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24.定期討伐開始初日


いよいよ定期討伐の初日。


レンドルフの予想よりも人が多く、ギルド前の広場は朝の遅い時間帯にも関わらずごった返していた。定期討伐は日付が変わると同時に開始するので、その期間中は特別に常時窓口が開いた状態になっている。窓口が開くと同時に受付を済ませて出発したパーティなどは、もうとっくに討伐を始めているだろう。


ギルドの脇に臨時の馬止めが出来ているので、一旦そこにノルドを預けてから来たのだが、そこからタイキ達を見つけるのは困難そうだった。冒険者は全体的に体格が良い者が多い上、持って行く荷物が多い為に混雑に拍車を掛けている。だがその中でも、頭一つ分ほど大きいレンドルフは非常に目立っていた。そのせいか、ふと気が付くと自分が待ち合わせの目印にされていた。約束ではギルド前の広場集合にはなっていたが、レンドルフはこれならば自分で探し出すよりもタイキ達に見つけてもらった方が早いかもしれない、と思い始めた。ひとまずギルドカードで連絡をしておこうかと取り出そうとしたタイミングで、ミスキがレンドルフを見つけて受付まで案内してくれた。



ミスキに連れられてギルド内に入ると、受付は長蛇の列になっていた。


「初日は大体混むんだよ。取り敢えず初回だけパーティ全員のギルドカードが必要になるから」


列を見ると、受付まであと10人程度という場所にバートンが並んでいる。あの列にはパーティの代表が並んで、受付直前に他のメンバーが合流するという方法が暗黙のルールらしい。確かにそうでなければギルド内がパンク状態になってしまう。

ミスキがメンバー全員に、そろそろ順番が来るのでギルド内に入って待つようにカードで連絡を入れる。


「あ!良かった、レンさん見つけた!」


ミスキが連絡を入れてすぐに、人の足の間を半ば掻き分けるようにユリがやって来た。小柄なユリは、冒険者達の間を抜けるだけでも一苦労のようだった。


「ちょっとミスキはここにいて」

「レン?」


少し離れた場所にいるユリにレンドルフは素早く大股に近寄って、ガバリと抱き寄せるような要領で彼女を人混みから引っこ抜いた。そしてそのまま片腕に抱えてその場から離れた。


「レ、レンさん!?」


時間にしてみれば一瞬のことだったが、レンドルフの派手な動きに周囲にいた人間がザワリとどよめいた。レンドルフはそんな様子を気にも留めずにユリを抱えてツカツカとミスキの隣に戻って来ると、自分の膝をついてそっと下ろした。


「ごめん、驚かせて。今、ユリさんの……ええと、ユリさんに変な手が伸びてたから」

「えっ!?やだ、気付かなかった。ありがとう」


ユリがこちらに来る時に、彼女の背後から尻の辺りに男性の手が伸びていたのを見て、レンドルフはその手が触れる前に急いで回収するような形で連れて来たのだった。もしかしたらただの気のせいだったのかもしれないが、回避できるならそれに越したことはない。その判断は、護衛をしていて培われたのものだった。



ユリは子供並に小柄であるが、そのスタイルはメリハリの付いた豊満な部類だ。そのせいで舐めてかかられるのか、人混みで不埒な輩に遭遇する率が常に高めだった。ユリはその対策として、悪意を持って無断で体に触れて来る相手には強めの電流や、毛虫に刺されたような痛がゆい毒など、地味に嫌な感じの反撃を返す魔道具を身に付けている。とは言え、触れられるのは全く嬉しくないので、出来ることなら避けたい。



「レン、手とか何ともないか?」

「ん?ああ、特に何も…」

「やるなあ」

「?」


ミスキに言われてレンドルフは自分の手をクルクル回して裏表確認したが、時に異常は見られなかった。ユリの自衛魔道具を知っているミスキは、不埒な悪意ゼロな天然紳士のレンドルフに感心していたのだった。



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それから10分ほど待って、バートンが受付前に到達したタイミングで全員が集まった。タイキとクリューは列を挟んだ反対側にいたらしい。


「それでは『赤い疾風』は森の北側に向かってください。可能であれば、深度5以上の深さの討伐をお願いします。それから、聖水用の採水地にエリアが掛かっていますので、毒薬の使用は控えてください」

「分かりました」


全員のギルドカードを受付に出すと、一人だけ新人の証である色付きカードを確認して、またしても職員がチラリとそれを出したレンドルフを見た。だが、それ以上の反応は見せずにすぐに淡々と手続きを行った。やはり慣れているであろう職員から見ても、レンドルフに「新人冒険者」という肩書きは似合わないらしい。


