第2話 全ての人間を殺せる力
....!?
俺は怯える様にベッドを見た、そこには見たこともない大きな釜が置いてあった。
なんだこれは....?
慎重ながら、その釜に手を差し出し、持ち上げた感想は軽い。そして長い。
すると突然背後から寒気がした。
!?
振り向くと今度は逆の方から寒気が
なんだ?一体どうなっているんだ?
真夜中俺は言った。大きな声で。するとどこからか声がした。母さん起きたんかな?
うるせーんだよ、ぎゃーぎゃー喚くな。
!!????!!
かける言葉もない。釜が急にひとりでに浮いて...喋ってきたんだ。
なんなんだおまえは!!!?
俺はいってやった。そりゃあいうよ。釜が喋るんだもの。
すると謎の釜は堂々と俺に言ってきた。
うるせえお前が俺の名を名乗る義理はねえぞ。それよりまず
お前の名前言えよ
生まれて初めて物を本気で殴りたいと思った。
がしかしこらえて俺は俺の名を、謎の釜に告げた。
桂馬龍...だ。
俺の名はけいまりゅう。そう言うとヤツはいってきた
そうか、俺はシュラ。さっきのメールの送り主だ。
(ふーん、結構あっさり言うんだな...)
釜が何故喋れる?どうやって俺のパソコンにメールを送った?いつからここにいた
俺は質問という質問をシュラにぶつけてみた。
するとシュラはばかにしてるかのように俺の言葉に返事をした。
釜喋っちゃ悪いかメールを送っちゃ悪いかここにいたら悪いか。
完全になめられてる、俺はそう思った。
メールの内容について聞くが、楽しくなる物とはどういうことでなんのことだ?
シュラはにやにや笑いながら俺に言った。
楽しくなる物は俺だ。俺を使えば全ての人間を殺すことが出来る。
は.....!?