2人
雰囲気が変わった気がしますが、多分気の所為です
8日に何か所か訂正しました。誤字脱字多くて申し訳ない
23日21時頃まで何か所か修正と加筆。24日10時頃改行の幅を修正
人格が2人いるのをはっきりと理解すると思考の中に境界線のようなものがある事に気づける
が、周りをテンプレさんに囲まれた状態でどうこう出来そうに無いのも事実
幸いにして一部を除いて呆けたように突っ立ってるだけ
目線の位置やお姉が小さく感じることからすれば30㎝クラスの成長してるか
目の前で人間が急成長した時に反応できる人はそれほどいないよね
それでも面白そうに、成り行きを見守ってる人が前と後ろにそれぞれいるんだけど
とりあえず、有象無象が邪魔なので風を使うために術を込めて腕を振る
強風程度を期待してたのに、竜巻っぽいものが道路の8mほどを蹂躙
そばで寝転んでた人たちも含め、テンプレの人たちが道路の向こう側に飛ばされて、次の交差点付近でまとめて眠ってくれた
なんか周りの建物や壁に被害が無いのが奇跡的状況
なお、射線上?の至近距離にいたはずの朧と女性は無傷。割と長い髪の毛もそよ風すら吹いて無いように悠然とたたずむ
僕から見ると朧の後ろに女性が隠れて見えてるから朧が何かしたのかもしれないけどさ
周りの影響は朧たちが何かしたかな?と思いつつ、警戒レベルはさらにあげとかないとだめっぽいかなと、半呆然と考えてると
「可愛そうに、やり過ぎじゃない?
私としては30万程度奢らせただけでしつこく付きまとってきたから、いい気味だと思うけどね」
刹那お姉が無責任に発言
お姉おごりだと食べずに、飲んだだろ。底なしだし、よくその程度で・・・
それは相手もかわいそうな、水系が高いのどこもおなじか
それにしてもずいぶん種類が多いんだな
そっちは果実酒系しかないの?、しかも高何その価格差
元の果物が1に対して、酒になると5000とか
果物ですら嗜好品だからな、こちらほどの流通はさすがに
酒にするためには集めて、さらに醸造する工程が入るから利益を取るためにはな
こちらはかなり安全に国同士すら移動出来るが
向こうでは町の移動でもすら魔物や動植物からの襲撃を警戒しないといけない
酒なんぞ、良いとこ国王クラスか上級貴族位がたまにたしなむ程度でだぞ
ちなみに制服とか元に戻せる?
できなくはないが現実的ではないな、下着も含めて今の状態になっている
一度脱いで祝を3日ほど唱えれば、向こうならできたが
魔力が、能力が上がっているは感じるものの
世界が違い、世界の秩序が違う可能性があり、しかも物を分けるために数日から数か月をかけるよりは
これほど豊かな世界ならば、新しい物を仕立てた方が無難ではないか
そっちも体を動かせる?
おぬしの支配というか、こちらの法則が違うのか。今は動かせそうにないな
軽く見た限り生活、移動、食事とかなり違いが見れるし
根本である世界の秩序、いわゆる法が変わってる可能性がある
術はもともと汎用性が高いから使える可能性があったとはいえ
使ってみれば威力や細かい制御が違う、魔力が上がってるから一概に比べられないとはいえ
その法則性、あるいは根本である法がわかれば
全属性で出来ぬことが無かった私なら、別れることも帰ることもできる可能性はある
急ぎたい理由はあるが、慌てると却って仕損じそうだ。何が起こったか完全に理解するまでは知識を探らせてもらうかな
問題は、この状態では目の前の存在がどう動くかだろうな
記憶通り、しかもこの存在感。味方なら心強いが
だよね、朧さんだけなら友好的なはずなんだけど、巻き込んじゃったし
ただね、言い伝え通りなら同じような存在になったはずなんだよね
だからさ、試してみたくない?
悪魔の誘いまで、思考する事わずか0.01秒
情報交換、知識の共有は同じ脳でやっているからか、かなりスムーズではあった
術的な支援だけなら問題は無いが、体は任せるしかないが?