カードを魔道具に通してから職員は中型のポーチを二つと、丸めた地図を渡して来て、それを受け取って受付完了になった。


再び人混みを抜けて、一旦「赤い疾風」の拠点まで戻ることにする。彼らは混むことが分かっているので、荷物は置いて来ていたのだ。



「ユリさん、嫌じゃなければここを抜けるまでまた抱えてていいかな」

「…うん。大変じゃなければ」

「軽いから大丈夫」


ユリが人混みを抜けるのは大変であるし、また先程のような不埒な輩がいないとも限らない。レンドルフの申し出にユリが頷くと、彼はヒョイと片腕で軽々と抱え上げた。レンドルフは自分の腕の上にユリを乗せるようにして、ユリの着ている丈の長いポンチョの上から膝の辺りを支えている。その様子はまるで子供を抱えるお父さんのような風情にも見えた。


「…もうちょっとこう、甘さが欲しい…」


その姿を後ろから眺めていたクリューは、二人には聞こえないようにボソリと残念そうに呟いたのだった。



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「今日は初日で街道も混み合うからな。俺達は昼過ぎに出発する」



定期討伐初日は、まだ手付かずの魔獣の群れが多いので、最も狩りの成果が上がりやすい。その為に、受付が開くと同時に手続きをして討伐に出るパーティが多い。特にそれほど強くないパーティは、他が弱い魔獣を狩り尽くす前に一頭でも多く討伐したいため、初日が一番の稼ぎの好機なのだ。「赤い疾風」のように中程度以上の深度に入るパーティはそこまで急ぐ必要はないし、何より馬車を使用するパーティで午前中は渋滞が起こることも多い。



「まあ今日は軽い肩ならしのつもりで行こうぜ。正直、小物を大量に仕留めるより、大物一頭の方が実入りもいいしな」


拠点の家に戻って来て、出発までに軽く腹を満たして行こうということで、キッチンではバートンが支度をしていた。バートンは上位の生活魔法を使えるだけでなく、料理も上手いのだそうだ。レンドルフは手伝おうかと声を掛けたが「キッチンは一国一城の主でいたい」と断られた。


一応レンドルフは作ってもらった朝食を食べて来てはいたが、まだ彼の食べる量が掴めていない為にやや物足りなかった。大変味は良かったし、成人男性が食べるであろう量の1.5倍くらいはあったのだが、それでもレンドルフにしてみれば腹八分目よりも少なかったのだ。


「これは貸し出し用の空間魔法の付与付きのものなんだ。黒の方が時間停止も付いてる。紺色の方は時間停止は付いてないが、その分容量がでかい」


討伐した魔獣はその屍骸が別の魔獣を呼び寄せるので、持ち帰るか埋めるかが望ましい。しかし持ち帰りだと持てる魔獣に限りがあるし、埋めるにしても手間がかかる。その為、高価過ぎて一般的に流通していない空間魔法の付与されているポーチをギルドが貸してくれるのだ。勿論それには盗難防止の付与も掛けられているので、もしそのまま持ち逃げした場合は重大なペナルティが科せられる。



「いつもは俺とクリューが持ってるが、今回はクリューとバートンを交代させてみようと思う」


ミスキが説明すると、クリューはうんうんと頷いた。


「気にするほどじゃないけど、やっぱりあたしの魔法とは相性悪いからねえ。正直助かるわぁ」


こういったポーチは破損が怖いので基本的には後衛が持って、戦闘終了後に回収するのだが、人によっては強力な付与魔法が自身の魔力に影響する場合がある。クリューはそのタイプだった。もう一つを持つミスキは魔力の影響はないのだが、纏めて二つ身につけるとさすがに弓矢の扱いに問題が生じるので、仕方なくクリューが身に付けてはいた。だが魔法の発動に僅かながら抵抗があるらしく、地味に体力が削られるらしい。


「俺達の指定された地域はこの辺りになる。ま、厳密に決められてる訳じゃないけど、あんまり派手に越境すると、他のパーティとぶつかってトラブルになることもあるから、一応気をつけててくれ」

「分かった」


ギルドから渡された地図を広げると、指定された場所が赤くなっている。これは登録したギルドカードと連動しているらしく、居る位置が地図上に光で示されるそうだ。地図は一枚しか渡されないが、別行動を取る場合に備えて、小さいがカードにも同じ地図が表示されるようになっている。その為に同じグループで揃っての登録が必要なのだ。



