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パーフェクトデュオ
あいつ第2話
「入学」
その日は雲一つない青空だった。空を見たこともなかった僕はこの上ない程の衝撃だった。屋敷にあった本で想像はしていたがやはり実物には驚かされる、他の人、味が想像もつかない食べ物などこのジェシスという国に来てから好奇心が無くなることはなかった。
そして、僕は世界で最も有名だというジェシス魔法学校へと編入を果たしたのであった。
「君がシリウス君だね、こんにちは私はこの学校の学校長を務めるファラン・シールというものだ、以後、お見知りおきを」
「はい、よろしくお願いいたします」
「そして、君には早速試験を受けてもらうよ」
「今からですか？」
「何、そんな大層なものではないよ、君の力を見極めどのクラスに入れるかを審査するだけのことだよ、じゃあ準備を早く済ませてね、開始は30分後とする」
いきなり試験とは．．．．頑張るしかないな
「さて、あいつが10年かけて育てた奴か、どれほどのものか楽しみだ」
