クズ男、盗賊と戦う
5時間ぐらい街道を歩いた。
まだまだ街には、着きそうにない。
「うわあぁ!」
草原から、急に人が出て来たのだ。
出て来たのは、ガリガリのっぽの男とチビデブの男だった。
「おい!オメエ、変わった服着てんな、その服と有り金全部出せ!」
とチビデブが言って来た。
「グフフ! こいつ、アニキ見て、おびえてますぜ!」
とガリガリのっぽが言って来た。
2人の男を鑑定した。
ガリクソン 40歳 人族 Lv.10
盗賊
HP1000/1000
MP500/500
こいつがガリガリのっぽ。
デーブ 45歳 人族 Lv.15
盗賊
HP1500/1500
MP750/750
こいつが、チビデブ。
とりあえずスキルは持ってなかったので安心した。
異世界ではじめて出会ったのが盗賊とは……。
「おい!チビデブ、殺されたくなかったら、直ぐに立ち去れ!俺は、TUEEEEEぞ!」
はったりかましてみた。
「ちち、チビデブだと、ぶっ殺してやる!」
「グフフ!こいつ、強そうに全然見えないですぜ!」
「ガリクソンやっちまえ!」
「グフフ!了解ですぜ!」
ガリガリのっぽが、ダガーを出して、俺に突進してきた。
元の世界で、殺し合いなんかした事ないのに大丈夫か……。
「来い、グラディウス!」
「な……」
急に、剣が出て来て、ガリクソンはひるんだ所を、一閃した。
「ぐぎゃぁあああああ!」
ガリクソンは、倒れて、びくともしなかった。
「ががが、ガリクソン! こいつ……。おおお、おい!お前、その剣どっから出した?
その剣をこっちに渡せ!」
「嫌だ~よ!」
「ぐぐ……、その剣をこっちに渡せば、命は助けてやる!」
「嫌だ~よ!」
「クソガキが、ぶっ殺してやる!」
チビデブは、斧を構え突進してきた。
斧を振ってきたので、剣で受け止めると、斧は遠くに飛んでいった。
「な、なんだそりゃぁ!」
この剣は、実質100キロぐらいあるから、そりゃ飛んで行くだろ。
そのままチビデブの首を一閃した。
「やった!勝った!」
もしかして、俺TUEEEEE!だったり。
はじめて人を殺してたが、罪悪感とかは全くなかったが、死体を見たら、少しもどしそうになった。
脳内で、レベルアップしました。と響いた。
レベル3にアップした。
チビデブの返り血を浴びたので、クリーンでキレイにした。
服が、全く新品のようになった。
戦利品として、盗賊の斧とダガーと金袋を回収した。
それから、少しして、歩きだした。
「きゃあぁぁぁぁぁ!」
少し歩いた所で、女性の悲鳴が聞こえた。
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