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魔王はここに  作者: 藍猫
3章 かくれざと
32/61

 8話 わかんないです。







 魔王の住む魔王城は魔大陸のど真ん中にある。そして森を挟んだすぐ北側に、魔大陸の首都―――『ベルセリン』がある。ベルセリンはフェノがレーノ、ミニ、ルカ、レクト達に出会った最初の街だ。


 そして其処よりもっと北へと進んだ所にバンパイアの里の中で一番大きな里―――『バルニト』がある。


 他にも隠れ里は点々と存在するが、そこは首都―――『ベルセリン』とは違い、住んでいる種族が決まっている。ベルセリンには行き場のないなどのわけありや、自分の意思で来る者達がいるから種族関係がない。それに比べ、隠れ里はもともとの種族しかだいだいは住めない事になっている。


 フェノ達はバルニトから更に北へと向かっている。北は魔大陸の中で一番魔獣の多い所で、凶暴なやつも多い。フェノにはどうでもいいことだが。




 ≪・・・フェノ様?この辺りでよいか?≫


 「・・・ん、う~・・・。・・・うん。」


 ランフォンの声で私は目を覚ます。辺りを見回し、森だしこの辺りとか関係なくね? とか思いつつ、

返事をする。


 「大分北に来ましたよ、フェノ様。確かに魔獣が暴れているみたいです。」


 「・・・そうみたいだね。でも暴れているのは一匹だけじゃないね。」


 「! ・・・よく分りましたねフェノ様?

確かに来る途中、いろんな魔獣たちが暴れているのを見ましたが・・・。」


 ・・・森が騒いでいる・・・。


 バルニトででも僅かに感じていたが・・・ここまで騒いでいるとはね・・・。


 それに・・・


 「フェノ様・・・?」


 「え・・・?」


 ポタ


 何かが私の目から流れ落ちた。


 ≪・・・涙?≫


 ランフォンの毛皮に落ちたのは私の涙だった。


 ユウ、カイル、レーノが何事かと駆けつけてくる。


 「あぁ・・・。影響され過ぎちゃったみたい・・・。」


 目からとめどなく溢れ出る涙を拭いながら皆に言う。


 「影響?」


 「うん。森の・・・『悲しみ』の、ね。」


 そう。『悲しみ』。森の、傷つけられた『悲しみ』。


 ・・・きっと暴れた魔獣達に傷つけられたんだろう。


 「・・・何とかした方がいいみたい。少しずつ歪んでいっている(・・・・・・・・)みたいだよ。」


 「「! 歪み!?」」


 私は思ったとおりの表現で言った『歪み』に、予想以上の反応をユウとカイルが見せた。


 「へ?なんか変なこと言った私?」


 「・・・『歪み』が・・・。」


 いつになく真面目な雰囲気で考え込む二人に私は焦る。


 「何なの?その、歪みって・・・?」


 ユウは暫く悩んでいたが、意を決した様に私に向き直り、話出した。


 「『歪み』は世界の『歪み』です。」


 「・・・は?」


 ごめんユウ。全然分かんない。
















 


 

『歪み』って自分でもよく分かんないです(汗)

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