強化系は使えるから遠距離系で足止めをお願い
1分程ならいいが人が集まるのでは?
ok。時間制限1分ね
大体あちらがやりたいことは分かったし、こっちのやりたいこともわかってると思うので
朧に向かって一歩踏み出す
この時、もう少し冷静になれてれば違ったこともわかったはずなんだけど、その時の僕にはあふれるような力を抑えるつもりは無かったし、試してみたかったんだよね。初めて全力を試せる相手がいるんだからさ
視線の位置はまだ若干朧の方が高いか
顔に向けて右アッパーを放つ振りをしつつ、そのまま重心を下に移動し後ろ足を回転させて朧の足に、そして、朧が目隠しになるように発動してあった青い炎3つを女性の方に向けて放つ。朧にあたらないように回り込無用な感じの軌道だから、ばれるかなと思ったが
朧は下段の回し蹴りを飛んで回避、思ったより距離があった女性の方は3つの炎を持っていた何かで回避している
かかったかな?
口に出ちゃったよ
「昇○拳」
フェイント入れての上、下、上がきれいに流れ、女性の足元から針のような大地が突き上がる。アスファルトなのにね
上空なら逃げば無し、最低拳は当たると思っていたが
朧は難なく空中で回り込むように右に移動
へ?っとしか思えませんでしたよ
無防備な背中に向けて見事な肘打ちが入る
女性の方は地面からの攻撃を無効化したみたい、地面等に変化は無く何の痕跡も残っていない
それが見えたのは肘打ちで塀の方に飛ばされた最中、4mほど距離のあった塀が勢いよく目の前に迫る
吐き出された空気もある、ついでに空中での肘打ちの割には威力はあるが、間違いなくこれ手加減されてるよな
まだ続けられる?
問題は無い、貯めるか手数を増やすかすれば止められはするだろう。まだ、小手調べ程度
こっちも30%程度だし、なら続行で
回転して塀に両足で立ち改めて朧達を見る。少し気分が悪くなりそうな景色だね
踏み込んでから5秒もたたないうちに1つもらっちゃったな、背中攻撃されたことなかったのに
対人戦闘方法だとだめだね、臨機応変に動かないと
思考も行動もさらに加速しておくか
やっぱり、本物達は違うね。朧なんて何気に今も浮いてるや
左手を1秒ほど借りるぞ
ok
返事したとたんに意識とは無関係に女性の方に向く左手と、割とごっそりと脱力する感覚
女性の方を見ると、いきなり3m程竜巻が静かに囲い込む、その周りにはきれいに輝く光の粒が降り注いでるように見える
何あれきれい
うかつに近づくなよ。想定より広い範囲に風と氷の影響が及んでいる
ok
塀を蹴って、回転しつつかかと落とし、というか体落とし
軽く蹴っただけなのに3mほど飛べてるかな、スピードもさっきまでの比じゃないほどに上がってる
それを半身避けでかわす朧
着地したアスファルトが結構へこみそのままの勢いを使って一旦前に
その開いた空間に朧の右が空を切る
今度は当たらないもんね
そのまま向うの塀まで一気に飛んで、空中でひねりまた塀に着地。朧の方を見ようとしたら
目の前に足の裏が迫ってくる
うそ、追いつかれた?
ドロップキック?
上(横)からの攻撃にも反射的に体は動いてくれて
勢いを使って膝を折って少し距離と角度を出して、前方に飛び込むように体を投げ出す
すごい圧が背中に感じられたが当たることは無く、ただ、背中の生地には何らかの跡がありそうな悪寒
魔力感知で追ってこない事を確認しつつ転がって、視覚でも確認し、余裕がありそうなので地面に立つ
今度は朧が塀に立っていた、自然体というか隙が無い
女性の方も確認すると、竜巻が消え去っていた
「成りたてで私たち相手に15秒以上ももつとは
まだ続けるか?」
かなり平坦な声で朧が告げる
朧がそんなことを抜かしてる
絶対挑発だよね、欠片も関心してないよなあれは
とはいえ、今の攻防からしたらまだ余裕がありそうだな
氷が消えるまでには後数秒ありそうだ
強化といっても術式が違うみたいだし重ねがけできそうだ
試してみるか?
うーん、それだけじゃあ弱い気がするし、さてどうするか
楽しんでいただけると嬉しいですが、次回も1週間以内予定とだけしか書けねー
ちと操作方法がわからないところがあるので、いろいろ試すかもです