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魔転語(魔王転職物語)  作者: 暇人
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0話~ マオ~

初めまして、暇人です。

プロローグとなります。



ここは、人間と魔族が争う世界。


古くから人間と魔族は、領土を争い戦ってきた。


魔族の王、略して魔王。


人間の王にして勇者である、勇者王。


二人の王が争う世界


その名を『エルディア』


今、ここに物語が始まる。


第一章〈魔王転職〉


第0話~マオ~


エルディア大陸のある王都【エリシオン】


ここに、一人の男とスライムが居た。


「マオ様、本当に人間の町に来て大丈夫なのですか?今は魔族と人間は争う関係です。」


マオと呼ぶのは、水色のスライム。


「シャルル、そんなに焦るな大丈夫だろ」


この銀髪で端正な顔立ちの青年、名をマオ・テンペスト。


そう、この青年こそ魔族を率いて人間と戦ってきた。


魔族の長【魔王】である。


しかし、なぜ魔王である。この青年が人間の町に居るのか。


魔族の侵略。


ではなく


【元魔王】となってしまったからだ。


話しは簡単だ、マオは魔王として魔族を治めていたが、幹部に裏切られ下克上をされてしまったのだ。


魔王の座を奪われただけではなく、人間になる魔法の薬を盛られてしまい。


魔族から人間になってしまい、ましてや王の座を奪われ部下も失いそして居場所を失くした。


そこから、唯一の腹心である。


一匹のスライム。


その名をシャルルと共に人間の領土まで逃げてきたのだった。


「マオ様、これからいかがしますか?」


「わからん」


人間の領土まで、逃げてきたはいいがこれからどうすればいいかマオにはなにも考えつかない。


しかし、このままではダメだと考えていると1つ思い浮かんだ


「そうだ!勇者に会いに行こう」


マオは、長年争ってきた人間の王であり、勇者に会いに行くことを決意するのであった。


「マオ様!?正気ですか!?下手したら消されますぞ」


「うーん、大丈夫だろ、あの爺勇者なら」


好敵手の顔を思い浮かべながらマオは、勇者が居る城に向かうのだった。


これから、マオ・テンペスト


【元魔王】の第二の人生が始まるのだった。


次回、第1話~勇者王~


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