短編 隠れハイスペックボッチ 人助けしたら次の日から学校一綺麗なギャルに振り回されることに?
初です
これまで読専だったんですけど書いてみたいなと思っていたので挑戦です!!
チャイムが鳴り、教師が授業を終了させるとクラスメイト達がそれぞれの友人とこれからの放課後の予定を話し始めた
「俺には関係ないけどね」なんて帰宅の準備をしているのが、能勢 奏斗である、目つきが悪いことを気にしている奏斗は目元が隠れるほどに髪の毛が長く、どこに売ってるんだ? と言いたくなるようなダサい眼鏡をかけている、その上普段からあまり話さないためクラスメイトは
近づきずらいと思っておりクラスでボッチになってしっまたのだが、元から一人でいつ事の多かったこともあり余り気にしていなかった奏斗は今日も今日とて学校が終わり次第アルバイトに行くのであった
アルバイトが終わり一人暮らしの家に帰ろうとしていると路地裏から「やめろよ」「気持ち悪い」
と女性のそんな声が聞こえてきた
「こんなの聞こえたら知らないふりなんてできないよな~」と下ろしていた髪を後ろで束ねて眼鏡を外した
『カワイ子ちゃん、おじさんと今夜遊ばない?」と酔った男がうちの制服を着たギャルに詰め寄る
「何やってんだ」
「誰だよ、今良いとこなんだから邪魔すんじゃねーよ」そう言いながら後ろに振り向いてヒィィと情けない声を出しコケながら逃げ出した
「大丈夫ですか?」
「まじ助かったわ」とギャルが言う
「てかあんたウチと同じ制服着てんね?何年?」
「一年」
「マジか後輩じゃん!助けてくれたお礼したいから名前教えてよ」
「いや お礼が欲しくて助けた訳じゃないしからいらないです
あっ時間すみません、この後スーパーの特売品なくなちゃう じゃあ!」
「あっ」
髪の毛と眼鏡を元に戻した奏斗は人助けした帰りスーパーの特売品を購入しほくほく顔で帰途に就くのであった
自分が助けた女性がまさか学校一綺麗なギャルで有名な3年の |北島 凛咲希だなんて考えもせずに
次の日の昼休み奏斗が自作のお弁当を食べていると廊下が騒がしくなりなんだ? と思っているとうちのクラスにギャルが入ってきて
「 能勢 奏斗くんて誰かな? いたら手をあげて」
と言い出しためんどくさそうなので無視しているとクラスメイトが奏斗を指さしてこいつですと奏斗の前に連れてきた
「あんたが昨日凛咲希を助けてくれた奴? 聞いてたのとだいぶイメージ違うんだけど
まあいいや屋上までついてきてくれる?」
逃げ切れそうになさそうだったのでそのまま奏斗はギャルの後ろをついて屋上に上がった
すると昨日助けた女性ともう一人知らない女性が待っていた
「昨日ぶり ウチは北島 凛咲希って言うのよろしくね
それと君昨日立ち去るときに生徒手帳落として行ったでしょ」
と言いスカートのポケットの中から俺の生徒手帳を取り出し渡してくる
「ありがとうございます」
と言い受け取る
「あと後ろの二人は、うちの友達 こっちのぽわぽわしてるほうが 丸橋 結芽
でこっちのが南 瑠海 よろしく」
これが俺の学園生活がハチャメチャになる元凶の三人との出会いである
短編 完
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