ep7お茶会の分析
かなり私見が入っています。
あのep7お茶会は絵〇の日記とだいたい同じものだ。しかし、お茶会の方はそれを誰かが編集したものだ。ではどこからどこまでが絵〇の記憶なのだろうか?
・薔薇庭園でのなごやかなシーン
ここでは絵〇がいるため、戦〇を含めた、孫世代の会話にだいたい偽りはないだろう。
・魔女の手紙が届く場面
ここでは親族全員が顔合わせをしているため、これも偽りはないだろう。
・孫世代のそれぞれの一時
ここからがかなり怪しくなってくる。そもそもこの時、絵〇を含めた親達は碑文の謎解きに励んでいるため、戦〇達が何をしているかなど知る由がないはずなのだ。実際、漫画版ep8での日記解放シーンでは、戦〇達は皆部屋から出ていく場面があり、それ以降では碑文を巡る親たちの謎解きや例のいざこざの場面ばかりで、生きている孫世代が描かれていない、あったのは既に死体となっている彼と彼女だけだ。なのでここでのシャ〇ンとジョー〇の逢瀬のシーンが個人的にはかなり怪しいのだ。少し話がズレるが漫画版ep7での答え合わせの場面での第二のゲームの「夏〇の密室にて……」の補足説明 とその解説シーンの中で、シャ〇ンがジョー〇に何かを打ち明けて、それをジョー〇が拒否するという描写があった。しかし、あんな描写がなくとも部屋に三人で入った後に即犯行を行ったでも良いような気もするのだ。そもそもあのタイミングで告白をする意味が私には今一つ理解できないのだ。そんな描写がわざわざ追加されたということは、あの告白とこの逢瀬のシーンには何か関連性がありそうな気がする。
・碑文解読成功後の魔女登場
この場面においては、ヤ〇がベアトの姿で登場するが、これは編集をした誰かの追加した幻想描写だろう。ただ気になるのは生気がない表情をしている点だ。碑文が戦〇以外に解かれたというのもあるだろうがそれにしてはやけに暗すぎる気がする。
・分配についてもめてからの惨劇への移行
この辺からかなりあやしくなってくる。特に絵〇があの二人に撃たれてからははっきり言って信用がしづらい気がする。現にあの後に〇〇と〇〇によってヤ〇が撃たれるが絵〇が目覚めた後のシーンにはその死体が消えているというのがその証だ。なので絵〇が気絶している間のシーンはそのほとんどが編集した誰かの加筆とみて間違いないだろう。
こうして見てみるとまた新たな発見がある。例えば、黄金の間での殺戮以降において、ジョー〇とジェ〇カが殺される展開だが、これは碑文になぞらえた殺人における第二の晩の寄り添う二人を引き裂けと共通するのだ。実際、ep4では「二人の若者は試練に挑み~」というのもあったので別に問題はないのだろう。そして、その後のマリ〇、源〇、熊〇、郷〇、南〇がやられる展開も、碑文の第四~八の晩と照らし合わせると見事に数があう(順番や人数はあっていても殺害方法をちゃんとなぞっていないというのは今までのepのこともあるし、気にしてはいけないと思う)。そして、〇〇と〇〇が絵〇によって息の音を止められるシーンだが、そもそも碑文を解いた大人組は絵〇を除くと6人、つまり、碑文が最初に求める生贄の数と一致している。なので、絵〇があの二人を倒したことで第一の晩の鍵が選びし六人を生贄に捧げよがある意味達成されたことになる(死ぬタイミングがおかしいかと思ったがそれを言ったらこれまでのepのほぼ全ての碑文殺人が成立しなくなるので気にしないことにした)。こうして、結果的に碑文通りの死が六軒島に刻まれ、絵〇が隠し屋敷に避難し、事件現場には『あの二人』が取り残されたことになる。……これは……ヤ〇が生きているという点を除けば、ep4の状況とそっくりだ。戦〇が気づいた時には島のほとんどの人間が碑文になぞらえた通りの死に方をしていているという……そしてこれは、ある意味、ヤ〇の出題が完成したともいえるかもしれない。それともう一つ、黄金に惑わされた人間が殺戮を続ける影で真犯人が暗躍しているというこの展開はep3のストーリーを連想させる。
しかし、ここまでわかっても5日の丸一日の間、『あの二人』が何をしていたのかがまだわからない。この辺はまたいずれ。