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第七話  作戦

かなり更新が遅れてしまいました。

すみません


原因は後書きで…



「じゃあ、これでいいね?」

「えぇ…でも岩城さんは大丈夫なんですか?」

「現役の軍人なめんなよ?」

 岩城はそう言ってニヤリと笑う

「パートしてたけどね〜」

 優の一言に岩城が苦笑した。

「ハハ、それは言わないでくれるとうれしいな……自信が無くなるから」

「そんなことより、もう一度作戦を確認しましょうか」

「…そうだね。まず、僕が適当に暴れてゾンビ達を集める。で、その隙に君達は軽トラに乗り込んで僕を回収して終了。簡単だね?」

「一度打ち合わせしてるから良いですけど、はしょり過ぎです。」

和人が呆れながら言うと、優が岩城の説明に補足してくれた。

「え〜と、まず二手に分かれて『オトリ』役の岩城さんは交差点の西側、まぁここらへんのことだね。私達は南側まで移動して岩城さんが暴れだすまで隠れとく…と。で、ゾンビが岩城さんの方に移動したら車を取り返して逃げる。あと岩城さんが暴れだすまで撃っちゃいけない…他に何かあったっけ?」

「岩城さんを回収するのを忘れてるぞ」

「……ちゃんと拾ってくれよ?」

 岩城が『オイオイ』といった感じで優を見ながら答えた。

「わかってるって。それに運転するのは私じゃなくて和人だし。ね?」

「あぁ、それもそうだな。でも岩城さん、こっちまで来れるんですか?なんならそっちまでムリヤリ行きますけど…」

「いや、僕が軽トラまで行くよ。突っ込んだりしたら車が壊れそうだ。…それに、いざとなったら『コレ』を使うしね。」

 岩城はそう言ってパイプのような物を二本取り出した。

「…なんですか?それ」

 和人が分かりたくない、といった感じで恐る恐る聞く。

「パイプ爆弾だよ。訓練中に隊の仲間と一緒に作ったんだけど、結局使わずに押入れに入れたまま忘れててね。良い機会だから使ってみようかと」

 自作にしてはなかなか完成度が高く、導火線ではなく安全ピンとレバーが付いている。

 仕事中に何してんだ。とか思わないことも無い和人だったが、とりあえず話を進めることにした。

「じゃあ、岩城さんがこっちまで来てくれるって事で良いんですね?」

「あぁ、君達は軽トラに乗り込んで動かす事だけに専念してくれれば良い。後はこっちでなんとかするから。」

「分かりました」

「じゃあそろそろ行こうか。二人共、気をつけてね」

「えぇ、岩城さんも」

「がんばってね〜!」

 こうして三人はそれぞれの役目を果たすために別れていった。



 …Side〜和人and優〜


 岩城と別れた二人は、目的地である交差点の南側を目指して路地を歩いているのだが、いたる所にゾンビがいるのでなかなか辿り着けないでいた。拳銃があるんだから倒していけばいいじゃないか、とも思うだろうがそうもいかない。というのもこのゾンビは中々やっかいで、鼻も良ければ耳も良い(岩城談)。銃なんか撃とうものならあっという間に集まってくるだろう。路地なんて狭い場所に集まられたら逃げ場が無い=死ぬということだ。

 というわけで、二人は『人影が見えると即ダッシュで退避+迂回』という事を繰り返していた。

「…なかなかキツイな」

「うん…説明聞いた時はもっと簡単だと思ってたのに。それより、もう時間無いんじゃない?」

「あぁ…あと五分も無いな…」

 和人が時計を見ながら答える。

 ちなみにこの『時間』というのは、岩城が陽動を開始する時間のことで、最初は20分の余裕があった。

「さっきの路地を突っ切れば終わりだったんだけどな…」

 和人がそう呟くと

「え、そうなの?じゃあ突っ切っちゃおうよ。ゾンビも一人だけでしょ?」

 優が『ハイ』と、足元に転がっていた鉄パイプ(水道管)を和人に渡しながら言った。

 最初は渋い顔をしていた和人だったが、それ以外に方法が無い事を悟ると、鉄パイプを受け取った。

「…じゃあ行くけど、少し離れておいてくれよ」

「うん。最初からそのつもり」

「…さいで」

 会話もそこそこに問題の路地を覗き込みに行くと、やはりいた。壁の方を向いてぼーっとしている。

「いくぞ…」

 誰に言うでもなく呟き、鉄パイプを握り直すとゾンビ目掛けて駆け出した。

 まだゾンビに動きは無い。

「(いける!)」

 上段で構えた鉄パイプを渾身の力でゾンビの頭に振り下ろした。だが、

「っ!嘘だろ!?」

 鉄パイプが頭に当たる直前、ゾンビが頭上に振り上げた腕に当たり防御されてしまった。しかも、鉄パイプがひん曲がり、手がしびれるオマケつき。ゾンビの方も腕が折れているはずなのだが、やはり気にしていない。それどころか和人を捕まえようと腕を伸ばしてくる。

