13話 『せいりゅう』
明日(?)から旅行に行ってきまーす。
ので少しの間、投稿出来ませんので
悪しからず・・・。。。
ただ眠っていた。
それだけだったのに気付けば見知らぬ湖の中に居た。
そして体に纏わりつくのはあの忌々しい『歪み』ではないか。
≪・・・くそぅ。≫
思わず罵りの声をあげてしまう。だが、その声は虚しく湖の底で響くのみ。
この湖は我の住む湖ではないという事から『歪み』に違う湖に飛ばされたのだという事が分かる。
あの愛しい湖から・・・こんな上辺だけの綺麗な汚らわしい湖になんぞに・・・。
≪・・・力が吸われる。 ・・・眠らな、ければ・・・―――≫
チャポン チャポン
・・・何の音だ?
懐かしい水の跳ねる音に我は眠りから覚醒した。
まさかこんな所に来る者が居るはずもない。来れるはずがないのだ。なのに来たということは
それだけ強い魔力を持っているか、『歪み』に気に入られたか、呼ばれたか、だ。
だがここの『歪み』は酷過ぎる。
ここに来た者も我と同じ様に囚われてしまう。
犠牲者は少ない方がいい。だから遠ざけるつもりで残り少ない力を使って話しかけた。
なのにまさか助けを聞かれるとは・・・。
勿論断った。この『歪み』に対抗出来る力は魔王クラスの者でなければならないからだ。
確かに強い力を感じるが何かが足りない感じがしたのだ。
あの光が見えるまでは・・・。
カァァァ
「・・・待ってて・・・今、助けてあげるよ・・・。」
≪っ! この光は・・・!≫
その懐かしいく、心地良い光に我は心を奪われた。そのおかげで消えていく―――浄化されていく『歪み』に気付くのに遅れた。
≪・・・歪みが・・・。≫
ジャボン
≪!!≫
大きな水音と共に水面から落ちてくるそれは人の形をしていた。
あれが我をこの牢屋から救い出した者なのか・・・?
我は久しぶりの体の感じを感じながらその者を優しく受け止め、包み込む。
≪・・・魔王様・・・。≫
一目見、魔王だということを直感した。
そして、どうしようもなく愛おしく愛らしく感じ、体が歓喜に震えた。
この感情がどうであろうと恩は返さなければならないもの。
・・・守ろう。
我の全てを尽くしてでも我はこの人を守ろう。
例えどのようなことがあっても、どのような手段を使っても・・・。
≪・・・我が守ろう・・・。≫
「・・・どーも?」
・・・起きておったか・・・。
しかも少し嬉しそうに少女は微笑んでいた。
「ちゃんと助けられたみたいだね。」
≪ああ・・・助かった。礼を言おう・・・ありがとう・・・。≫
礼を言うのは初めてだからかつい目を逸らしてしまう。
「・・・くす。自分の本性だしてしまえばいいのに。」
≪!!≫
ばれている!? まさか会ったばかりなのにばれるとは・・・。
この人には通じない、ということか・・・。
≪・・・あの・・・僕はな、なんて名乗ったら・・・いいですかぁ・・・?≫
「・・・・・・・・・へ?」
急な変わりようにか名前のことなのか少女はたっぷりと時間を空けて声をあげる。
さぁ、まずは名前を決めてもらいましょうか♪
・・・青竜のキャラがランフォンにかぶるから、
急遽キャラを変更したとかじゃないですよ・・・?
ほんとに・・・(汗)




