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3話

 あの日から1週間が経ち俺は今自衛隊の車で例の渦へと向かっている。


「あと5分ほどで到着する予定なので皆さん降りられるように準備をしてください」


 その声を合図にみんなが準備をし始めた。俺も頭を切り替えてしっかりと準備するか。まずは荷物のチェックをしよう。集合場所でもらったバッグと携帯食料それからサバイバルナイフ。会場ではこれだけしか貰えなかったが自分でもいくつかマッチとチョコレートを5枚持ってきた。なぜこれかというと正直なところ何をもっていけばいいかわからなかったからだ。だって考えてみろ突然サバイバルすることになって好きなものもっていけって言われても名に持っていけばわかんないだろ?。それからなぜライターではなくマッチかというとライターでは前に説明があった車同様持っていけないかもと思ったからだ、そこでマッチならぎりぎりセーフかと思い持ってきたのだ。それにこれ以外で火のつけ方とか木の棒を使って摩擦でつけるやり方しか知らないしね。それよりもものすごく楽しみだな向こうへ行くとランダムに3個のスキルが自分のステータスに付与できるそうだしかも渦があった場所からもう一度入り込みこちらへ戻ってきてもステータスは残っているって言ってたから失われることもない。


「ついたので皆さん降りてください、降りたら各自準備が整った人から渦へ入ってください」


 おっとスキルやらなんやらと考えていたらもう着いたようだ、異世界へは俺が一番乗りだ、そう心に決めて俺は思いっきり走り出す。するとすぐ近くに黒い渦が見えた。あれが渦か思いの他距離が近くすぐに渦の前へ来た。


「もう準備が整ったんですか?では気を付けて行って来てください。それから帰還はいつでもいいので全部あなたに任せます。こちらにはない鉱物などを見つけた場合は政府から謝礼金が出るのでぜひともお願いします」


 俺はそこにいた人の話が言い終わると同時に一歩を踏み出した。真っ暗な終わりが見えない闇にも見えるがそんな恐怖にも負けないくらいの大きな一歩を。


 急に真っ暗から一面緑に変わった、渦を抜けたと理解するのに5秒ほどかかった。するとピコーンと機械音のようなものがなったそして勝手にステータス画面が出てきた。まず最初に説明が出てきてステータスオープンと頭の中で考えるか口にすれば勝手に開くそうだ。その説明の後に自分のステータスが表示された。


名前 小林龍司

種族 ヒューマン

HP   100

MP   100

攻撃力 15

防御力 12

素早さ 9


スキル 成長効率超微小上昇  雑魚テイム  神運



 なんか脳筋みたいなステータスが見えるんですけど。しかもスキルがわけわかんない。おっ!長押しにしたら説明文が出てきた。


成長効率超微小上昇 経験値の貰える量が1.05倍になる。


 すんごい微妙なんですけど、このスキルはないよりはマシ程度に考えておこう。


雑魚テイム Lv1~2の生き物しかテイムできない。


 ほんとにそのままの意味で雑魚だし。


神運 神のような運を持っている


 これはあたりかな?具体的に書かれていないからよくわかんないかな。


 とりあえず俺のこれからの異世界生活不安!!



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