118.チーズトマトハンバーグ
ミキタの店に行くと、ランチの営業はしていなかったが奥の方で明かりが点いているのは分かった。
「いらっしゃい。待ってたよ」
少し軋む扉をレンドルフが押し開けると、カウンターにはミキタが立っていた。先日来た時は少し冷たく乾いた匂いしかしなかったが、今日は温かく美味しいものの匂いで充満していた。扉を押さえて先にユリを店の中に通すと、ユリもその匂いを満喫するように大きく息を吸った。
「今日はありがとうございます。無理を聞いていただいて…」
「いいのいいの。あんまり怠けてると腕が鈍っちまうからね。来週には再開する予定だから、気が向いたら来ておくれよ」
礼を言おうとしたレンドルフに、ミキタはパタパタと手を振って、いつもの奥のソファ席を示してくれた。すっかりレンドルフの指定席にようになってしまったが、しばらくここに来ることもないと思うと急に寂しくなって来る。が、今はユリと一緒に美味しいランチを食べることに集中した方がいい。レンドルフが気を抜くと沸き上がって来る感傷のような気持ちを強引に押し退けた。
「はいよ。これは昨日レンくんにもらったシジミだよ」
席に着くと、いつものように水の入ったボトルとカップを置いて行く。そしてすぐにホカホカと湯気の立つスープが置かれる。
「「いただきます」」
スプーンで白いスープを掬うと、思ったよりもサラリとした手応えの中からダイス状に切られたジャガイモや人参などの根菜が顔を出す。その中にすこし黒い色をした具も入っていたので、これが昨日レンドルフがお裾分けで渡したお化けシジミを細かくしたものだろう。少し息を吹きかけてからパクリと口に入れると、とろみのないスープなのに驚く程濃厚な味わいだった。特にスープにも具材にもシジミの旨味が存分に溶け込んでいて、まるで口一杯に頬張っているような気分になる。そこにまだ芯の熱いジャガイモがホロリと崩れて、微かな土の香りと貝の風味が混じり合って、より豊かな味わいになる。よく煮込まれて口に入れただけで蕩けてしまうタマネギが、微かに舌の上に甘味を残す。
「美味しい…クラムよりも味が濃い感じ」
「ユリちゃんもそう思うかい?細かく切ったせいなのかは分からないけど、貝が好きな人間には堪らないだろうね」
「分かる…レンさん、ありがとう」
「…釣れて良かったよ」
その会話を耳にしたミキタは、貝を「釣る」に一瞬引っかかったが、そこは何となく触れない方がいいだろうと野生の勘で口を噤んだ。
カウンターの向こうのキッチンから、ジューッという音と、一拍遅れて香ばしい香りが漂って来て、ユリがメニューに気付いて目を輝かせた。
「ハンバークだ!」
「うん。昨日お願いしたら作ってくれるって」
「わあ、ありがとう!ミキタさん、レンさん!」
「レンくんがウチで初めて食べたメニューだからね。ソースは違ってて悪いんだけど」
「ミキタさんの料理はどれも美味しいですから」
程なくして、皿の上でまだ脂の爆ぜる音を立てているハンバークがやって来た。前に食べた時はキノコソースだったが、今回はトマトソースが掛かっていて、その上にとろけたチーズ、更に少し焼き目がついたトマトとタマネギの輪切りが乗っていた。ユリの皿はこの店では通常サイズの物と付け合わせの野菜が、レンドルフには皿一杯の大きさのハンバークだけが乗って、付け合わせは別皿で提供された。これは以前にハンバーグを食べた時と同じサイズだ。
「パンにどうせ挟むと思って、切れ込みの入ってるヤツにしておいたよ。肉もパンもおかわり出来るから、声を掛けておくれ。あたしはちょいと奥の倉庫で在庫確認してるからさ」
「ありがとうございます」