「ほれ、出来たぞ」

「わあ!旨そ!!」


こまごまとミスキから説明を受けていると、キッチンにいるバートンの声と同時に、フワリといい匂いが漂って来た。その匂いに即反応したタイキが、いそいそとキッチンから皿を運んで来る。レンドルフとミスキは急いでテーブルの上に広げていた地図やカードを片付けた。


皿の上には、オムレツとチシャを挟んだサンドイッチが並んでいた。玉子の黄色と野菜の緑、そして塗られているケチャップの赤が何とも鮮やかで食欲をそそる。よく見ると、オムレツの中に挽肉のようなものと、トロリとしたチーズが入っているものの二種類があるようだった。そして深皿に山盛りになった、干し肉をジャガイモとタマネギと一緒に炒めたものが並ぶ。


「これって…」

「レンに貰ったレッドディアの干し肉を使ってみたんじゃよ。そのまま食っても旨かったが、料理に使っても旨かったぞ」


トマトスープの入ったカップを並べながらバートンが説明してくれた。クロヴァス領ではレンドルフはおやつにそのまま食べていたので、こうして料理で食べるのは初めてだった。


「「「いただきます」」」


挽肉の入ったオムレツの方を齧ると、挽肉ではなくこちらも干し肉だったことに気付いた。細かく刻んだ干し肉のさっくりとした歯応えと、フワリとした玉子の相性の良さに驚く。干し肉の塩気と香辛料が、玉子の味でまろやかになって優しい味になっている。軽く焼いたパンに挟んでいるので、溶けて染みたバター香りと塩気も丁度いい。そして焼き目のサクリとした食感の差も美味しいかった。

次は深皿の炒め物を小皿に取って、じっくりと眺めてみる。ジャガイモもタマネギも細切りになっていて、透き通ってツヤツヤしていた。パクリと口に入れると、レッドディアの脂の甘みが存分に回っているが、シャキシャキした歯応えも残っている。味付けにマスタードを使われているので、酸味と鼻に抜ける辛味が更に食欲を刺激するようだった。


「バートンさん、どれも美味しい」

「レンがくれた干し肉が旨いんじゃよ。いつもの干し肉で同じものを作っててもこうは旨くはならんて」

「そう言ってもらえると嬉しいですね」


トマトスープは昨日の残りと言っていたが、具材がこれ以上ないほど柔らかく、細かくなった野菜は口の中に入れた途端に溶けてしまう。トマトの甘みと酸味が濃くて、サンドイッチのオムレツとよく合った。


「タイキ、ちゃんとスープ飲みなさい」

「えー!昨日飲んだからもういい…」

「半分は飲みなさい。半分は手伝ってやるから」

「うう…」


見るとタイキのカップは手付かずになっていた。それを隣に座っているミスキが目敏く見つけると、ズイ、とタイキの真ん前にカップを押し出した。


「タイちゃん、よく煮込まれてて殆どトマトの味よぉ」

「いや!煮詰まった分、セロリ味が濃い!」


タイキの主張を聞いて、レンドルフは最後に残っていたスープの一口をよく味わってみたが、クリューが言ったようにほぼトマトの味にしか思えなかった。


「…トマトだな」

「レンまで!絶っ対、セロリの味するって!」

「味がしようがしまいが関係ない!ちゃんと食べる!」


どうやらタイキはセロリが嫌いなようだった。嫌いなものは大抵よく分かるものである。

そして先日から、ミスキとタイキの会話が兄弟というよりは親子、特にミスキが母親のように思えた。


「ミキタが忙しかったから、タイキはほぼミスキに育てられたようなものじゃからの」


レンドルフの顔に出ていたのか、バートンがそんなことを口にする。


「そうだよ、俺、子育て経験豊富なの。まだ独り身だけどな!」


鼻を摘んでカップに直接口を付けて一気に飲み干すタイキの様子を見ながら、ミスキはヘラリと笑った。

半分と言っていたが、タイキは全部飲み切ってしまった。その後すぐさま水をがぶ飲みして、得意気な顔で空になったカップを見せびらかして来た。


「全部飲んだ!」

「おー、えらいぞ」


ミスキがタイキの頭を撫でた。それだけでタイキはすっかりご機嫌になってニンマリと笑う。そうやって笑うと、口の端からほんの少し牙のような尖った歯が覗く。その様子を見て、もしかしたらタイキは背だけは高いが相当若いのではないかとレンドルフは思った。言動はやんちゃそうではあるが、思い返してみるとあまり反発するような様子はなかった気がした。反抗期になる前の子供のような印象だ。