「《下がれ!!》」

「!!」

 お馴染みとなった『声』に従い、焦りながらもゾンビと大きく距離をとる。

「…ちっ」

「《ボケっとするな!早く撃て!!》」

「でもっ!」

「《でももクソもあるか!!撃たなきゃ喰われるぞ!!》」

 ゾンビがこちらに向って来るのを見て覚悟を決めた。

「クソっ……優!!逃げる用意しといてくれ!!」

「へ!?」

 後ろの方で優が戸惑っているが気にしていられない。ホルスターから銃を抜きロクに狙いもつけずに、引き金を引いた。

『パァン』

 和人が思っていたよりも反動は軽かったが、やはりすんなり命中してはくれなかった。はるか向こうで窓ガラスの割れる音が聞こえる。

「《ヘタクソ!!ちゃんと狙え!!》」

「うるさい!初めてなんだから仕方が無いだろ!」

 ケンカしている場合では無いと思うのだが…

「《それよりもう一回だ!指示出すからその通りやれ!》」

 和人は気に入らない様子だったが『声』の言う事を聞く気になったらしく、黙って銃を構え直した。

「《違う、もうちょい下だ。》」

 すかさず指示が出され、言われた通り狙いを少し下げる。

「《そう、そこで良い。後、引き金にはあまり力を入れるな。銃を安定させることを第一に考えろ》」

 先程まで揺れていた銃がピタリと止まる。

「《良いぞ。撃て。やさしくな》」

 ゆっくりと引き金が引かれ、ハンマーが落ちた。

『パァン』

 銃声と共に吐き出された銃弾は狙い違わずゾンビの眉間に命中し、崩れ落ちた。 

「当たった…」

「《当たり前だろうが。つーか、この距離で当たらない方がおかしいぞ…》」

「うるさい…ちょっと黙ってくれ」

「誰が?」

「!?…いやなんでもない」

 いきなり背後に現れた優に驚き、和人はあわてて誤魔化した。

 頭の中では『声』が大爆笑していて非常に腹立たしい気持ちの和人だったが、完全無視。

「そんなことよりも、早く行こう。」

「そだね〜、岩城さんの言いつけやぶっちゃったしね」

 優の視線が痛い。

「う…すまん」

「冗談だってば♪早く行こ」

 怒っているかと思えば優しい笑顔でこんな事を言ってくる。和人が優のコロコロ変わる感情に戸惑っていると

「《おもしろい女だな、俺は好きだぜ。お前はどうだ?》」

「………」

「《おいおい無視かよ。…いや答えられねぇのか、はたから見りゃ独り言だもんな。》」

 『かっかっか』と笑いながら言ってくる。

「《ちなみにな、声に出さなくても俺に伝えようと思えば聞こえるぞ》」

「(先に言え!!このバカ!!)」

 またもや『声』が大爆笑する。つくづく腹の立つヤツだった。



 …Side〜岩城〜


「後五分かぁ…二人共大丈夫かな」

 岩城は時計を見ながらプカプカと煙草をふかしていた。足元には2体のゾンビが転がっていて、いずれも後頭部が大きく陥没している。

「1、2体なら楽勝なんだけどなぁ…」

 靴に付いた血を拭いながらぼやく。何かもうスゲェやる気が無いように見える。いや、実際やる気が無い。なぜなら

「…これは多すぎだろう」

 隠れている路地から大通りを見ると、ゾンビ共がウジャウジャいるからだ。

「安請け合いしすぎたかなぁ…」

 ブツブツ言いながら煙草を消した時だった。

『パァァン』

 遠くから銃声が聞こえた。しかも二回

「! 和人君の方か!マズイぞ」

 今まで目的地も無くうろうろしていたゾンビ共が、一斉に銃声が聞こえた方に移動しだした。

「仕方ない!」

 岩城は路地から飛び出すと手当たり次第にゾンビを倒し始めた。手の届かない奴には弾丸を、そうでないものには足を。縦横無尽に走り回り、できるだけ銃は使わずに己の足で蹴り倒していくが、それでも弾がすぐに無くなる。

