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ETENITY00  作者: Aret
3章・・・意思・マノン外伝
66/113

66話・・・テマノスの町4

作品を読みに来て頂き感謝です。

早朝。エアルは魔力に耐えうる肉体作りを始めていた。まずはランニング。そして筋トレ。ここしばらくサボっていただけで、筋力が落ちているのが解る。


「継続は力なりってか」


水分補給をし、待ち合わせの場所へ行く。そこにはいつも一番にヘスティアが待っている。待ち合わせ時間の何分前からいるのかは知らない。だけどエアルとマノンより先に来て何か険しい顔つきで考え事をしている。


だけど今日はベンチに座り、つまらなさそうな顔をして。ナンパしたら、着いてきてくれるんじゃないかって錯覚するほど、どこか憂いというか、寂しさも纏っている女性…。

あやうい人。


だけどヘスティアは違う。あれはつまらないのでなく、行き詰っているのだ。


「おはようさん、ヘスティア。調子はどうだ?ちゃんと疲れは取れたか?一応今日が最終日だろ?万全にしとかないとな」


タオルで汗を拭きながら駆け寄る。


「おはようございます。貴方こそ大丈夫なの?昨日、途中で病院に運ばれて、即日退院して次の日にはマラソンと筋トレ」


「やぁ…アハハ」


誤魔化すエアルを見て、ヘスティアは溜息を吐いた。


「ハァ…まあいいです。私は、自分で言うのもなんだけど順調だと思っているわ。全快まではとは言えないけれど…八割方は回復できています。…今だから言えるけど、適役と言っても命賭けている訳じゃないからね。手を抜きながら今日を見据えていたの。毎日全力でやっていたら全身筋肉痛で本番が台無しになるわ」


「賢い選択で」


「…エアル、顔色良くないみたいだけど。大丈夫なの?やっぱり昨日の疲れが残っているんじゃない?」


「あぁ、顔色ね。これは体調不良というか、魔力不足というか。でも両方六割は回復したつもり。これでもまだ休んで治ってるほうなんだぞ」


ちょっとエアルがマジ声でヘスティアに近付いた。


「それ、モアさんから聞いたけれど、この数日間で六割まで回復出来るようになったら凄いことなんでしょ?過去のアーレント家は皆苦労したスキルだって仰っていたわ」


「そうだぜ。デウトさんの修業はキツイ、マジで。だけど…あともう一歩、いや二、三歩で掴める気がする。魔力をコントロールするコツを」


エアルは自分の拳をじいっと見つめる。


「欲を言えば、デウトさんがこの先、アーレント家で凄い奴が近年にいたって言わせたい。それは勿論俺のことだ」


冗談めかして笑う。


「いい目標じゃない」


立っているのも疲れるから座りなさいと、ヘスティアが隣の空いている席をトントンと叩いた。一人分ほどの間を開け、エアルが座る。


「…私とお兄様は、過去最悪の王族として残るのかしらね」


「…エルドは知らんが、お前は違うだろう。きっとこう残る。道を踏み外した兄を正しい方向へ導こうとした女王がいたって」


「そうなるかしら」


「そうするんだよ。俺やマノンが証言者だ。リアム達も」


「……ありがとう。変な話にさせちゃったわね」


二人は静まり、日の出で後光が差す。この朝特有の静けさはいい気分だ。だけど、今の二人にとっては気まずい時間でしかない。


早くマノンが来ないかと、時間稼ぎの会話のカードを探す。


「そうだ。デウトさんの修業、伺ってもよろしくて?」


「よろしくてよ」


エアルのふざけた返しに思わず吹き出す。


ふざけた空気になったが、エアルが言葉を紡ぎ始めると一気に引き締まる。


「目標は、意識を飛ばさない、鼻血も出さない、頭痛も起こさず石に溜めた魔力を使いながら四分スキルを使い続けることだ。だが使用する石の魔力は徐々に少なくなっていく。あとは俺の魔力でカバーしなきゃらなん。そして今日は石が二つのみ。最後は俺だけの力で四分間を乗り越えないといけない」


「貴方のスキルは少々乱暴な気がするわね。不向きと適正があるんじゃないの?」


「合ったとしても、俺は意地でも適正に変えてみせる」


それが誰のためなのか、ヘスティアには解っている。


リアム達だ。


彼の始まりは、アイアスが死んだことから。


その中に。


(私もいたら嬉しいと思うようになったのは、心が弱くなったからなのかしら。それとも。お兄様以外にも、いいえ…違うわね。自分で信じると決めた人達と一緒にいたいと思ったからね。エアルの守りたいと思う中に、私もいたいと思うようになったのは)


