あなたも、私も、レビューをもらうには、この方法しかありません! 修行編その1
君のことが、好きです。
あなたは、レビューが欲しいですか? 欲しいですよね。当然、自分も、そうです。
自分が、初めてレビューを頂いたときのうれしさときたら、思わず、自宅のリビングで、土俵入り(雲竜型)をした後、弓取り式まで執り行ってしまったくらいです。
すいません。嘘です。
……そ、そこ! お願いだから、七生の化粧まわしと土俵入りを想像するのは、止めるように!
そんなことはさておき、「まずは、自分でレビューを書いてみましょう!」なんて言っている手前、レビュー普及委員会の会長(自称)である、自分は、前回のエッセイの後も、あらたな取り組みに、日夜挑戦し続けているのでした。
◇
ところで、みなさん。我らが「なろう」には、いくつの大陸があるかご存じですか? 『異世界〔恋愛〕』大陸や、『ハイファンタジー〔ファンタジー〕』大陸、あるいは、『異世界転生/転移』大陸だけが、なろう世界だと思わぬなかれ。他にも数多くの大陸や島々が存在するのです。後は、各自お調べください……すいません。当たり前のことを言ってしまいました。
この日も、私は、なろうの海をサーフィンしつつ、自分の食指が動くような作品は、ないかな~と、探していたのですが、そこで、見つけたのは……何と、童話。 しかも、作者様は詩人の方。
そこで、私は無謀な行為を断行したのでした。日頃から、他人様に、下手でもいいから、書いて送れ! 書くうちに慣れる! 下手で上等! なんてことを言い散らかしている手前、自分にも、何らかの負荷をかけなくては、申し訳ありません。ならば、どうすれば……。
そんなとき、あるフレーズが、自分の脳裏に舞い降りたのでした。
「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」
そう。私は会長として、怯むわけにはいきません。無謀にも、詩人でもある作者様の童話に、詩でレビューしてみることに挑戦してみました。
異世界長編ファンタジーを主戦場とする作者ですので、このような挑戦をするなど、無謀にも程があります。
例えていうなら、当時、世界最強と言われていた、ボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド=アリに挑んだアントニオ猪木の心境とでもいいましょうか……。
ちなみに、作者であられる、星花 愛 様は、「なろう」の詩のジャンルでは、表紙の常連様。いわば、大御所。その道のお人です。
方や自分は、詩なんて書いたことのない、ずぶの素人。何と、人生初めての詩が、レビュー! い、いいのか、こんなことして……。
しかし! 会長自らせずして、こんな無謀な活動を誰がする。某、SF戦艦アニメの歌詞にもあるでしょうが。「誰か~が、それを~、やらね~ば、ならぬ~」って。みんな、骨は拾ってね。
そして、書いたのがこちら。
◇
いやされたいあなたに
投稿日:2021年07月22日 22時43分 編集
あなたが、頑張り屋さんなことは知っています。
あなたが、優しい人だということも知っています。
そんな、素敵なあなたが、
ふと、止まり木に、身を寄せるように、
ちょっと休みたい。そんなときもあるでしょう。
いいですよ。いいのですよ。
あなたは十分に、がんばっています。
そんな、遠慮しないで。
思う存分、ゆっくりしたっていいのです。
そんなあなたに。
どこまでも、あったかくて、やわらかな癒しの世界。
どうぞ、ごゆっくり。
だれも、責めたりなんてしないから。
今は、何も気にしないで、
思う存分、ゆっくり休んでください。
作品タイトル:転生少女と異形の少年
作者:星花 愛
◇
作者様には、喜んでいただきましたが、首の皮一枚の、ぎりぎりの死闘でした。もう、無理っす。
死闘を終えて、息も絶え絶え。控室でグロッキーになっている自分に、さらなる試練が、待ち構えていようとは、このときは、思ってもみなかったのでした。
…………。
ピンポーン♪
「こんちゃ~っす!」
のんびりとした陽だまりの休日の午後、私の隠れ家に、ひとりの獣人の男の子が、もふもふ尻尾をふりふり、遊びに来てくれたのでした。
(続く)
後編もお楽しみに~。




