第3話 ナイトメア=デス
シュラの言っている意味が分かって分からない俺はこう言い返した。
全ての人間を殺せる?そんな馬鹿なことがあるか。
ならば試して見るといい。俺の力を。
.....
こいつの言っていることが本当ならば、こいつを使えば人が死ぬ
信じられないが俺は恐る恐るシュラに手を差しのべた。
...どうすればいい?
簡単だ、人間に俺を当てれば、そいつはその夜死ぬ。
お前は俺を持っている間は死神の力を持てる。
お前は俺に触れた時点で契約したことになる。今は仮だがな。
仮...?
ああそうだ。お前はまだ俺の力を使っていないだから仮だ。
今試したら、契約が成立したことになる。
ナイトメア=デスの使者の1人としてな。
どうする?契約するか?
少し考えさせてくれないか。それに、こんな夜遅くに試す人を
探しにいくのも何だし。
?人間直接会わなくとも使えるぞ?
人間共にはテレビというのがあるんじゃないのか
テレビにお前をぶつける?!なにあほなこといってんだ
まあ、直接殺ることも可能だけどな。
だから、インターネット?ってやつの画像や
人間の顔が写っている写真なども使うことができる。
そう聞くと俺はインターネットを開き人間の画像を探してみた。
こいつでいいのか?
誰でも構わん。
俺はシュラを持ち、その画像に向かって軽くシュラを当ててみた。
...?なにもおこらないじゃないか。
明日になればわかる..
シュラはそう言うと姿を消した。
夢....だったのか?
俺はさっきの変な出来事を夢と思い込みさっさと寝た。
...小さく震え、また小さく、こう思いながら。
朝が...楽しみだ。