今こうして修行しているのだって、エアルに付き合ってではない。強くなりたい。エルドにビンタしたい。ちゃんと兄妹喧嘩をしたい。仲直りしたい。そしてこの家族とも呼べる仲間を紹介したい。


「…その修業はこれからの戦いに大いに役立つでしょうね。欠点さえ克服すれば、かなりこちらに有利になる。また逆も然り。貴方が暴走したら私達パーティーは全滅ね。あー怖い」


「いや、ちょ…恐ろしいこと言うの止めてくれないですかぁ??」


怖気づき情けない顔をするエアルに、思わずヘスティアは笑みを零した。


「おーい、お待たせ!おはよう!いつも二人は早いね!」


マノンが日の出と共にやって来る。コイツが一番元気なのだ。


「おはようございます、マノン」


「おはよう、マノン」


いつもならどこか緊張感が張り巡らされているのに、今日は違う。なんか柔らかい。


「?何か話してたの?」


「俺の修業のことをな。ちょっとだけ」


「ふーん。あとで聞かせてよ。ティア姉も二回目聞くの飽きるでしょ?」


「まぁ、正直に言えば飽きますね。ざっくり言うとすれば、まだ補助輪付きって感じです」


「補助輪?あー…魔力を溜めこんだ石使ってるとか言ってたっけ?まぁ…補助輪取れるのって人それぞれだし?」


女性陣の遠慮のないエアルのクラスブースト評価にグサグサと胸に刺さる。


「お前等…!今日の夕方、腰抜かすなよ!俺の力でスキルを四分間意地出来る姿を見せつけてやるからな!」


「わーい楽しみぃ」どこか棒のマノン。


「ねぇねぇ!ティア姉はどんな修行してるの?」


マノンは背後で身体を使い怒りの表現をしているエアルを無視してヘスティアに訪ねた。


「そうねぇ…。やっていることはエアルと同じかしら。ブーストとクイックブーストを使うタイミングを計って障害物を乗り越え、相手と競う…対戦相手も癖があるけれど。最初こそは苦戦したけれど、今日は勝つつもりよ。いえ、必ず勝つ」


「おぉ…ティア姉カッケェ…」


マノンはキラキラと目を輝かせた。


「じゃあ次。マノンの修業はどんな感じなの?」


「あ~。それなら実戦形式かな。ナデア姉が相手!守りが攻めの戦い方だから苦戦するけどさ、今日は一発ぶちかましてやりたいんだよね!」


「楽しみね。でもあまり暴走はしないように」


「はーい!」


話し合ったことで、どこか抱えていた悩みやつっかえが取れた気分だった。久しぶりに和やかに話した。


「おーい、マノンちゃーんたちぃ!」


大きく手を振るナデア、そしてデウトとモア。三人の弟子が集まって来た。


「行くか」

「えぇ」

「おし!」


最終日。修業の成果が問われる…はずだった。



「さて。唐突ですが、今日で最終日ということでしたが、撤回します。後三日は延長しましょう。もしくはエアル君、君だけでも延長させてください」


突然の宣告に、隣に立つヘスティア、マノンの「え…?落第?」という無言の眼差しが刺さり過ぎていたい。錯覚だが肌がヒリヒリしてきた。


「あ、あの。俺だけ、俺が一番成長していないとか…でしょうか?」


もう声を振り絞るので限界だ。


このあと来るデウトのパンチによっては泣く自信があった。


「いえ、違いますよ!クラスブーストは本来魔力を強制的に三段階目まで上げ、更に大放出する所謂荒業で自殺技とも言えます。それを一人で練習していたんですから、たまげたものです。本筋に戻しますが…出来るなら、現段階でもかなりやられている方です。出来れば魔力を安定させたいと思い、延長をお願いした次第です」


