2話 うそつきです。
「どうしよう」が最後にくるように
なんだかんだで頑張っています。
「道案内してくれ」
「・・・・・・・・・・・・は?」
先ほどまでのニタニタ笑いが消え、真剣な顔で男が言う。まさか、これほど予想外なことを言われるとは思わなかった私は、10秒ほど口を開け、唖然としてしまった。
「いや、だからな道案内を・・・な?」
「・・・いやいやいや・・・何でです?」
「迷ったからに決まってんだろ?他に理由があるか?」
「・・・ないですね・・・はい」
緊張していたことが恥ずかしい・・・。私は脱力し、溜息をつく。そして、目線を男に戻し改めて見て、気付く。男からにじみ出る黒いもやに。またにやりとした表情になっている男は気付いていないようだ。
・・・このもやもやとした森の影響?・・・大丈夫だよね・・・?
「どうかしたか?嬢ちゃん?」
男は怪訝そうに聞く。私は思いっきり不安そうな顔をしていた様だ。そのことに気付き、すぐに初対面用の作り笑顔を浮かべる。
「いえ・・・特に何もありません。・・・所で、何故こんな所で迷っているんです?」
ここがどこかも分かっていない私が言えることじゃないな・・・。
「・・・ちょっと人を探してて森に入ったんだが気付いたら迷ってたんだ。」
「うそですね?」
「!!」
男の顔が驚愕に満ちる。
人を探して森に入った?こんな危険そうな森に1人で?・・・ありえない。
道案内?こんな子どもに?馬鹿じゃないの?
仮にこの森が危険じゃないとしても、その大きな剣は何のために?
おかしいことが多すぎる。それに道案内を頼むなら、何故隠れる必要がある?
・・・今なら分かる。あの男からにじみ出る黒いもやは嘘を吐いた証だと。あの男が口を開くたびに黒いもやは出ていた。あの男は嘘ばっかりだ。こういうやつは嫌いだ・・・。この・・・
「うそつきっ!」
ザアアアァァァ・・・
黒ずんだ植物が、私を中心に枯れていった。
今だ森の中にて、
何故か怒りを表わした私の周りの植物が枯れたいきます。
・・・どうしよう・・・?
・・・ごめんなさい・・・
結局名前出せませんでした・・・
しかもなかなか話が進まないです・・・




