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14.「赤い疾風」

いつもお読みいただきありがとうございます。


新キャラが登場します。


ユリと共に待ち合わせの時間少し前にミキタの店に行き、すっかりレンドルフ専用席になりつつある奥のソファ席で紹介してもらう冒険者パーティを待っていた。レンドルフの隣にはユリがちょこんと座っている。普通なら男性が二人並んで座れるくらいなのだが、彼の身幅が大き過ぎて、そのソファ席に並んで座れるのは小柄な彼女くらいだろう。


メンバーは四人で、女性が一人、男性三人のうち二人が兄弟だと聞いた。そこまで説明を聞いた時点で、相手が到着したらしい。



「うわぁ、でっけえ」


店内に入って来たのは、いかにも冒険者、といった出で立ちの四人だった。赤い髪のやんちゃそうな若い男に、横幅の広いガッチリした体格の年嵩の男性、中肉中背で目立たない男性、そしてやや長身だが優し気な雰囲気を纏った女性。

まず挨拶を、と思ってレンドルフが立ち上がったとき、開口一番心の声がダダ漏れになった若い男性が声を上げた。


「ってぇ!」


真っ先に声を上げた人物が、今度は奇声を上げた。ふと見ると、隣にいた目立たない男性が拳を握りしめていた。そして声を上げた当人は頭を抱えてしゃがみ込んでいる。どうやら鉄拳制裁が入ったらしい。


「初めましてぇ。貴方がユリちゃんの紹介の方ですねえ。立ちっぱなしもアレですからぁ、座って挨拶しましょう」


メンバーの中の唯一の女性がそう提案して来る。ふわふわした栗色の髪を肩くらいで切り揃えた垂れ目でおっとりと優し気な雰囲気の女性だった。魔法士が好むローブ姿なことから、おそらく後衛で魔法を使うのだろうことは何となく予想がついた。



全員席に着くと、何となくどこからどうやって切り出していいのか、互いに探り合うような微妙な空気が漂う。

その空気を破ったのは、人数分のコップと水の入った大きなピッチャーを運んで来たミキタだった。


「こういうのはリーダーが仕切るもんだろ!しゃんとする、しゃんと!」

「ふぁい…」


ミキタの叱咤に答えたのは、先程鉄拳制裁を受けたらしい若い男性だった。レンドルフは少々予想外だったので、思わず驚いた表情を隠せていなかったらしい。てっきりレンドルフの正面に座っている年嵩の体格のいい男性かと思ったのだ。レンドルフの表情と視線で考えていることが分かったのだろう。目の前の男性は苦笑したように片方の口角を上げた。


「ええと、オレ達は『赤い疾風』で、オレはリーダーのタイキ。タイキ・ウーノ」


冒険者パーティは、任意でパーティ名を付ける。この「赤い疾風」というのは、リーダーを名乗るタイキの赤い髪から付けたのだろうか。


タイキは、メンバーの中で一番若く見える。若いというよりも言動を加味すると幼いと言った方がしっくり来るくらいだ。身長だけはおそらくパーティの中で一番高いが、体つきは細いというよりは薄い。まだ成長途中の少年のような無駄な肉のついていない針金のような尖った体付きだった。燃えるような真っ赤な髪に、前髪の一部が黒くなっている。染めているのか天然なのかは分からないが、随分派手な印象だった。大きな目は濃い金色をしていて、こころなしか虹彩が縦に細長い。喋った時に口元から八重歯というには尖り過ぎている牙がチラリと見えたので、もしかしたら獣人か亜人種かもしれないとレンドルフは思い当たる。


「オレは前衛担当で…」

「ちょっと、タイちゃん、カード出して」

「あ、そか。最近初めてのヤツと組むなんてなかったから…」


そのまま続けようとしたタイキに、メンバーの女性が口を挟む。指摘を受けて、彼がいそいそと懐から紐で繋いだ冒険者用のギルドカードを引っ張り出してテーブルの上に置いた。それに合わせて、他のメンバーも自分のカードをテーブルの上に並べる。隣に座っているユリも、いつの間にか置いていた。


それを見てレンドルフも自分も出した方がいいのだろうと思って、懐に入れていたカードを取り出した。


「おお〜本当に新人カードだ」

「この貫禄で嘘だろ!?」


ギルドに冒険者登録をすると、専用のカードがもらえる。三ヶ月未満の新人は、一目で分かるように色の付いたカードが渡されている。正式に冒険者になれば、白いものと交換してもらえるのだ。


「ああ、そっか。まだその説明聞いてないのね〜」


何故カードを出して並べたのか分かっていなかったレンドルフを見て察したのか、メンバーの女性が自分のカードに指を乗せて「私は水魔法が使える」と呟いた。すると、カード自体が赤く光る。