「あ、そうだったんですね…」


三人の中で足を引っ張っているのはエアル、テメェだと言われるのかと内心ヒヤヒヤした。だが、実際は師匠の温かい心遣いだった。なんかホロリと涙が零れそう…。


「この三日間で随分と成長していますよ。流石アーレント家…というべきなのでしょうか。きっと、彼等も今のエアル君を見たら、誇りに思うのでしょうね」


デウトが瞼を閉じ、誰かに思いを馳せていた。きっと、アーレント家の人物…歴代最強といわれた人だろうか。


「無駄口を叩くのはそれぐらいにして、さっさと修行をやるよ」


始まらないことに苛立ったモアが口を挟んだ。


「あぁ、すまない。では始めよう」


デウトが結界を三つ下ろす。


もう場所が決まっている三組は、自分のポジションに立つ。


「じゃ、また夕方に!」マノンが声を上げた。


「えぇ。無事に会いましょう」


「またな」


・・・

「今日も同じように競争してもらうよ」


モアが水煙草を吸いながら喋る。いつもならここでモアはゴール地点に移動するが、今日は違った。


「一つ条件を追加する。お互いに武器の使用を許可しよう」


「えっ」


ヘスティアは思わず頼りない声を零す。


「ついに来たわね…」女が小声だったが昂っていた。


「より実践に近い形を取ってもらうよ。二人とも気を抜かずに鍛錬するように。特にヘスティア、お前は武器を使用しての参加は初めてだから簡単に倒されないように」


「勿論です」


各々が持ってきた武器を取り出す。


ヘスティアは障害物を見渡した。


イグドラヴェ攻防戦の時に比べたら、ここはまだ可愛い障害物だろう。あの日は訳の解らない巨大樹木の上を走った。ゴリラに追いかけられながら。


(もう随分昔のことみたい。走馬燈みたいでイヤだわ。ここが正念場って無意識にでも解っているのね、きっと)


剣を握ると、スタートラインに立つ。


「いいかい?解っているだろうが、殺害、致命傷にいたる攻撃は禁止だぞ。あくまでも形式的な実践。守れなかった奴は私が殺す。以上」


――解りました…弟子の三人が緊張気味な声を揃え答えた。


「…承知しました」ヘスティアも数拍遅れて返答する。


「じゃあ、合図が鳴ったら根性見せて走りなよ。ゴールで会おうじゃないか」


そう言い残すと、モアはゴールへと歩いて行く。


モアの背中を静かに見ていると、あの女が声をかけてきた。


「師匠の言葉、本当だから。まだ私が弟子入りする前に本当に練習相手を殺しちゃった弟子がいたんですって。師匠は躊躇わずその弟子を殺したの。この意味、解る?」


「…さて。どういう意味かしら」


「私がわざとアンタの間合いに入って致命傷を負う事だって出来るのよ」


「…それが作戦だとしたら、何故私に告げるの」


「それも作戦よ。私に無暗に近づけないようにするためのね」


女は鼻で笑うと、剣を持ちヘスティアと距離を取った。


(嫌な情報ありがとう…)嫌な溜息が出る。


(向こうも剣なのね。ブレイズといい、マルペルト出身者は剣術を学ぶものが多い…。スキルで接近戦に持ち込む?だけどあの子の言葉が…いえ、怯むなヘスティア。スキルの使い訳で勝敗がきっと決まるわ。それは私が三段階目に行けるか否かよ。ここで見に着けなさい、生かすも殺すも私次第でどうとでもなるように!勝たないと次に進めない、止まってなんかいられない!)


ヘスティアの瞳に闘志の静かで、だけど灼熱の焔が宿る。


バン!―――


開始の銃声が鳴る。


「ブースト!」


合図と同時にヘスティアはスキルを解放した。


昨日までの瞬発力とは違う成長ぶりに女は動揺した。


「なっ…!ッチ、出遅れた!ブースト!」


狙撃手の男も慌ててスキルを発動させヘスティアを追う。

しかし、彼の選択はミスだろう。彼のスキルもブーストだ。イヤーズは使えない。狙撃が上手いだけで、スキルによる補助は厳しいものがある。彼の行いはただ魔力を無駄に消費してしまうだけだった。


(なんで?!昨日までは私より劣っていたのに!昨夜に何かした?ドーピング?それとも私の挑発が効きすぎた?もしそうだったら墓穴じゃない!)


女は剣の柄を利用し、太陽の光で男に合図を出す。


狙撃手の男は落ち着きを取り戻し、ブーストで見えないヘスティアの足部を狙い射撃してくる。


しかし、ヘスティアは華麗に避け進んでいく。


(あの女の言葉をちゃんと聞いておいてよかったわ。あの狙撃手、私にゴム弾が当たるのを恐れてる)


実弾じゃないのに。多分、仲間の緊張や恐怖が伝染したのだろう。空気に呑まれやすいのかもしれない。


「それにしても…毎回よくコースを変えられるわね」


障害物コース…この三日間、全て違う順路だった。遠距離の狙撃も毎度変わる。ある意味フェアなコースと言えよう。何通りかのあるコースを使い回しているとかでなければだが。


しかし唯一変わらない障害物があった。


高さ百メートルはあろう壁だった。


一日目はそれに苦戦し、結局負け。終盤にクイックブーストで試したが疲弊のせいか、失敗して終わった。女はブーストで器用に駆け上がりゴール。


同じスキルを使っているはずなのに何が違うのかさっぱりだった。


そこからヘスティアは勝つことを捨て、モアの予想通り観察を始めていた。


今日のために、ずっと。虎視眈々と。


(この地形に関してはあの女が圧倒的に有利だわ。技量もある。だって、この章が異物に特化した訓練ばかりなんだもの)


『ブースト終了マデ、五、四…』


「ナイスタイミングね」


ブーストが切れる間近で現れたのはあの巨大な壁。


「クイックブースト!」


『クイックブースト、発動』


崖の形、凹凸を瞬時に見極め駆け上がっていく。


「やるじゃない…王女様!だけど、私だって負けてられないんだから!ブースト!」


(あの子、クイックブーストは使えないの?)


