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例えばこんな物語  作者: りりょく
プロットというか書いてみた程度
8/20

ははははは、地下に降りれねー。いらんところで切ったと後で後悔しそうな悪寒まであるや

2月8日18時頃数か所修正等

 お袋の携帯鳴り、着信音でお客が来た事がわかる。一応、携帯で指示を告げる

 「来客数は?

  車が2台

  ええ、いつもの西の離れの方に誘導して、そちらでお待ちしてると」

 そう告げると携帯を切り、こちらを向いて

 「お客様が来られたようだから

  私と刹那と和真は玄関で待ちましょうか」

 「どれ、伊藤に山が来たんだ。挨拶だけでもしておくとするか」

 「神楽はどうする?」

 「参加」

 お袋の言葉に、おばあちゃんが反応して付き添い

 朧も神楽に確認とったら、玄関の方に移動し出す

 他のメンバーは離れの勝手口の方へ移動していく

 それに紛れてお姉がそっちに行きかけたのを

 おばあちゃんが気配を察知してげんこつ落として玄関へ連れてくる

 「全く、元凶が逃げるな」

 「ふぁい」

 離れの玄関で少し立ちんぼしてると、車が2台こちらに来るのが見えた


 一見で特別仕様とわかる黒のベンツとこれぞスポーツカー赤のRX-7辺りかな?が、かなり速度を上げてこっちに向かってくる

 まるで競争してるみたいだなと思ってると、チキンレースのようにブレーキを目の前の車はかけず

 ギャグのように玄関の前を滑るように2台とも、ブレーキ音を鳴り響かせながら通り過ぎ

 広場の方で2台とも同時に止まると同時に、ベンツは後部、RX-7は助手席側のドアが開き


 ベンツの後部ドアからは、着物姿でつる禿頭の左目からほほにかけて刀傷が印象的な

 丸みというか圧迫感のある170㎝程の男性と


 RX-7の助手席からはきっちりオールバックに髪を上の縁しかないメガネをかけ

 黒い上下のスーツを隙無く着こなした少しのっぽの印象のある180㎝程の男性が下りてきて


 2人とも一目散におばあちゃんの元へ、片方はどすどす、片方はつかつかと

 それでいて近寄る速度は早い

 「さや久しぶり」

 「本日はよろしく」

 とほぼ同時におばあちゃんに挨拶し、軽く睨み合い。お互いに反対の方に顔を大きく動かす

 ドリ○コントのように息が合っているが、それを言うと余計にこじらせそうな雰囲気

 「悪いね。孫の不始末で呼んで」

 「気にするな。おい」

 「警視庁の方にも専門が裏でできたのでその報告も兼ねてます」

 おばあちゃんの言葉に山さんは後から降りてきた手下に合図を送る

 後からベンツを降りてきた手下の2人は

 お袋にデパート系の包装紙で装飾されている箱をお辞儀とともに差出し

 伊藤さんの方もRX-7の運転席から降りてきた部下の人がお袋の方に動き

 こちらも別のデパート系の包装紙に包まれた箱をお袋に差し出していた

 「出来ても遅いが」

 「無いよりマシ」

 「朧さん、さすがに上が石頭だからこれでも早い方ですよ

  権限もそうですが人員も初期から200人程決まりましたしね」


 「立ち話もなんだ。中で話すかね」

 扉を開けて中に入るおばあちゃん、それに続いてお袋と順に続く

 9×5m程度土間のだと11人程度が一度に入ると少し狭いか

 適当な式台の上で靴を脱いで早めに靴箱に入れて、玄関ホールにあがる

 お手伝いが2人ほど立ってたが、お客さんだけで7名いるからな。そっちの方の対応してもらおう

 「松竹梅の3つの間準備できてるのは?」

 「いずれも用意できております」

 「じゃあ、松の間にするか」

 「こちらのは生ものみたいなので冷蔵庫の方に

  朧さん達の分もご一緒でよろしいですか?」

 「ああ、問題ない」

 おばあちゃんが間の確認、お袋が貰ったお土産の処理を朧に聞きつつ玄関ホールに上がる

 中から2人手伝いさんが来て、ホールの左手廊下すぐの松の間のドアを開けて、中にポット等を持ち込んでいるのが見える

