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悪役令嬢が王太子に掛けられた魅了の呪いを解いて、そのせいで幼児化した結果  作者: 下菊みこと


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シャルとおやつ

今日も今日とてシャルに会いに来た。


シャルをたくさん可愛がって、そしてシャルとおやつを食べる。


「ヴァレール様、今日のお茶はわたくしのとっておきのお茶ですのよ!」


「わあ、楽しみだな」


そう言って頭を撫でればにこっと笑う。


最近の僕は、シャルのこの笑顔を見るために生きている気がする。


もうすぐシャルも元に戻る頃だろう。


大人に戻ったシャルも、この笑顔を見せてくれるだろうか?


「シャル」


「はい?」


「大人に戻っても、また笑顔を僕にくれるかい?」


「もちろんです!」


もう一度にこっと笑う。


そして僕にお菓子を差し出した。


「はい、あーん」


「え、あ、あーん」


お菓子は甘くて美味しい。


まるでシャルのように。


「ふふ、さあ、お茶もどうぞ」


「うん、いただきます…すごく美味しいね」


「でしょう!?」


パッと花が咲くような笑み。


可愛すぎる。

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