まずはパンに挟まずに食べようと、レンドルフは通常の一口の倍以上はある一口分を切る。チーズの掛かっている場所にナイフを入れると、左右に分かれた肉の上に黄色いチーズがテロリと延びて切り口の半分くらいを覆う。断面から溢れ出す肉汁が皿の上で渦を巻き、流れたチーズが巻き込まれて一緒にうねっていた。見るからに熱そうではあるが、それが美味しいのでハフリと口に入れて噛み締めると、あれだけ流れた肉汁がまだまだ肉の間から湧き出して来る。トマトソースの中にはタマネギとニンニクも一緒に煮込んであるのか、酸味だけでなく甘味と食欲をそそる香りが口一杯に広がった。そこにチーズのコクと、焼いたトマトのフレッシュさもよく合っている。そしてこの店のハンバーグの特徴の、中からシャキシャキとした大きめに切られたタマネギが甘味と歯応えを伝えて来る。
「ん〜!やっぱりミキタさんのハンバーグって最高!」
「うん。すごく美味しい」
レンドルフは今度はまだフワリと温かいパンを手にして、切れ込みの中に付け合わせの野菜とハンバーグを挟み込む。トマトの汁気と肉汁が少しだけ炙られて表面だけが少しだけ香ばしく固くなったパンにしっとりと染み込んだ。そのまま大きく口を開けてかぶりつくと、上下から押されて中から汁気が追加で沸いて来たが、旨味の全てをパンがしっかりと吸い込んでいた。少し硬めの皮ともっちりとしてキメの細かい生地は少し歯応えがあったが、味の濃いトマトソースに負けない小麦の香りが美味しさを引き立てていた。
「ふふ、レンさんがその食べ方気に入ってくれたの、何だか嬉しい」
モクモクと半分程食べたところでそう言われて顔を上げると、正面のユリが嬉しそうに笑っていた。そう言いながらも、ユリは今回はパンに挟んでいない。
「あ、今日は私がその食べ方したら絶対零す自信があるから」
レンドルフの視線に気付いたのか、ユリは少々恥ずかしそうに肩を竦めた。言われてみれば、今日のユリは淡いピンク色のブラウスにクリーム色のカーディガンという出で立ちだった。確かにこれにトマトソースが零れたら大変なことになるだろう。
「俺が最初に伝えておけばよかったね」
「大丈夫よ。口の中にまとめて入れれば一緒だから。それにレンさんが私の代わりに食べてくれてるし!」
「そっか…」
フォローにしては豪快な言い分だが、パンにソースを絡めて幸せそうに口を動かしているユリを見ると、それでいいのかなという気分になって来る。少々気にしながらレンドルフがパンに齧り付くと、ユリはその様子を本当にニコニコしながら眺めているので、レンドルフも気にせず、むしろ食べるだけで彼女が喜んでくれるなら、と二つ目のパンにもハンバーグを挟み込んだのだった。
----------------------------------------------------------------------------------
レンドルフはハンバーグを、ユリはスープをおかわりして、すっかり満腹になっていたのだが、ミキタがグラスに入ったデザートを出して来てくれた。通常のランチセットにはユウキの試作品でもない限りデザートは付いていない。これはそうなのだろうか、とレンドルフは思ったが、それにしては出て来たのはブラッドオレンジとホワイトグレープフルーツが添えられたゼリーだった。このフルーツが使われているのか、赤と白の二層になった色も鮮やかだ。
「ミキタさん、これは?」
「ユウキが悪阻の嫁さんに作ったらしいんだけど、どうも食べてもらえなかったらしくてね。あっちの店の保冷庫を圧迫してたからもらって来たんだよ」
パン屋を営み、ケーキ職人も目指しているユウキにしては珍しいメニューだと思ったのだが、納得の理由に遠慮なくいただくことにした。さっぱりしていた方がいいだろうと思って作られたのか砂糖はあまり使用しておらず、果実の爽やかな酸味と柔らかめのゼリーの喉越しが満腹でもスルスルと入ってしまった。ユリは小さなグラスだったが、これならさっぱりと食べられるのか彼女も完食していた。
