確認
間違えとかないといいんだが、後で気づくんだよな(甘いだけか
20日18時半頃に確実な間違いと手直しを数か所修正
21日23時半頃に数か所修正
24日11時数か所改行と修正
地下の下に降りれるかもしれないか、何があるんだろう?
「おばあちゃんは地下に何があるか知ってるの?」
「そういえば、八彦以降には伝えて無かったね。まあ、見た方が速いじゃろて
明日以降に降りられるかもしれないんじゃからの」
「楽しみは楽しみだけど」
「あそこ、暗証番号打ち込んでも開かなかったけど、鍵まであったのね
どうりで」
「暗証番号はダミー」
「あらら」
「鍵も半分ダミー」
「そのあたりの説明は明日以降でいいだろう
和真殿、出来るだけ道場の中央に。他の皆は俺と神楽の後ろへ」
朧の言葉に移動が始まる
秋に抱っこされて真那はうとうとと半分寝ている、やっぱりかわいいな
朧と神楽は立って目の前に、その後ろに年齢順に家族が座ってる
「さてと、軽く何ができるか確認からか」
「同時に3つ使ったって朧言ってたね」
「ちなみに属性は話せるか?
喋りたくないならそれは構わない」
「全属性だ。4大に加えて時間、空間、重力辺りは大体使える」
するりと出てくる答えに大丈夫?かなとも思ったが、そこら辺は余り気にしてないようだ
後勝手に口を使われると割と変な感じではあるが、思ったより忌諱感は無い
「じゃあ、後は確認作業だな」
朧は何処からか新聞紙を丸め棒状にしたものを4つ取り出し
「同時に術を使ってみてくれ、必要ならもう少し出せるが」
「いや、3つまででいい」
「分かった、出来るだけ別の系統を同時に」
そう言って朧は何も無い空間に丸まった新聞をおいていく
何も支えが無いのに3Mぐらい間を空けて3つ新聞が宙をういているのは割とシュール
「では、始め」
その声とほぼ同時に、新聞は
1つは一瞬で青く輝いて燃えつき
1つは床から3mほど、ただ幅は50㎝ほどもないの氷の柱の中に
1つは切り刻まれ粉々になって床に落ちた
「お見事」
「今のが最少出力?」
朧は少し表情を変えてほめ、神楽は少し面白くなさそうに聞いてくる
眠そうにしてた真那が手を叩いて喜んでたり、おばあちゃんが渋い顔してたりが後ろに見える
「溜めがいらない程度かな、次もすぐに使える
もう少し熟練を積めば消費も変わりそう」
「和真殿が主で、今のを使えるか?」
別の空中に新聞を3つ並べながら、朧は問いかけてきた
「試してみます」
そう言って、今したことをもう一度思い返してみるが
試して出来たのは1つのことだけ
同じように燃やすことも氷の中に入れることも、そして切り刻むこともできたが1つづつ、時間にして3秒程度かかった
「要修練」
「そういえば名前は?」
「ああ、神代の賢者ベーズ=イルフィーという、イルでいい」
「イル殿は、武術も?」
「それなりに収めてるが、和真の方が上だろうな
武器在りなら経験の差で少し。まあ、魔法を使うためにいかに攻撃を避けるかがメインだ」
「一度溜め無しで最大級の炎を
神楽手伝え」
「了解」
標的代わりの新聞を宙に浮かして、その周りを結界で囲むみたい
まあ、それに応じて炎をつかってみたが
青白く輝く炎が球状に新聞を中心に1m程一秒間
まぶしくて直視は割とできなかった
イルにしてみてもかなり結果が上だったみたいで、驚きが隠せない
「5,6回しか使ってないのに、この威力」
「明日すぐに地下でもいい」
「とはいえ、確認は重要だ
一通りこれを標的に使ってみてくれ」
その後も、新聞はかなり散々な目に合う
何処からか出てきた石が回転して貫ぬかれたり
風化してぼろぼろになり消えていったり
元の位置から1mほど瞬間移動したり
1瞬で1㎝程度に縮んだり
わざと破いた新聞が見る間に修復されたり
大体3個づつの新聞がいろいろな目にあいながらいつの間にか時間は23時半を回ろうとしてた
真那がまだ起きてるのが少しだけ心配だ。子供は早く寝ないと成長しない
と、一息つきかけたところで
「お、まだやってるのか」
道場の入り口から入ってくるスーツ姿の親父あり、そのまま近づいてきてじろじろ見つつ
「しばらく見ないうちに大きくなったな」
と型から背中の方をバンバン叩き、神妙な顔をして朧に頭を下げて
「世話になります」
「気にせずに」
「明日、地下に降りる。付き添いたいなら止めはしないが」
お袋がいつの間にか親父の横に駆け寄ってきて手に持っていたコートを奪い、しっかりたたんでいた
親父は頭を上げると、少し残念そうに
「暫くは、年末進行で休めそうに無いのが残念だ
まだ、やるのか?」
「いや、イル殿次第だが。まだ試したいか?」
「大体は把握できたし、消費もそれなりだ」
「なら、子供は早く寝なさい。
刹那が寝るように春がしっかり見張っててくれよ
和真はあれを猪口に半分程度は飲んでおきなさい
真那は暖かくして寝なさい、風邪ひかないように。秋も気を付けつつ頼むぞ」
と、子供たちに伝言していく
「う、はぁい」「分かりました」「はぃ」「ほら、布団に向かうよ」
いつもと違い道場の中だが、それぞれ思ってた部屋に移動していく。お姉と真那に春と秋の女性4人で同じ部屋に寝るみたいだな
僕はとりあえず夏と一緒に壺へ、さっき飲んでいたお猪口を拾い液体を掬う
「悪いが、軽く食事あるかな?
