等が、何らかの理由で死亡、または融合する事で、星が持つ莫大な神性が集まりβコアが生成されると、その星の『星霊』が誕生する。
【閉じられた空間】
『海によって隔てられた大陸』や『山脈に囲まれた窪地』など、力の流れが滞留しているエリアなどを指す。
英雄型ではない高純度『現神』は、土地の神性が、閉じられた空間の限界保有量を越えた時に産まれる為、海の範囲等次第では複数産まれる。
また、星霊は星の数だけ存在できる。それは星が閉じられた空間だから。
よって、閉じられた空間の信仰が寄り集まって産まれた『現神』と『星霊』の定義の違いは、βコアが存在するか否かである。
大陸毎にβコアを形成できる信仰がある場合、一つの星に星霊が複数現れることもある。
また、以下も閉じられた空間に該当する、
・体内
・大きさ問わず建物内
・主に凪いだ水面の下
・地中やその隙間
・瓶など物の中
・台風や霧など
・街や森など
小さな空間や歴史の短い空間では現神ほどの存在は生まれないが、精霊が形を得る事はある。





