第2話 燃える港町 そして救出
青い大海原を艦隊がすすむ
雄)さて、これからどうするか・・・
現在僕たちは海をさまよっていた あたりを見渡す限りちっぽけな島と岩ばかりだった
ユウリ)司令官 どうなさいます?
雄)う~ん・・・とりあえずこのまま進もう もしかしたら港町があるかもしれません
そう言いながら艦隊を前進させるとユウリが何かに気づく
ユウリ)司令官、あれは・・・なんでしょうか?
ユウリの指をさす方向を見るとかなり大きな黒い煙がでていた
雄)なんだろうあの黒い煙・・・もしかすると港町があるのかな・・・とりあえず行ってみよう全艦進路変更、面舵いっぱい!
ユウリ)了解!
そして艦隊の航路を切り替え煙が出てる方向に艦隊を移動させる
数分後 ようやく煙の近くまで来た次の瞬間 雄達の目の前に写った光景は無残にも燃えてる港町だった
雄)な!こ、これはいったい・・・
ユウリ)いったい誰がこんなことを・・・
ただ呆然と見てることしかできなかった そして雄が下の方を見ると木の板にしがみついた女の子が浮いていた
雄)あそこに人が! 救出チームを!
そういうと大和に乗っていた乗組員がボートを出し救助に向かう そして雄はあたりを見渡すと奇妙な船団を見つける それは真っ黒い帆船だった 双眼鏡で見ると骸骨の旗が見えた
雄)あれはもしかして・・・海賊か しかもあんなにたくさんの海賊船が・・・あんだけ数があればこの港町を燃やし尽くしてもおかしくない・・・
雄が海賊船団を見てると救出チームが戻ってきた 雄達も急いで救出チームのもとに向かった
雄)どうですか?
救出チーム)息はあります 命に別状はないかと
雄)そうですか・・・とりあえずその子を医務室のベットに移しましょう
救出チーム)了解
そしてその女の子を医務室へ移した・・・