 岩城の使っている銃の名は『SIG SAUER P220』陸軍の正式採用している拳銃なのだが、如何せん弾倉容量が9発と少ない。物によってはリボルバーにも負けるほどだ。(S&W M617は装弾数10発、ただし弾丸のサイズが違うが)しかも、岩城の持っている予備弾倉はたったの二つ。一応予備の弾丸も持ってきているが、弾倉に詰め直す余裕なんてありはしない。


「クソっ」

 フラフラと近寄ってきたゾンビの頭に腕を回し、首をねじ折る。

「お前ら…」

 足払いをかけ、転んだ奴の頭を踏み潰し

「ウジャウジャと…」

 素早く周りを見回し、体の損傷が少ない奴を近付かれる前に撃ち殺す。

「鬱陶しいんだよっ!!」

 目の前の奴に肘を叩き込み、残弾を他の奴らに一発ずつ全て叩き込んだ。

 もう岩城に先程までの柔和な表情は微塵も無く、ただ冷たい瞳で殺していく。通った跡には死体の道ができあがった。

 多少手違いはあったもののオトリとしては十分で、今ではほとんどのゾンビが岩城を狙っている。いや、十分どころかやり過ぎかもしれない、最初よりもゾンビの数が増えてきている。


「マズイな…」

 背後のゾンビを蹴り飛ばしながら、弾倉を交換しスライドストップを外す。これで予備弾倉は残り1だ。できるだけ囲まれないように動いてはいるが、それでもキツイ。じきに限界が来るだろう。それに、和人の方から聞こえる銃声も気になる。

 

 それからさらに5体程蹴り倒し、そろそろまとわり付くゾンビを捌ききれなくなってきた時だった。


 銃声以外の『プ〜』という気の抜ける音がかすかに聞こえた。

「やっと来たか!!」

 あれは、軽トラに乗り込めたという合図だ。後は合流するだけなのだが、交差点側に行くにはゾンビの壁を抜けなければならない。さすがに無理だと判断した岩城は一目散にゾンビの少ない反対方向に駆けていった。

 逃げる準備ができたのなら残弾など気にしなくても良い。とにかく邪魔な奴を片っ端から撃ち倒しながら放置してあった乗用車の陰に隠れ、自作のパイプ爆弾の安全ピンを抜くとゾンビ共の中央に放り投げた。


「3・2・1・0………アレ?」

 いくら待っても爆発してくれない。よくよく見ればレバーが外れていなかった。

「あちゃあ…仕方ない、もういっちょ」

 もう一本のパイプ爆弾を投げるが、今度は安全ピンだけでなくレバーも外してから投げ込んだ。

 余談だが、この爆弾のレバー部分には岩城自身が暴発防止のために瞬間接着剤を流し込んでいたため、ちょっとやそっとじゃ外れないようになっていた(本人ど忘れ)

 

 『ドォォォォン』


 作った本人でも驚くような盛大な爆発が起こった。

 ゾンビは吹き飛び、付近の窓ガラスは割れ、空気がビリビリと震えている。残った物は大量の煙と砂埃だけだ。

「…最初から使っとけばよかったなぁ。……ん?」

 煙の向こうからいまだに銃声が聞こえる。もう向こうにゾンビは殆どいないはずなのだが…

 すると、立ち上る煙の中から一台の軽トラが飛び出してきた。岩城の姿を見つけると『プ〜』というクラクションを鳴らし若干スピードを落とした。だが、止まる様子は無い。しかも運転席でハンドルを握っているのは

「優ちゃん!?」

 なんと運転しているのは優だった。和人はと言えば荷台で後ろの煙に向って撃ちまくっている。と、ここで和人も岩城に気付き叫んだ。

「岩城さん!!止まれないので!”飛び乗って”下さい!!」

「は!?」

 岩城に理由を聞いているヒマはなかった。軽トラはみるみる近付いてくる。

「くっ!!」

 けっこうなスピードの出ている軽トラの荷台にしがみつき、ずり落ちそうな体を腕力のみでムリヤリ荷台に乗せた。

「止まってくれたっていいだろ!?いったいなん……なんだあれ!?」

 扱いの酷さに怒鳴った岩城だったが、あるものを見てどうでもよくなった。


 岩城が見たものは一言で言えば『バケモノ』だった。


 身長3mはあろうかという大きな体、全身を覆う黒い鎧のような筋肉、走る事に特化したダチョウのような形状の太い足、頭は無く胸の筋肉の間に人間のような顔がわずかにのぞく、そして極めつけは指先から伸びた特大のカマのような爪だ。