「奥さんの体調は大丈夫なんですか?妊婦さん向けの吐き気止めとかもありますから、薬師ギルドに聞いてみましょうか」
「偏ってはいるけれど食欲はあるみたいだよ。今のところ影響はないみたいなんで、食べたいもの食べさせてるらしい」
「偏って?こういうゼリーとかじゃないんですか?」
「揚げた芋とか魚の干物とかが食べたいらしいよ。だからユウキが『夫なのに役立たずだ』とかって凹んでて面倒でね」
こればかりは神の采配なので仕方ないとは言え、ユウキが得意とする分野で今のところ役に立てることがないらしかった。ミキタは「そのうち好みも変わるから役に立つ日も来る」と言って、今は店を潰さないようにと尻を叩いているらしい。
ミキタは容器にたっぷりと入っているゼリーをカウンターの上に置くと、「おかわりはセルフでね!」と笑って再び倉庫に戻って行った。もうすぐランチ営業も再開するのでその準備もあるだろうが、今日でレンドルフが冒険者生活も一区切りになるので気を遣ってくれたのかもしれない。
「ええと、ユリさんに、これを」
「ありがとう。これは私からレンさんに」
「どうもありがとう」
ふと会話が途切れた時に、レンドルフは脇に置いていた髪留めが入っている手提げをユリに差し出した。それと一箱分の伝書鳥も渡す。ユリはそれを両手で受け取ると、彼女が買ったタイピンの手提げをレンドルフに渡した。
「今日は色々買い物に付き合ってくれてありがとう」
「俺こそ、ユリさんと…」
「待って。これまでは、みたいなの止めよう?『今日は』にしよう?またすぐ会える、んだし」
レンドルフが口を開きかけたのを、ユリが軽く手で制して来た。ほんの少しだけ眉を下げたユリの顔を見ていると、レンドルフもつい目の奥が熱を持ったようになったが、その色々な感情をグッと押さえつける。きっとユリも同じように何かを押さえているように見えたし、おそらくレンドルフもユリと似たような表情をしているのだろう。
「そうだね。『今日は』色々とありがとう。嫌な思いしたかもしれないけど…大丈夫?」
「うん…レンさんが守ってくれたし。何か、いつもと違うレンさん見られて、ちょっと得した気分」
「得…?なのかな。ユリさんがそう思ってくれるなら」
ユリは確かに少々不快な気分にさせられたが、それ以上にあの令嬢が禁止薬物、もしくは違法植物を摂取している可能性の方が気に掛かっていた。あの毛先だけ色が変わるのはファッションだったとしても、彼女から漂って来ていたあの薬草の匂いはただ単に所持していただけとは思えない。
今は大公家の諜報員が彼女のことを洗い出している筈だ。レンドルフもミダース家の周辺で違法薬物でキナ臭いことが起こっているのは知っているが、ユリはこのことはもう少し確定するまではレンドルフに伏せておいた方がいいだろうと判断した。
「レンさんは護衛の時はいつもあんな感じなの?」
「どうなんだろう。護衛対象にもよるし、客観的に見ることってないから。でも、あまり揚げ足を取られるようなことはしないように気を付けてはいる。でもさっきはちょっと感情的に返してしまったから、修行が足りないのはよく分かったよ」
「そう?すごく冷静に見えたけど」
ただでさえ威圧感を与える外見なので、周囲を牽制することが目的ならともかく、そうでないなら迂闊な行為で「警戒」を「恫喝」と受け取られることは避けるべきだ。特に外交の席などでは、わざと挑発行為を行ってこちらの瑕疵を誘発し、引き換えに有利な条件を引き出そうとする厄介な者もいるのだ。王族や上層部ならともかく、護衛騎士が原因になることは絶対に許されない。
