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起動戦死 ダムガン Ⅱ 哀ちん○
「起動戦死ダムガン二話」
周囲の反対を押し切って出産することを決めた巨大人型兵器のダムガン。
だが今では反対していたメカニックたちの協力にもより手作りの出産台に跨る……
『う、産まれる!』
「がんばれダムガン」
今、死の臭いたちこめる戦地の真ん中で新たな命が芽生えようとしていた。
『ドゴーン!』と盛大な衝突音を響かせ、シートを被せられたダムガンの股間から落下した物体。
「タマーだ!」
「ダムガンが産んだのはタマーだ!」
球体が二つ並び真ん中の中央上にそそり立つ300ミリキャノン砲。
棺おけとも呼ばれるモビルパンツの機体だった。
「やったー」
「ダムガン、よくやった!」
祝福ムードのなかダムガンは悲しい涙を流す。
『違う、それオレのチン○。ねじが緩んで外れただけ。まだ産んでない。返して、オレのチン○返して!!』
だが祝賀ムード全開のこの状況で言い出せるはずもなく。
ダムガンは自分のチン○が保育器に収められるのをただ見つめるだけであった。
『起動戦死ダムガン・びっちゃびゅるびゅる』
次回、「チン○育つ!」
お楽しみにね。
ひゅーっ