一瞬で目の前まで駆けあがって来た女は剣を振りかざした。その一太刀をヘスティアは受け流すが、頬にちりっとした痛みと同時に発砲音が聞こえてきた。


「いいコンビネーションね」


「アンタには絶対に負けたくないのよ!」


「そう。奇遇ね。だけど少し違うわね。私は誰にも負けたくないの」


低温火傷をしそうなほど冷たい声色で言い切ったヘスティアは、峰で女の脇腹を打ち、クイックブーストが切れないうちに駆け上がる。


「ゲホ、ゴヘ…!クソ!待ちやがれ!」


女も負けじとブーストを再開させる。


(嫌だ、嫌だ!あのクソ王国の王女なんかに負けたくない!見た目だけ着飾って、キラキラした女に負けたくない!負けたくない!負けたくない!)


「オラアアアアアアアア!」


女は剣に炎を纏わせ、ヘスティアを焼き尽くすほどの炎を振りかざした。


「冷静さを欠けては駄目よ。殺生はご法度だと、モアさんに言われたでしょう」


ヘスティアは身体を捻らせ、炎を避け落下する。


「え…」


落ちていくヘスティアと、スローモーションのように、目が合った。


「致命傷以外ならいいみたいだけどね」


そう言うと、ヘスティアは火の粉の鱗粉を女に向けばら撒いた。


「熱い!あ…」


ちっぽけな火の粉のはずなのに。熱くて、痛くて、堪らなくて。思わず壁から足が離れた。壁に捕まり、見下ろすのはヘスティア。


『ブースト終了マデ、三、二、一…』


(私、死ぬの?)


女は絶望に落ちた。


「しっかりしろ!」


ドスンと背中に衝撃を受けたが、砂がクッションとなり大怪我もせず、死ぬことも無かった。土属性の彼が助けたのだ。


「あ…私、」


「もう少し冷静になれ。あれは完全にお前のミスだ。ヘスティアに罰が下ることは無い」


女が見上げると、王女は壁を登りきり、姿が見えなくなっていた。おそらく、モアがいるゴールへ辿り着いたのだろう。


「…ムカツク」


呟いたが、それがヘスティアに届くことは無い。



ヘスティアは無事ゴールへ辿り着く。


テープも無い、ただ地面に線が引いてあるだけの簡素なゴール。


「…やっと勝てた」


ゴール線をまじまじと見つめ、じんわりとこの勝利を噛みしめる。


「おめでとう、ヘスティア」


聞いたことのあるような声がして、顔を上げると、そこには見知らぬ女性が立っていた。タイトスカートに大胆なスリットが入っており、美しい足を惜しげもなく晒す。


そして紅いリップは妖艶さをさらに際立たせる。


「あ、ありがとうございます…。あの、モアさんは?」


「私だけど」


「…え?」


酸素が脳にちゃんと行き届いていないからか。それとも思っていた以上に疲れているのか。今、目の前の女性が、自分がモアだと言った。


「モア、さん…。貴女が?」


「そうだよ。若返りの術…なんてね?」


「あの、揶揄わないで正直に教えてください」


「せっかちな子だね。もう少し付き合ってくれたっていいじゃない。この若返り魔法、初めて見る子は大体面白いリアクションしてくれるのに、お前は随分冷静な反応だね」


モアがつまらなさそうに髪をクルクルと弄る。


「いえ、驚いています。ただ疲れているだけで。とても驚いています」


「それならいい。人に驚かれるのはいい気分だ」


モアは嬉しそうに、そしておどけたように言う。


「さぁ、水分補給をしたら始めようか」


「え?」


「最後の試練…私を倒し、且つ第三のブーストを発動してもらう。それが出来なかったら…エアル共々この町に残ってもらうからね。お前が一体外の世界で何をしようとしているかは知らないが、叶えたいことがあるなら死ぬ気で気張りな」


モアはそう言うとエアルが使用している石を投げ渡してくる。


これで強制的に二発使い使用できなくなったスキルを強制的に発動させるようにということだろう。


「嘘でしょ…」


膝に手を付き項垂れる。しかし、ここで諦める女じゃない。


「解りました。私も死ぬ気でやりましょう。ご指導、よろしくお願い致します」


原作/ARET

原案/paletteΔ

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