 18畳程度の和室の床の間寄りにデンと漆塗りの3、4畳程のテーブルが置かれ

 座布団がとりあえず8個、対面に4つづつ。テーブルの上にも茶器とお菓子がそれぞれ並べられていた

 「ちと、礼儀に合わんかもしれんが

  こちら側に刹那と和真は来な

  お客さん方はあちら側に座ってもらう」

 おばあちゃんの指示でとりあえず座っていく

 こちら側は奥からおばあちゃん、お袋、お姉、僕

 向う側でテーブルに着いたのは奥から神楽、朧、山さん、伊藤

 伊藤さんと山さんの後ろに3つほど座布団がお手伝いさんの手で用意され、座った後には茶器とお菓子、ついでにポット数個をその前にセッティングして、お手伝いは一度外へ移動していく

 指示を出した後おばあちゃんは自分の席に着くと、自分用の湯飲みを使い一息入れていた

 大体の人間が移動、座り終えるまで若干の時間がかかったが、大したいさかい等は無かった

 玄関側のふすまを開け放ったので廊下と、ガラス戸なので庭の林が一望できる


 「でと、昨日の件に関してじゃが

  被害はどの程度?」

 「警察に連絡されているのは騒音があった苦情が3軒

  救急車両が計10台程動いたみたいですね」

 「確認したが12人はほぼ傘下の奴らだ。軽い軽傷はあれど重度は無し

  一応、意識を一度失ったようだから精密検査でまだ病院だが、そっちは二~三百万程度

  後別に酒代が40万程度だな」

 おばあちゃんが被害について催促すると、伊藤さん、山さんの順に報告が上がる

 報告を聞いて少しおばあちゃんは

 「春祭りと夏祭りの際の出店で、組がつぶれて急に空きが出来たのが6か所

  そちらを任すでいいかの?」

 「2回だけなら最低10か所は欲しいが、あまりならんでも配置が面倒か

  それより、駅前ビルのテナント使用料を1年間ただにしてもらう方が採算を取りやすい」

 「2フロア使ってる奴か、さすがに1フロアだね」

 「よし、それで手を打とうじゃないか」

 その言葉におばあちゃんのそばにいたお手伝いが数種類の書類の中から数枚を渡す

 それを受け取ったおばあちゃんは一瞥した後に、もう一度お手伝いに渡し、山さんに渡すように指示

 山さんの前に書類が届いてから

 「文句が無いならその書類にサインしてもらおう」

 「む、文句が無いどころか、こっちのフロアでいいのか?」

 書類を見て山さんがうなるように聞いてくる

 「今ならお酒一斗程つけようか

  まあ、刹那が迷惑かけたのは今回が初めてでも無かろうし、これからもあるかもしれん」

 「参ったね、刹那ちゃんは大学1年だったか(お酒は20歳を超えてから)

  怪我が無い限り、1年間ならこれで手を打っとくか」

 おばあちゃんの言葉に、山さんは頭をかきながら呟くと

 2枚の書類にサインをして1枚をお手伝いさんに渡す

 「警察の方は?」

 「こちらは今回の件に関してはケンカがあった騒音苦情程度なので、報道関係も特に動いてません

  本人同士の話が付けば介入せずに済むでしょう

  それとは別に特殊課がようやく発足したので朧さんを含めて報告に」

 おばあちゃん書類を確認してそちらに話を向けると、伊藤さんが話す

 「具体的には?」

 「あくまで被害防止の抑止力として誘導と避難に撤し

  権限は全国規模で人数は初期で200人といったところですね

  今までのように地域のみで無くなったのが大きいです」

 「まあ、今まで通り、対応はこっちか」

 「警察としては特殊事案を公にしたくないようで、正直まだ完全に対応できるか微妙ですね」

 「一歩前進で」

 「時間が無い、1週間以内に配置は完了しろ」

 「それほどですか?」

 「早くて5日後にはこの町は戦場になる

  どこまでが巻添いになるかわからん」

 と、最後の朧の発言で場の空気が一気に変わった


 あれ?朧から今、爆弾発言があったような

明日と土曜日は出かける予定在るので月曜日以降?こういう終わり方したから早めに続きあげたいが

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