「これはぁ、初対面の相手とパーティを組む時とか、一時的に同じ依頼を受けるとかする時に、能力に嘘はありませんよぉ、って証明なの」



既知の間柄であればともかく、場合によっては見知らぬ冒険者と組むことがある。或いは、新たなパーティメンバーを募集した時など、互いの能力や実力は未知数だ。そこで嘘を吐かれた為に、必要な時に必要な力を使えずに全滅する危険もある。それを防止する為に、カードには簡易の嘘が分かる魔法が掛けられているのだ。



「私は雷魔法が使える」


メンバーの女性がもう一度カードに触れながら呟くと、今度は何の反応もなかった。これは嘘を吐くと赤く光り、真実であれば光らないようになっているのだった。


「答えたくないことや、伏せておきたいことは答えなくて大丈夫よぉ。パス、とか、ノーコメント、でいいわ。そこで依頼に必要な能力の有無の質問をパスするような人とかぁ、関係ないことをしつこく聞き出そうとする人とかは、あんまり組まない方がいいわよぉ。そういう怪しい人を見分ける目を養うのも、冒険者として大事なことよ〜。覚えといてねぇ」

「ありがとうございます」


レンドルフが礼を言うと、一瞬怪訝な顔をして向かい側に座るメンバーが動きを止めた。レンドルフは何か自分がおかしなことを早速してしまったのだろうかと不安になったが、チラリと隣に座るユリを見ると、彼らの様子を見てニコニコしていた。


「素直でいい子だわぁ。タイちゃんに分けて欲しい」

「オレは自分の欲に素直なの!方向性が違うの!」

「はいはい、ちょっと落ち着こうね」


女性の言葉に食って掛かるタイキに、隣にいる目立たない感じの男性が宥める。タイキはどちらかと言うと派手な顔立ちではあるが、造作は良く美少年の部類に入るだろう。それに対して隣の男性は、一見すると地味に思えるが、よく見ると非常に端正な顔立ちをしている。むしろ整い過ぎて地味に見えているのだと気付いた。今のような冒険者風のラフな服ではなく、きちんと正装すれば貴族を名乗ってもよさそうなくらい品のある雰囲気を持った容姿だった。


「オレはタイキ!リーダー!前衛担当で、武器は剣。使える魔法は身体強化、のみ!」


改めてタイキが自分のカードに触れながら宣言した。その間にカードは一度も光らなかった。


「じゃあ次は俺ねー」


タイキの隣の男性がヒラヒラと手を振りながらアピールをした。

黒なのか焦げ茶なのか判断出来ない濃い色の髪に、茶色の目をしている。やはり地味に見える程に整った顔だ。年齢は20代そこそこに見えるが、何となく年齢不詳な印象だった。少し口角が上がっているような口元のせいか顔はいつも笑っているように見えるが、その目の奥は笑っていない。確か騎士団トップの一人、総括騎士団長がそんな目をしていたことをレンドルフは思い出していた。一見温厚に見えるが、実際は観察眼が鋭く頭も切れる。おそらく彼は似たようなタイプなのかもしれない。


「俺はミスキ・ウーノ。まあこいつの兄。担当は後衛で、大体回復とか応援とかでみんなを支えてる。武器は弓がメイン。安全な場所から高みの見物がしたいからね。それと逃げ足は速い。ええと…あ、あと魔法か。魔法は身体強化と生活魔法」

「もうちょっとマシな言い方をしたらどうじゃ。この兄ちゃん引いてるぞ」

「えー。見栄はってカッコいいコト言ってガッカリされるより、実は出来るヤツだった!かもしれない!って方が良くない?ああそうだ、ついでにパーティの財布は俺が握ってる。影の支配者だから、よろしくな!」


年嵩の男性が注意をしたが、ミスキはどこ吹く風だった。

ミスキもカードは一度も光らなかったが、レンドルフは引っかかるものを感じた。


「あれ?回復担当なのに…?」

「おお!青年!君はなかなか冷静でいいね!うん、偉いよ」

「あのね、ミス(にい)は弓矢の名手なの」


後衛で回復を担当するのは、治癒魔法を使える聖魔法か水魔法の使い手が多い筈だ。魔法士でなければユリのような薬師などが代わりになることもある。だが、ミスキの申告ではどちらも該当していなかった。そのことに首を傾げたレンドルフに混ぜっ返すような態度を取ったミスキだったが、ユリがレンドルフの袖を軽く引いてフォローを入れた。


「矢に回復薬を付けて、離れた場所にいるメンバーに渡すの。かなり離れたところでも正確に届くよ。あと、逃げ足が速いのもホントのことだけど、一度通った道を全部覚えてるから、ダンジョンとかで撤退するのが最短で出来るってこと」