レンドルフは、あからさまな挑発行為に対しては、無反応を貫くようにしていた。先程の店で絡んで来た二人にも反射的にその対応を取ったつもりだったのだが、ユリに対して侮辱的な言葉を吐いたので少々頭に血が上ってしまった自覚はあった。
「ユリさんは買い物は大丈夫だった?あの辺にあったインクとか見てたなら、買おうと思ってたのに買いそびれたりしてたとかない?」
「ただ見てただけだから大丈夫よ。レンさんこそ、他に買う予定のものとかあったんじゃないの?」
「俺は…もっとユリさんに贈る物なら見たかったかな」
「もー、これだけで十分だって。あ、パーティーにはレンさんもタイピン付けて来てね。あれなら揃いの物って分かるから、パートナーって主張しやすいし」
「あんまり似てなかった気がするんだけど、分かる人には揃いって分かるんだ」
「デザインってよりは、珊瑚が揃いなの。タイピンの一番薄い色の珊瑚玉と髪留めの一番濃い色と並べると、綺麗なグラデーションになってたのよ」
「そうなんだ。俺には絶対気付けそうにない…」
「個別に見たら分かりにくいけど、一緒にいたら分かってもらえると思うから!だから当日はずっと一緒にいましょうね」
「う…うん。一緒、だね」
ユリに笑顔で言われて、レンドルフは少し照れながらも笑顔で返す。
夜会や晩餐会で社交が必要な場合は男女別に行動せざるを得ないこともあるが、今度参加するのは主催者は伯爵位だが商会の創立記念パーティーだ。社交が必要なのは商売的に繋がりを持ちたい者がメインだろう。ただの友人枠で招待されているレンドルフとユリは、ずっと行動を共にしていても問題はない。
「レンさんの衣装も楽しみなの!赤系って言ってたよね?」
「うん。ちょっと暗めの赤で、金糸で刺繍がされてる。コートに特にこう…割と刺繍が多めな感じで」
レンドルフは何とか説明しようと思うのだが、被服に関しての語彙力が圧倒的に不足しているので、どうしても身振り手振りになってしまう。刺繍のある辺りを手で示そうとするのだが、ただ胸の辺りや袖の辺りを撫でるだけになっている。
「…これは前もって衣装を見せてもらわないと当日焦りそうね」
「申し訳ない」
「もしレンさんの都合が付きそうもなかったら、衣装だけでも見せてもらえないかな?私の…親戚のお姉さんが、貴族の屋敷でメイドをしててね。髪とかメイクとか整えてくれるって。パートナーっぽく揃えるなら確認してもらった方がいいと思うの」
「何としても都合を付けるよ。手伝ってくれる人もいるんなら、俺も協力しないと」
「でも無理はしないでね」
ユリが創立記念パーティーに参加することを専属メイドのミリーに伝えたところ、普段から社交はしないので着飾ることの殆どないユリを全力でドレスアップ出来ると今から鼻息荒く張り切っていた。レンザとの夜会は何度か参加はしていても、アスクレティ家の家門を表わす色は白で、レンザは黒髪黒目であるので、どちらを使ってもどう頑張っても華やかにはならないのだ。別に差し色を使うことは禁止されてはいないのだが、どこかの家門の色を使用していた場合あらぬ噂を立てられかねない。一度、白のドレスに少しのアクセントで淡い黄色が入っていたものを着た際は、大公女は金髪が好みだとか、黄色を持つ家門の誰かを婿に考えているとかしばらく噂になっていた。
貴族の間では大っぴらに口にされることはないが、「死に戻り」の「加護」なしで、神に見捨てられた気の毒な令嬢としてユリを内心見下している者は多い。しかしアスクレティ大公家の唯一の直系で、正式発表はされていないが最も後継に近い候補として、その地位と財産を狙う者も多いのだ。
「前もって時間が取れたら、その時に私宛の伝書鳥渡すね。今日はちょっと在庫の入荷がなくて間に合わなかったの。しばらくはレンさんに送る時に何枚か同封はするから」
