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魔王はここに  作者: 藍猫
3章 かくれざと
33/61

 9話 ぶんなげです。

3章は色々あるので長くなります。。。

よろしくです。。。






 世界は完璧ではない。少しずつ変わりながら時を経ていく。


 世界でさえ、神でさえそのものの時間を・・・時を変えることは出来ない。


 世界は崩れ続ける。なのに、世界はそれに逆らおうとする。


 故に、『歪み』が生じる。


 少しずつ、全ての存在が世界に干渉し、歪めていく。


 その歪みは時空を、存在を変容させ、世界を破滅へと(いざな)う。






 「・・・『歪み』、ねぇ・・・。」


 ユウの話を聞き、微妙な気持ちになる。


 「ぼくは知らないんですが、ずっと昔にも『歪み』が出たらしいんです。」


 「ふ~ん。・・・それっていつ?」


 「・・・えーと、千年前?」


 「結構前なんだね? その時はどうやって直した(・・・)の?」


 『歪み』は世界を破滅へと誘うとユウは言った。だが、今、世界はここに存在する。

なら、誰かが『歪み』を消したか直したのだろう。そもそも『歪み』は触れるのか分かんないから

多分直したんだろう。


 「先代魔王様です。」


 「ふぇ!?先代いんの!?」


 まさかここで先代の話が出ると思わなかったのでつい当たり前の事を聞いてしまう。


 「い、いますけど・・・?確か先代の名は・・・『メオレルト』様です。」


 「・・・なるほど『メオ』ね。ていうか先代が千年前って・・・どんだけ前なのさ。」


 「先代の名を略して言うなんて・・・魔王様にしか無理なことですね・・・。

基本魔大陸に住む者達は寿命が長いんです。特に魔王様は別格で、五千年は生きれるかと・・・。」


 「五千年!? な、長~・・・。」


 「まぁ、魔力の量によって変わりますがね。見た目も魔力が多ければ若いままを維持できます。」


 魔王というのはやはり別次元の存在のようだ。まさか五千年も生きられるとは・・・。


 にしても、魔力の量で見た目は若く維持できるのなら・・・ユウ達は今何歳なんだ・・・?


 今まで触れなかった疑問を聞いてみることにする。


 「・・・ユウ達、今何歳?」


 暫く空を見てユウ達が答える。


 「・・・ぼくは70ぐらいですね。」


 「俺は60だったと思うぞ?。」


 「私は・・・10さいだよ。」


 ≪・・・110くらいか?≫


 ・・・なるほど。知らぬが仏 っていうことですか。


 「・・・見た目に騙されちゃ駄目ってことだね・・・。」


 私の溜息混じりの呟きに皆は不思議そうに首を傾げる。


 ・・・もう、騙されないもん!


 「・・・で、『歪み』はどうしたらいいの?」


 そっちのけだった話題をもとに戻し、話をしだす。


 そうだよ。今は『歪み』についてだよ!


 「頑張って下さい?」


 「応援してるぞ!」


 「がんばってフェノ様!」


 ≪・・・頑張るのだな。≫


 順番にユウ、カイル、レーノ、ランフォン だ。


 あれ・・・?にしてもおかしくない?


 全部ぶん投げられた気分なんですけど・・・?


 ちょっ、目を逸らさないで!?


 皆ぁぁぁぁぁぁ!?


 お前もか、カイルゥゥゥ!?































 

なんか出てきました『歪み』!


・・・なんなんでしょうね・・・(汗)


歳いっててもユウ達は人間でいう10代ぐらいですね~。



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