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プロローグ「世界」
世界とは何なのだろうか
内面的な物なのか?外面的な物なのか?
外面的な物で有るのならば、どこまでが「世界」なのか?
自分の認識できる範囲が「世界」なのか?
自分の手が届く範囲が「世界」なのか?
自分の知っている場所が「世界」なのか?
それともこの星全体が「世界」なのか?
この宇宙全体が「世界」なのか?
もし、「世界」の範囲を定めたとしてその範囲の外には他の「世界」が存在するのか?
動的な物なのか?静的な物なのか?
長年、多くの人間が考え、そして自分なりの答えを見つけてきた、それは言わば「命題」であった。しかし、最早「世界」の定義などどうでもいいとばかりにその考察群は意味を成さなくなった。
その日、地球の秩序は崩壊した。