「ありがとう。待ってる」
少し話していると、店の中の時計が二時を告げた。今日はランチまでと言われているので、さすがに粘れるのはここまでだろう。
「そろそろ行こうか。ミキタさんに挨拶しなくちゃ」
「…うん」
レンドルフが声を掛けると、店の奥からミキタが顔を出した。何となくここで別れた「赤い疾風」の彼らが言っていた、冒険者同士の別れは軽めが良い、ということが頭に残っていたのか、ミキタにも「また来ます」とごく軽い口調で挨拶を交わした。ミキタはレンドルフが定期討伐が終わってから二週間だけ冒険者生活を延長したのは知っているので、今日が最後だというのは分かっている。しかし彼女もあくまでも軽く「待ってるよ〜」とヘラリと笑いかけて来たのだった。
----------------------------------------------------------------------------------
ミキタの店を出て、定期討伐の時からずっとユリを送っていた道のりを並んで歩く。
何となく会話が弾まず、互いに黙ったまましばらく歩いていた。レンドルフは当然のようにユリの荷物も持っていたが、しばらく歩いて両手に持っていた荷物を右側に全部寄せて、ソロリと隣のユリに向かって左手を差し伸べた。ほんの少しだけの動作だったので、差し伸べたとも言えないかもしれない。ただ声も出せずに、僅かに手を寄せただけだが、それだけのことに何故かひどく勇気が要った。
一瞬の間が、随分と長く感じた。歩数にしてみたら二、三歩くらいの間だったかもしれない。しかしレンドルフにとっては何度鼓動を打ったか分からない程だった。やがて、ユリの少し冷たい細い指がレンドルフの剣ダコが並んでいる指の間にスルリと滑り込んで来た。いつもなら遠慮がちに手の平の辺りにそっと乗って来るのに、不意打ちで差し込まれた指はやけにひんやりして感じた。指の間に差し込まれたユリの指が少しくすぐったい程に細くて、折れてしまうのではないかという不安と、胸の奥でソワソワするような落ち着きのない波が沸き上がって来る。レンドルフは考えるよりも早く、自分のものではない体温を逃すまいとソッと指を閉じた。やがて最初はされるがままでレンドルフの指の間に挟まれて少し伸びていたユリの指が、三歩程進んだところでキュッと指を閉じ握り返して来た。
お互い違う手の繋ぎ方をしたので何となく顔が見られなくなってしまい、いつもより少しばかり赤い顔をしながら黙って前を向いて歩いているということになってしまったのだった。
ゆっくり歩いていても、前に進む限りは目的地に着いてしまう。
ユリはエイスの街の門の側に、到着した時点で既に貸し馬車が停まっていたことにそっと溜息を吐いた。
「ユリさん、また必ず連絡する」
「うん」
「絶対都合付けて、会いに行くから」
「うん」
「ユリさんからの伝書鳥、待ってるから」
「うん、待ってて」
今日の荷物は大きくないので、荷物入れではなくて座席の上に乗せた。それからユリに手を貸して馬車の中に送る。
「レンさん、またね」
「うん、また」
扉を閉めて短い挨拶を交わすと、馬車が静かに動き出した。ほんの一瞬、チラリと見えたユリの顔は何だか泣きそうな顔に見えた気がした。
レンドルフは、ユリの乗せた馬車が見えなくなるまで、門の前でずっと佇んでいたのだった。
エイスの街は王都内ですが端の方なので、王城周辺からだと足の速いスレイプニルや魔馬の騎乗で二〜三時間、通常の馬なら四時間、馬車になると馬次第で四〜六時間、あるいはそれ以上かかります。途中街道で渋滞が発生していたり、悪天候ならもっと時間がかかるので、レンドルフも騎士団に復帰したら気軽にエイスに遊びに来るのは大分難しいのです。