「弓矢で…!?そういう戦法もあるなんて知らなかった」

「いやいやいや、ウチだけだって」


感心するように言うレンドルフに、ミスキは半分苦笑、半分照れたように首を振った。


「次はワシだな。ワシはバートン・ランス。前衛でタンク担当じゃな。使える魔法は風と身体強化。生活魔法はちょいと上位まで使える」


バートンも当然のようにカードは光らない。バートンは日に焼けた浅黒い肌に彫りの深い顔立ちで、青い髪に青い目をしている。タンク役を担当しているだけあってガッチリとした幅の広い体格だった。レンドルフと並ぶと小さく見えるが、平均的な男性よりはるかに大きく、身幅だけで言えば細いタイキの倍近くはあるように見える。このメンバーの中では一番年上なのか、いかにも頼りがいのあるベテラン冒険者のようだった。


「あたしはぁ、クリュー。後衛で魔法士。主に使えるのは雷魔法でぇ、身体強化はちょっとだけ。あんまり体力ないから、バートンに運んでもらったりしてる。パーティ最年長なんでぇ、労ってね〜」

「えっ!?」


思わず声を上げてしまったレンドルフに、クリューは悪戯が成功した子供のような笑顔になった。


「わぁ、びっくりしたぁ?久々の反応で嬉しいわ〜」

「最年長ったって、ワシと大差ないじゃろう。労って欲しいんなら若いヤツに運んでもらえ」

「えぇ〜。タイちゃんは乱暴だし、ミスキは途中で置いて行きそうだからやだぁ」


クリューはどう頑張って見ても何とか30代。普通に見れば20代半ばくらいにしか見えなかった。栗色の髪に赤い瞳で、少し垂れた目とフワリとした柔らかい印象の笑顔が可愛らしいタイプだ。もしかしたらバートンの方が異常に老け顔なのでは…と思って、レンドルフは思わずバートンの顔を眺めてしまった。


「ワシは今年で58だ!クリューがろ…うぉっ!」

「そこまで説明しなくてもいいのよぉ、バートン」


クリューがニコニコと笑いながらも、何やらどす黒いオーラを放っている。バートンに向かって翳した手には、微かではあるがパリッと小さな稲妻のような光が走っていた。


「あたしねぇ、何か遠いご先祖様に異種族がいたらしいのよぉ。ただ神殿で調べてもらったんだけど、血が薄過ぎて分からないんですって〜」

「エルフとかではないんですか?」


エルフは尖った耳が特徴的な外見を持つ長命な種族で、知識と魔法に長けている。人間と身体的特徴が近いせいか人間とも婚姻をすることが多いと言われていたが、ここ最近ではその数が減り、どこに行っても殆ど見かけることはない。


「それならちょっと素敵かと思ったんだけどぉ、それは違うって断言されたわ。あたしを鑑定してくれた神官様がエルフの血を引いてたとかで、エルフだけは違うって判明したの〜」

「はあ…」

「それで?今度はお兄さんのこと教えてくれる?」

「あ、はい」

「その前に私がまだ!」


クリューの手がテーブル越しに伸びて来て、レンドルフの手に触れる寸前にユリが手を上げた。

ユリの小さな手が、カードの上にちょこんと乗る。


「ユリ、薬師見習い。後方支援担当。風魔法と…一応氷魔法が使える。でも氷魔法は制御が下手なので、付与向き。あとは身体強化」

「ユリさん、属性魔法の複数持ちなんだ」



属性魔法は風火水土の4つが基本で、自然の力を魔力によって発現する魔法で、大抵の人間は一種類のみが発現する場合が多い。ただ複数あればいいというものではなく、属性同士が反発し合ったり、それぞれに魔力が等分されて弱いものしか使えなかったりするので、珍しいが重要視されるほどでもなかった。むしろ一種類の魔法を極めて、あとは魔道具などで補った方が圧倒的に使い勝手がいい。

属性魔法は基本の4種類から幾つか派生しているのがあって、クリューの雷魔法やユリの氷魔法もそれにあたる。


他に全く根本の異なる聖魔法や闇魔法、無属性魔法などがあり、身体強化魔法や生活魔法は無属性の範疇に入れられる。根本が異なるので、属性魔法と併用して使える者は多い。聖魔法は治癒魔法や浄化魔法が含まれる為に貴重とされて、大半は神殿に高待遇で雇われている。闇魔法は聖魔法よりも更に使い手が少なく、精神に作用する魔法が多い。幻影魔法や誓約魔法なども基本的に闇属性魔法だ。そして属性魔法に比べて環境などに左右されないなどの利点が多いので、発現した者はほぼ王城付きの魔法士になっていた。