 そんなバケモノがこの軽トラを追いかけてくる。車を止められなかった理由がよく分かった。

 岩城が目の前の光景に驚いていると

「岩城さんも撃って下さい!もう弾が無くなります!!」

「あ、ああ!」

 言われて岩城も撃ちはじめた。だがいくら命中しても効いているようには見えない。あまつさえ、足を撃った時には火花が散って銃弾が弾かれた。

「効いてないみたいだぞ!?」

「それでも撃たなきゃ追いつかれます!」

 確かに銃弾が当たっている間は少しだけ走る速度が落ちている。

「弾切れです!!他に何か武器は無いんですか!?」

「もう予備の弾丸ぐらいしか、っうお!?」

 軽トラの後輪が何かを踏んで僅かに跳ねた。そのわずか数秒後


『ドォォォォン』


 バケモノの足元で何かが爆発し、その爆風で軽トラの後部が浮き、『ガシャン』という音と共に接地した。車は多少蛇行したものの横転したりすることは無かった。

 バケモノが追ってくる様子はない。


「…舌噛みました……何したんですか?」

 尻餅をついた和人が顔をしかめながら聞く

「いや…僕にもよく分からないんだけど…多分…吹っ飛んだもう一個の爆弾だと思う…」

 仰向けに倒れたままの岩城が自信無さげに答えた。

「多分って何ですか…」

「分からないんだから仕方がないだろう?それよりあのバケモノこそ何なんだ?」

「それこそ分かりませんよ。いきなり近くのコンテナから飛び出してきて襲われた事ぐらいしか」

 和人はこれまであった事を話す。


 最初は岩代の活躍のおかげか、僅かなゾンビを倒して軽トラまで簡単に行けそうだった。だが、乗り込む寸前にあのバケモノが襲ってきて、咄嗟に優が運転をしてくれなければ危なかった事などを伝えた。


「あ、最初はあのバケモノは黒色じゃなくてピンク色で銃弾も効いてたんです。でもそのうち変色していって…」

「ぜんぜん効果が無くなった?」

「えぇ…」

 二人が弾倉に弾を詰めながら話していると運転席から優の声が聞こえた。

「ねぇ!話してるとこ悪いんだけど…そろそろ限界。ぶつかりそう…」

 とたんに軽トラがフラフラしだした。 

「やばっ!優!アクセル放せ!!」

 その後軽トラはゆっくり減速し、エンストして止まった。

「おっとと、じゃあ僕が運転するから和人君は弾の方頼むよ」

「分かりました。」

 荷台から降りた岩代が和人に尋ねた。

「とりあえず、一旦基地の方に向かうけど良いかい?」

「基地?かまいませんけど…確か基地はもう」

「うん僕も見てたから知ってる。でも武器も少しなら残ってると思うんだ。今のままじゃ非力だろ?」

 岩城が手元の拳銃をかかげながら言った。

「そうですね…じゃあ目的地は基地でお願いします」

「OK、まかされた。そっちこそ見張りたのむよ」

「はい」

 弾を込め直した拳銃を操作しながら和人も答える。優は助手席でグッタリしていた。初めての運転があれでは疲れるのも当たり前だろう。

 

 そうして三人は武器を求めて基地へと向かった。道中に何があるかも知らずに…



 体中から煙を出しながら黒いバケモノはゆっくりと起き上がった。

 腕などの様々な所にゾンビが噛み付いていて鬱陶しかったので、爪で軽く挟んでやると簡単に死んだ。

 立ち上がってまとわり付くゾンビを剥がした所で、頭の中で誰かの『声』が木霊した。

「《コろせ コロセころせこロセコロせ……命令なんか知らない、アイツらを殺せ!!》」

「(ダ…レ?)」

「《どうでもいい!!コロセ!!お前がやらないなら俺が殺る!!》」

 感情など無くなったはずだった。だが、この声から感じたのは紛れも無い『恐怖』だった。

「(タス…ケテ)」

「《だったらヤツらを追いかけろ!!何があっても殺せ!!》」

 

 バケモノは自身でも理解できない恐怖につき動かされ、和人達の去っていった方向に走っていった。



読んでくださりありがとうございます。


で、原因ですが事故しました。

バイクに乗ってて車線変更→後ろから車がガシャン、です。

足首と肩が痛い痛い、フルフェイスで良かった。

車って怖いねぇ〜、いやホント皆さんも気をつけて下さい。

しかし、バイクはやめません。乗り続けます。


ではまた次回


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