表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

君の机の消しカスのような詩

作者: 朝馬手紙。

次の更新を待たなくていい

次の詩を期待しなくていい

こんなもの、ただの活字だ

君の机の消しカスと同じだ


それよりも

こんなモノクロよりも

液晶画面を覗くよりも

素晴らしい世界を観よう

部屋から出なくてもいいよ

その扉を開けた景色を

世界の誰よりも堪能してやろう




僕の小説を読まなくていい

無理して好きにならないで

こんなもの、ただの羅列だ

部屋の隅のホコリと同じだ


それよりも

こんなモノクロよりも

スマホを眺めるよりも

地球という宇宙へ飛び立とう

家から出なくてもいいよ

カーテンを開けた景色を

昨日の自分よりも好きになれるかな





晴れも、雨も、風も

味方になる瞬間がある

蝶々を両足に飾って

つま先の向いた方角にだけ

進んで、進んで、立ち止まろう

迷って、迷って、引き返そう

君は逃げてなんかないよ

脚はどうしたって前に進むしかないんだから


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