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起動戦死 ダムガン Ⅲ めぐりあいチンコンカンコン
「起動戦死ダムガン三話」
やさしい戦艦クルーに囲まれ、すくすくと育ったチン○。
だがその様子をねたましく思い、物影からニラミつける頭があった。
(畜生。俺だって親がいれば、きっとあんな風に……)
だがそのY字型の耳をもった頭は知らなかった。本来なら自分こそがその暖かな居場所の中心にいるべき存在であることを。
当時、ダムガンは出産した子供と間違えられ自分のチン○を取り上げられてしまった。
その後、頭を産んだのだが今さらそれを告げる訳にもいかず、その頭を籠に乗せて小川に流してしまったのだった。
そして拾われ孤児として教会で育てられた頭。
彼はグレて夜な夜な街へ繰り出す不良になっていた。
『身体ぁぁわぁぁ……どーぉこーぉダーぁあああああ』
アスファルト頭を擦り付けながら暗闇転がり続ける。
頭は街でも有名なワルになって伝説として語られる存在になっていた。
『起動戦死ダムガン・びっちゃびゅるびゅる』
次回「身体みつけた♪ でも足がなかった……」
お楽しみにね。
ひゅーっ