朧、久しぶりに飲めるか?」
「こっちに、味噌汁とごはん程度ですが」
「多少付き合うか」
「いいね。漬物あればいいし
お、じゃあ、向うの部屋で」
そんなことを言いながらおばあちゃんもつれて休憩室の方に
「蓋だけ忘れんようにな、夏に和真」
「はい」
少し変わったのど越しと味が口からのどにかけて広がっていく
あ、そういえばおやつ系がこっちにはほぼない。寝る前のポテチとか最強なんだが
お姉がいるなら真那と一緒に寝るのは無謀か、お姉のそばだとこっちが抱きつかれてギブアップするしな。春さんがいるから問題ない?は微妙だな
と、神楽が地下にいくのかな?
飲み終えて、壺のふたを閉めてると神楽が地下室の階段の方に移動してこっちに向かってきてる
「あれ?」
「ああ、地下室のpc借りた
徹夜予定」
見ると両手にお皿におにぎりが数十個と、わきにペットボトルが2本
浴衣でそれをするから胸の当りが少し強調されてる
「下行くので持ちましょう?」
「すまぬ」
皿とペットボトルが宙を舞い、正確に手元に来る。ペットボトルは可なり不自然な動きをしてたから何か使ったかもしれない
「ナイスキャッチ」
「あ、こっちです」
「おっと、案内よろしく」
「夏、布団用意したの1階?」
「いえ、地下の3室には用意をしといた
ゲストと刹那さん用に一応」
どうやら、春と夏で予備の部屋にも布団の用意はしておいたみたいだ
「神楽さんはmmoですか?」
「まあね」
といいながら、ゲスト用の部屋に入っていく。ちゃんと布団は隅に敷いてあり、コタツの上にモニター3台が、コタツの横にはpcが鎮座していたり
「コタツの上に置いといて」
「はいはい」
言われた通りペットボトルとおにぎりの皿をこたつの上に、こぼしたら大惨事になりそうだが
「報酬ほしい?」
「いえ、べつに」
「ほれ」
おにぎりを2つが見事に1つづつ僕と夏の手に収まってた
「まあ、冗談
明日さらに下に行くが、死なない程度を考えた方がいい」
そう僕に言うと、ドカリと座り込んでpcを起動し出す
コタツと見事に一体化して動かせそうに見えない
聞きたいことはあるが、その様子からあまり有益な情報はそれ以上出無いなと判断
片手をひらひら振っている神楽の邪魔にならないように部屋から出て、通路向かいの部屋に入る
同じような部屋に布団とポテチの袋とペットボトルが数種類おいてあるのを確認して、夏とハイタッチ
着替えも据え置き箪笥の方にあるみたいだ
夏とポテチを食べつつコタツに入り、気づいたらコタツで眠っていた
今日もコタツの魔力に勝てなかったか
夏の方は気持ちよさそうに布団で寝てるので
起こさないようにコタツの電気を消して、寝巻に着替えて布団の中へ
夢はほぼ見ずに朝に
さてと、今日は地下の下へかな
次回出来るだけ3日以内といいたいが、日曜と用事が入ると1週間以内を目処で
反則ですが、親父=親父(お釈迦さま○見てるの光の君だったかな? あくまでもイメージです。この記述はいきなり消える、あるいは長文になるかも