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人間観察が趣味は体のいいストーカー

僕は今社内にいる


社員1「最近ドラゴンの調子悪くてさー」


当たり前のようにファンタジーな言葉が交錯する


僕はたまにこの感覚に麻痺することを恐れ身辺整理をして頭をリフレッシュさせている


まずは、

魔王さんは

コイツはこのカオスでうるさい世界の原因を作った張本人。

次元融合という向こうの世界では禁忌とされている魔法のひとつをつかって自分の世界と僕たちの世界を融合させたらしく

その副作用はかなり重いもので普通の魔法兵士が使うと失敗する確率が高くたとえ成功しても正気を保つことができないと言われているらしい。

魔王さんも副作用は僅かではあるがあるらしく、以前は使えた魔法などの効果が不完全に作用したりなどとするらしい。

他にも言語交換や指先から風が出るなど微妙な魔法しか使わない


魔王の一人娘でとんでもない反抗期を送っていたおてんばガール

最近高校で友達ができつつあり、

男子より評判も悪くないらしく

先週で二人に告白されたらしい【執事談】

魔法などは苦手で信じるものは己の拳のみ、その戦闘スタイルは母親譲りだとか


執事

常に魔王や娘さんを影より見守ってる

平日の買い出しは執事の担当で買い物先でおばちゃんのネットワークを活用し様々な情報を仕入れている。

だがその大半は安売りやバーゲンセールなどの情報以外意味がないと娘に言われ枕を濡らすことが少なくない

魔法などは使えないが、隠密で有名な家系の人間らしく気配を消したりは得意


三つ首

油断してると地獄いき。

娘以外の命令はそれなりの対価がない限り聴かない


斎藤魔王

近所のジジイ。

よくガラスを割られるが子供に対しては怒る以上のことはしない。

魔王にライバル認定されているが迷惑でしかないらしい。

ストレスで白髪がふえたことが悩み


魔王妻

魔王の部屋に写真が置かれてる

当初は死んだと思っていたが

聞くとハワイにバカンス中

ハワイは意外と日本語しゃべれる人が多くてビックリしていたとか。

半年に一回手紙を送ってくるがあまりの字の汚さに古代文献と間違えられてペン習字を通信で習い始めた。


渚「よし…次は…ってもうこんな時間だ。」

これから頭を下げて契約をとらなければいけない。


まだキャラの濃い人はいるが

そこまで整理すると濃すぎて胃が持たれてしまう

ここらがキリがいいだろう



ーそのころー


執事「申し訳ございませんが魔王さま。こればかりは…」

魔王「我輩のエクスカリバーが…」

小学生「やーい。無職王のザーコ♪。さっさと定職に就け」

小学生「これからは執事さんがこの公園のボスだからな!」


小さな革命が起こっていた



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