精霊
【精霊】
基本的に全ての世界に満ちる存在。
微粒精霊は世界に満ちており、意志に反応してそれを助ける。
魂から漏れ出た情報(記憶や意志)などの奔流、地脈と接続が可能。
意志の求める情報を地脈(世界知)から引き上げ、それを補完する役割を担う。
魔法の発動であれば、意志と魔力を得て『術式補完』を発動する。
スキルであれば、その成長先を地脈や本人の認知から補完する。
精霊はそれらを通して意志の刺激を受け取る事で成長し、純粋な属性やその信仰を受ける事で、大いなる存在へと進化していく(現神化)。
進化の過程で悪意に触れ過ぎたり、多数の属性に晒され過ぎて(急激な環境の変化などで)不純化すると、澱みを起点に核が形成され、亜精霊となる。
亜精霊は核を破壊されると死亡する。
亜精霊の核と他の物質が融合するなどして更に不純化が進むと、自然発生型のゴーレムなどになる。
【精霊の階級】
◆微粒精霊:H〜F級
古書に曰く、大気中に漂う微粒精霊達は植物に例えられる。
・種精霊
自我を持たず、ただそこにあるだけで己からは何も起こす事ができない微粒精霊。
世界中に満ち、他者の情報を必要とする意思を受けて世界知へと繋がり、情報をサルベージする役割を持つ。
・芽精霊
自我とも言えないような反応を持つ。
例えば火を起こせば火の芽精霊が集まってくる。
魔法などの魔法文字や属性に引き寄せられ、その補助となる。
・苗精霊
自我と言える意思を持ち、好き嫌いがはっきりとしている。
単一で事象を起こす事はできないが、数が集まればその限りでは無い。
意思や残留思念などに応じて集結したりもする。
・木精霊
大気中に漂う最下級精霊の中では一番高位の精霊であり、低位の精霊魔法で簡単に従わせるないし協力を得られる階級の精霊。
これより上は下級精霊となり、特に力を持たない人でも目視できるようになる。
◆下級精霊:C級
精霊として十分に魂が成長し、純度を保てるようになった存在。
強い自我を持ち、独自に活動する。
適性の高い対象などと契約し、その力と感情などを観測、成長の糧にする者もいる。
その形状は様々で、獣の形をしていたりする。
◆中級精霊:A級
十分に力を持った一人前の精霊。
人間では上級に指定される魔法を容易に扱える。
◆上級精霊:SS級
保有する属性の秩序を保つような高次精霊。
必要とあれば最上級の魔法を行使可能で、あまり一個人に味方するような事はない。
◆大精霊:SSS+級
強大な力を有する精霊。
秩序の管理者として一帯に君臨するような存在。
一度怒らせれば、国を消す事も厭わない災禍を齎らす。
◆精霊王:L級
大陸規模における属性を管理するような存在。
大体の場合属性の信仰や民間伝承などと結びついて『現神』化している。
※現神は《神》の項を参照
◆精霊帝:U級
更に力を増大させた帝王級の精霊。
権能の一部と繋がり、属性の信仰から力を得る。
星の秩序を担う絶対的な存在。
【亜精霊】
純粋な単一属性の精霊が、他の属性に晒されてそれを取り込み、許容値を越えると発生する。
また、複雑な認知、悪意や怒りなどに晒されることでも発生する。
純粋な魔力の流れに澱みができる事で、それが歪みとなって力の比重が変化し、核となる。
亜精霊は、その核に精霊の魂が取り憑くないし取り込まれた事で生じる。
・エレメント系
単一属性の形質が強く、小指の爪ほどに小さいが純度はそれなりに高めの核を持つ亜精霊の基本種。
己とは異なる属性の意思を通した魔力に反応し、下級相当の攻撃魔法を最大3度ほど放ってくる。
単独では大した脅威ではないが、大体の場合複数群れている。
また、その成長は通常ならば大気中の魔力を吸うなどして、超長期スパンで行われる。
・スピリット系
エレメント系から成長した進化種族。その戦闘力は下級精霊に相当する。
本体は抱える程の大きさの強固な結晶体。属性によって異なる現象ないし物質を纏っている。
魔法攻撃を基本とし、魔力を結晶化させてゴーレムの核を形成、戦列に加えてくる。
・ギャザー系
特に怒りや憎しみなどの強い意思に当てられた最下級精霊が寄り集まり形成される、歪んだ精霊。
この時点では精霊の範疇だが、その後は殆どの場合亜精霊、エレメント系の進化となる。
【自然発生型ゴーレム】
ゴーレムは通常、意図を持って作られる物だが、自然発生する例もある。
①信仰を受けるケース
信仰を受けた岩などに、土の精霊が取り憑くないし取り込まれる事で核が形成、動き出す。
②不純化が進むケース
複数の属性に晒され、それを取り込む事で純度が下がり、魔法すら使えなくなって、現象ないし物資を纏って動き出す。
魔法適性が術式系ではなく身体強化系の個体だとゴーレム化しやすい。
③エレメント系から進化するケース
エレメント系が成長に際して他生物の力を吸う事で発生する場合もある。
【迷宮との関連】
地形や状況により発生する魔力溜まりで、異常な力の滞留により変質した微粒精霊が安定を求め、地脈で洗われた魂などを核に結集、結晶化した物が迷宮核。
それは精霊同様地脈にアクセスし、エネルギーや情報を汲み上げ、世界に魔力を放って循環させていく。
※《迷宮》の項を参照