「氷魔法は薬草とかの保管に便利なんだけど、攻撃とかには全然役に立たなくて」

「そうそう。ユリは焦るとノーコンだもんなあ。いきなり出て来たキラーアントに攻撃しかけてオレが凍るとこだったもん」

「あれは!あれは魔法の軌道上にタイキが突っ込んで来たのが悪いんでしょ!」

「そうは言ってもあの時だって」


揶揄うように言って来たタイキに、ユリは口を尖らせて反論する。


「またアンタは余計なこと言う!」

「てっ!」


ユリの反論に笑って更に続けようとしたタイキに、いつの間にか近くに来ていたミキタが彼の後頭部を容赦なく叩いた。スパン!と小気味いい音がして、タイキが首を竦める。


「ごめんねぇ。あたしの息子がなってなくて。今度しっかり躾けとくから」

「息子?」

「そ、こっちが長男で、コレが末っ子の三男。次男はこの前ケーキ作った子だよ」

「あのパン屋の方ですね」

「おや、もう知ってるのかい」

「今日、知らずに行きました。後からユリさんに聞いて」

「そうかい。もし気に入ったなら贔屓にしてやっておくれ」

「はい、とても美味しかったのでまた買います」


レンドルフがそう答えると、ミキタは心底嬉しそうな顔で笑った。

言われてみると、長男と言われたミスキと、先程のパン屋にいたユウキは少し面立ちが似ている気がした。しかし、頭を叩かれて半分涙目で抗議しているタイキは全く似ていない。第一、タイキには通常の人間とは違う特徴が出ている。

そういえば、以前にミキタに「四人目の息子か三人目のダンナにならない?」と言われたことがあったのを思い出した。そこからレンドルフは、タイキだけ父親が獣人が亜人種だったのかもしれないと納得して、敢えてそれ以上は言わないことにした。



「次は俺ですね。ええ…名前は、レン、です。冒険者にはなったばかりですが、出身が辺鄙なところだったので魔獣討伐経験はあります。討伐は二人か三人組で連携していたので、前衛とか後衛とかはよく分かりません。使ってる武器は基本的には剣ですが、身体強化が得意なので狭いところでは素手が多いです。魔法は、メインは土魔法で、あとは制御が下手ですが火魔法と水魔法も使えます」

「属性が三つ!?」

「すげぇ!」

「マジで新人かよ…」


レンドルフの自己紹介に、正面に座る男性陣が一斉に声を上げた。


「お前さん、タンクの経験はないのか?」

「バートン、騎士じゃそういう戦い方はしないだろ」

「そうか、残念じゃ…」


バートンがレンドルフに尋ねたが、横からミスキが先に否定する。ここでもあっさりと騎士であることがバレているどころか、すでに騎士前提の話になっている。もう今更な気がしたので、そのまま気にせず流すことにした。


「あの、俺は冒険者との討伐は経験がないので、一度どこかで戦い方を合わせてもらえると助かるんですが」

「そりゃこっちもそのつもりだぜ。いきなり初対面のヤツと魔獣討伐なんて命が幾つあっても足りねーや」


タイキも最初からそのつもりで、後で予定を合わせてギルドに併設されている演習場を借りる手筈になっていると言った。定期討伐の度にユリが一時参加しているだけあって、しっかり対応に慣れているパーティらしい。


レンドルフなりにタウンハウスにいる間、冒険者や冒険者パーティについて調べてみたが、どれも長く続けられるかどうかが良い冒険者の判断基準になると言われていた。リーダーのタイキは若そうだが、同じメンバーのバートンとクリューは年齢的に相当なベテランだろう。


「ユリの口利きだし、悪そうなヤツじゃないとは思うけど、戦いで連携が出来るかは別モンだからな。試させてもらってからウチで受け入れるかどうかの判断をさせてもらうぜ」

「それで構いません」

「あああああ、それから!敬語、ナシ!!オレそういうの気持ち悪ィ!!」

「え、ええと…分かった」

「よし!じゃあよろしくな、レン!」



タイキは屈託なく口を横に広げるようにニィ、と笑って右手を差し出した。そうやって笑うと、ほんの少しだけ唇から牙が覗くが、顔立ちのせいか不思議と可愛らしく見える。

握り返したタイキの手は細く骨張ってヒヤリとしていて、手の甲が少しざらついていた。その感触は人の皮膚のものではなかったが、タイキには獣人か亜人種の特徴が表にも出ているのでレンドルフは特に驚くことはなかった。



何となく場の空気が緩み、最初の顔合わせはお互いに悪くない手応えを感じたようだった。



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