何となくこの場で聞くのは憚られたので、レンドルフは後でこっそりミスキに確認しようと考えていた。



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昼を過ぎると街道の渋滞も無くなり、魔馬の引く馬車の後ろにレンドルフが騎乗するスレイプニルが続き、いつもよりもくっきり轍の跡が残っている道を進んだ。葦毛の毛並みをした二頭の魔馬に引かれた馬車は、見た目は荷馬車のようだが、振動を和らげる付与が施されていて乗り心地は悪くないらしい。こうした天気の良い日は荷馬車のような形だが、雨や日差しが強すぎる場合は簡単に幌を掛けられるそうだ。


途中魔獣に遭遇することもなく、レンドルフ達は順調に目的地近くの水場に到着した。


ここは森の深度5にあたる場所ではあるが、聖水の元となる水の採水地であるので、直接馬車で乗り入れられるように街道が整備されている。これよりは奥は整備された道がないので、徒歩で奥まで向かうことになっている。


「ユリ、ここで採取するんだろ?」

「うん、そんなに時間は掛からないから、ちょっと休んでて」


馬車がまだ止まってないうちからピョン、と飛び降りて来たタイキが、馬車の中のユリに尋ねた。


王都の神殿で精製している聖水は、全てここの採水地から汲んで来たものとされているが、レンドルフが思っていたより小さな流れだった。



馬車を止めて全員下ろしてから、バートンが再び動かして下草の繁っている場所に移動する。そこで魔馬を馬車から外して、馬車には盗難防止の結界の魔道具を、魔馬の首の辺りに小さな魔道具をぶら下げた。それを装着した瞬間、僅かに魔馬の姿が揺らいだようになる。これは魔獣避けと認識阻害の魔道具で、こうして魔獣の出る場所に馬などを置いて行かなければならない場合に必須なものだ。魔獣の嗅覚と視覚を惑わせるので、襲って来たとしてもその狙いが外れてしまうのだ。人間には効果はないが、こうして討伐などに連れて来られる優秀な馬や魔馬などはきちんと飼い主が登録されていて、誰かが盗もうとしてもすぐに行方が辿れるようになっているので、魔獣さえ避けられれば問題はない。

レンドルフが連れているスレイプニルは、元が魔獣なので魔獣避けを付けられないが、もし魔獣が襲って来ても逃げ果せるだけの足の速さと賢さがあるし、弱い魔獣なら自力で倒すことも出来る。



「日が暮れる前には戻る。あの魔馬を頼んだぞ」


レンドルフはノルドの首を撫でながら、前もって貰って来ていたカーエの葉を数枚口元に持って行った。ノルドは一気に全てを口に入れてモシャモシャしながら勢い良く首を振った。おそらく「任せておけ」という意味だろう。耳をピンと立てて、どことなくキリリとした顔になっている。ただ、口が動き続けているのでイマイチ決まっていなかったが。



水辺には、レンドルフの膝くらいまでの高さの花が咲いている。濃い紫色の花で、中央は鮮やかな黄色をしていて、なかなか派手な花だった。外側の大きな花弁は下向きに開き、中心の小さなものは上に向かって開く特徴的な形には見覚えがあった。


「それはジギス?」

「そうよ。レンさん、知ってるんだ」


レンドルフは花の中央部分の小さな花弁だけを切り取っては瓶の中に詰めているユリの側に近寄って、その様子を覗き込んだ。手には手袋を嵌めているが作業に慣れているようで、馬車を降りてそんなに経っていないのに、大きめの瓶の半分くらいまで溜まっていた。


「うん。実家の方にも咲いてた。色違いだったけど、形はおんなじだ」

「何色!?」

「え、ええと、クリーム色っぽいのとか、白とか」

「そっかあ。あ、黒いジギスってのがあってね、それが一番薬効が高いんだけど、幻って言われるくらい珍しいの」

「黒かあ…それは覚えがないな」

「幻だからね。もし見かけたら教えてね。どんな場所でも絶対採取に行くから」


ユリは瓶の半分を少し超えたくらいのところで採取の為の短刀を鞘に納め、装着していた手袋を外すと、短刀の束の部分に嵌まっていた魔石を押し当てた。すると一瞬で手袋は燃え尽きて、僅かな灰になってサラリと飛び散ってしまった。

ジギスは花粉以外は微弱ではあるが毒を持っているので、扱う際は手袋をしていた方がよい。そして念の為、使用した手袋は都度処分することが最善であった。


「ありがとー!目的達成したから、あとは討伐手伝い頑張るねー!」


瓶を鞄の中にしまってから、ユリは少し離れたところで地図を広げているミスキに手を振った。



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