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設定・用語解説

絵師様挿絵を待っている間に投下。


設定厨の自己満に近いので読まなくても大丈夫です。

用語解説



・魔法


自身の魔力を用いて魔導回路を起動、様々な現象・効果・反応を書式化した駆動式によって魔素を物質置換し様々な現象を起こす。この一連のプロセスを基本的に魔法と呼ぶ。

良くあるRPG的な魔法ではなくどちらかと言うと科学技術的。



・魔素


全ての魔法的現象の媒介となる粒子。不活性状態だと物質世界にそもそも干渉しないが、魔力によって励起されると与えられた情報に則って物質置換を開始する。



・魔力


生物、物質が持つエネルギー。オーラ的なもの。魔素を励起する為に使われる。一個体が持っていられる容量は限られており、巨大な現象を引き起こす魔法、詰まる所大量の魔素の励起を必要とする魔法などを使ったりするとあっという間に枯渇する。この問題を解決する為に魔導回路や外部拡張回路、いわゆる補助式を組み込んだ装具が発展した。

休息をとる事で徐々に回復する。



・魔導回路と駆動式


より効率良く魔素を励起して、尚且つ魔力消費を抑える為に確立された魔力サーキット。人がパソコン、魔導回路がOS、駆動式がソフトみたいなもの。

魔導回路は幾何学模様を描く文字式によって構成されており記憶に刷り込んだこの回路に魔力を走らせる事で起動する。魔法使いはまずこの回路全体を無意識でも紙に書き起こせる程頭に刷り込む事から始める。

駆動式は現象に必要な物質置換の為の構成や反応を回路上に配した物が本として売られていて、やはりこれを頭に刷り込んで使用する。



・人

♂167cm〜185cm程 58kg〜75kg

♀150cm〜165cm程 45kg〜53kg


世界に広く分布する所謂普通の人間。

身体能力、魔力素養等他の種族と較べて突出したものは無いがしかし大きく劣るものもない、よく言えば万能。悪く言えば平均。考えようによっては無限の可能性を秘めているとも言える。半ばロマンでしかないが確かにセロを超える魔力を持つ者も居るし、セドナと対等に殴り合う者も居るし、魔具は兎に角、機械工学に関してはロイトリに比肩していると言っても過言ではない。



・セロ

♂180cm〜210cm 60kg〜85kg

♀175cm〜190cm 50kg〜60kg


人族と似た容姿をしているが種族的に圧倒的に美男美女が多く、背が高い者が多い。産まれた時点で身体に何らかの紋様があり、その形状、大きさである程度の身分が決定する。それは個人の魔力素養が紋様と直結しているからであり、魔法を第一とする種族としては当たり前のことであろう。反面筋力には恵まれず工業方面への進出はほぼ皆無である。しかしアーティファクトに類する物はセロのみが創る事が出来る秘奥であり、その価値は圧倒的である。



・セドナ

♂190cm〜290cm 135kg〜230kg

♀160cm〜180cm 65kg〜83kg


男性は、圧倒的な巨躯と膂力を誇り単純な力においては他の種族に追随を許さない。浅黒い肌は編み込まれた繊維のように硬く、鍛え込まれたセドナの戦士は剣の一撃を素手で防ぐとも言われている。女性は見た目的には人族と然程変わらないが、やはり筋力、耐久力は比べ物にならない。種族全体を通して産業に疎く、また魔力素養も低い。大概の者が傭兵や騎士職に就く事が多いが、少数ながらその高い耐久力を活かして救急救命士や探索士に就く者も居る。



・ソーン

♂158cm〜178cm 48kg〜53kg

♀150cm〜169cm 38kg〜46kg


肺呼吸とえら呼吸両方の器官をもつ種族。海中に特殊な製法で泡に包まれたコロニーを形成しその中で暮らしている。その性質上、世界の海は彼等の領土であり航海、漁等を行う際には彼等に税が支払われておりこれによって外貨を獲得している。またエコーロケーションの為の特殊な声帯を持っており、美声の種族としても知られている。外見はエラと水掻き以外は然程人族と変わらないが高温と乾燥によわく、砂漠への上陸は自殺行為と言われている。



・ロイトリ

♂♀55cm〜70cm 15kg〜20kg


外見は正に動く縫いぐるみそのものである愛らしい外見をした種族。しかしその外見とは裏腹に卓越した器用さと魔力素養を誇り、工業、主に魔具武具産業はロイトリの独占市場と言っても過言ではない。しかし筋力は外見通りであり、戦闘に関しては全くと言っていいほどむいていない。



・甲角族


頭部に1本からの角を持つ種族。セロの紋様のように個人の魔力素養によって数や形が変化する。

基本的に長寿ではあるが、角の数が多い者になると生命活動そのものが魔力依存になる為事実上不老不死に近い。

角が10本を超える者はファガールと呼ばれる戦士階級に据えられるのだが、ファガール級の甲角族は心臓を身体に血液を供給する為にしか用いていない。人族が生きる為に必要な酸素や血液がファガール級においては魔素に置き換わるからだ。その為心臓は急所たり得ず、魔力の核たる額の角が急所になる。存在定義は人族とは一線を画し、受肉した精霊に近い。



・エレンディア王立魔導協会


エレンディア大陸王都エレンディアに本拠を構える世界最大の魔導結社。設立の詳細は過去の大戦で文献が喪われたため不明だが、魔法が世に認知され始めた時代から存在したといわれている。

優れた魔法使いを育成する為の学園を併設し、人の地にありながらセロの受け入れも行う魔導の最高峰として位置付けられている。

所謂ギルド活動を行う代行者と呼ばれる構成員を多数抱えており、その武力は一国の軍隊に匹敵する。このため魔導協会の権能は世界的なものとなっている。



・魔導災害指定


高位代行者複数による遂行が必要な、竜との戦闘・戦略級儀式魔法の発動・精霊界の現界等の位相界面異常に代表される魔法的事象を魔導災害指定として魔導協会が認定する。C・B・A・S・超級のランク分けがされており、例を挙げると精霊界の現界における物質世界の侵食が超級。変革派の竜の宣戦布告がS級。200歳級の竜単体の居住区浸入がC級といった具合だ。

過去アシャンテを滅ぼした黒い獣には超級が適応された。


・竜族


人類が生まれる以前より万物の霊長として存在していたと言われている生物。人族を圧倒的に凌駕する魔力を誇り、魔導回路や駆動式を必要としない竜族固有の魔法を使う。

穏健派と改革派という派閥に別れていて、穏健派は人族との不干渉の協定を守って生きているが改革派は名の示す通り、その協会を無かった事にしようとしている。しかし改革派は若い竜が多い為、歳経た竜が多い穏健派に表立って反発できないでいる。それでも人族と変革派のいざこざは絶えない。



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