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夏の音色

作者: 翡翠 白亞

こんにちは。翡翠です。

9月ですが・・・まだまだ残暑が厳しいので夏をテーマにした詩を2本書きました。

―僕だけの夏を抱きとめていたい―


夏が着たね 君と初めて出会った夏だね

もう1年・・・時、過ぎたね

けれど どの夏も同じでなくて

夏は春のようで

出会いも別れもある季節だからね

君とまた過ごす夏の行方はさざ波のようで

引いては戻る アンバランスなのです

そんな夏を共に過ごしてきた

僕だけの夏を抱きしめていたい


夏の情景の輝きに惑わされぬように

君を離したくない 離さない 

僕だけの夏を抱きとめていたい


今まで紡いできた 君との季節

そこに真実はあるのか? 疑うけれども

心は本音だけで 夏は特に意地悪だね 

いろんな思いや目くらましが僕を襲ってくる


夏の情景にまぶしさに惑わされても

振り払い、君を離さない

互い、海岸走りあっても

この夏が終わっても追いかけていきたいから


この夏に終わりが無いように・・・

冬がきても 僕と君の夏は終わらぬように





―夏の大三角-


ふと見上げた夜空に

曖昧な星が結び合っていた

夏の大三角 僕たちみたいね


何気なく繋がっている三人ですが

表とは裏腹に気持ちは同じようで曖昧

バランスが不規則で今にも崩れそう 壊れそう

それでも何気に繋がっているのは

互い、通じ合えるだけで満たされているから


どんなに愛し愛するとしても

それは届かぬ思い

夏の大三角 曖昧な僕達ね

いつまで気持ちに嘘をつけていられるかな


迷い惑い今がある三人ですが

仮面をつけて笑うけどもそれでも迷っている

どうしていいか分からず今以上も以下も求められなくて

壊れそう 崩れそう

それでも通じ合う何かが三人はあるんだ

この三人だからこそ結び合えると思えば幸せで


どんなに思い思いあったとしても

それはすれ違う思う

大三角 大きなすれ違いね

この線が絶えないよう、でもいつまで嘘でいられるかな



「それでいいんだ」「今でいいんだ」

それぞれ言い聞かせて 仮面をつけている

夏の大三角 曖昧ね

迷い迷ってしまうけど

僕達三人、ばらばらになるよりも今の関係があるほうが

0よりも心地よいんだ 


どんなに愛し愛するとしても

それは届かぬ思い

夏の大三角 曖昧な僕達で

いつまで仮面をつけていられるかな?

時々ぶつかる恋心ですが

今があることはとても幸せと言えよう

だからこのままでいいんだ

そうしよう・・・


いつか、この手に自分の星を手に入れよう・・・


夏の大三角、曖昧ね

でも、それでも一緒なんだよ


最後まで読んでいただきありがとうございます!


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