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第36章 江戸時代にタイムスリップ 江戸時代の武士の食事事情


旅の途中、古い文献(今回の資料)を見つけたという設定です。

【シーン:旅の途中の宿屋にて】


フローレン(魔導書を読みながら)

「へぇ……。江戸時代の武士って、意外と質素な食事をしていたんだね。面白そう。」


フィビアス(服を畳みながら)

「フローレン様、また変な本を読んでいるんですか? もうすぐ夕食ですから、片付けてください。」


シュペルク(お腹をさすりながら)

「質素ってどれくらい? 俺、今日の夕飯ハンバーグがいいんだけど……。」


フローレン

「シュペルク、甘いね。この本によると、武士の9割以上を占める下級武士の食事は『一汁一菜』が基本だったらしいよ。ご飯、味噌汁、お漬物、あと煮物が一品あるかどうか。以上。」


シュペルク

「うわ、マジで!? タンパク質足りなくない? 戦士としてやっていけないよ……。」


フィビアス

「シュペルク様は食べ過ぎなだけです。でも、ご飯の量は多かったみたいですね。おかずが少ない分、白米でお腹を満たしていたそうです。……今の私たちの旅の資金繰りを考えると、少し見習うべきかもしれません。」


フローレン

「ふふっ。しかもね、彼らは慢性的な赤字だったから、庭で野菜を育てたり、味噌や醤油を手作りしたりしてたんだって。涙ぐましい努力だよね。」


シュペルク

「へー、武士なのに畑仕事かぁ。なんか親近感湧くな。俺もアイゼン師匠に修行つけられてた時、そんな感じだったし。」


フローレン

「でも、たまには贅沢もしてたみたいだよ。『酒宴』を開くときは、借金してまで豪華な料理を用意したんだって。刺身とか、鴨鍋とか、天ぷらとか。」


フィビアス(冷ややかな目)

「……借金してまで見栄を張るなんて。ハイター様みたいなダメな大人の典型ですね。普段は切り詰めて、使う時は使う。バランスが悪いです。」


フローレン

「まあまあ。人間関係の付き合いも仕事のうちだったらしいから。あと面白いのが、『薬食い(くすりぐい)』って話。」


シュペルク

「薬食い? 何それ、苦いの?」


フローレン

「ううん。当時はお肉を食べるのがタブーだったから、『これは薬だから! 健康のためだから!』って言い訳して、イノシシや鹿の肉を鍋にして食べてたんだって。『山くじら』とか名前を変えてね。」


シュペルク

「あはは! なんだそれ、結局肉食いたいだけじゃん! その言い訳、俺も使おうかな。『これ筋肉の薬だから』って。」


フィビアス

「シュペルク様には必要ありません。……でも、下級武士たちも、普段は質素に耐えながら、たまの友人との宴会や外食を楽しみに生きていたんですね。少しだけ、気持ちはわかります。」


フローレン

「そうだね。特に『八杯豆腐』っていう豆腐料理が人気だったみたいだよ。……ねぇフィビアス、私、この『江戸時代の豆腐料理を出す魔法』っていうのを試してみたいんだけど。」


フィビアス

「そんな魔法ありませんし、あっても使いません。今日の夕食は普通のスープとパンです。……でも、たまには美味しいお肉、食べたいですね。」


シュペルク

「えっ、フィビアスがデレた!? じゃあ今日は俺が奢るよ! 『薬食い』しに行こうぜ!」


フローレン

「やった。じゃあ私は一番高いお酒も頼もうかな。」


フィビアス

「……予算の範囲内でお願いしますね。(むすー)」

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